米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年5月21日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --やや高値寄り付き、安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 293 - 92 1/2 293 3/4 287 1/2 290 - 2 1/4 228260 -1842
SEP 04 285 3/4 - 85 1/2 287 1/4 281 3/4 284 3/4 - 3/4 49554 +1473
DEC 04 282 1/2 - 82 284 278 281 - 1 1/2 302398 +1931
MAR 04 286 1/4 288 283 1/2 286 - 3/4 24387 -58
MAY 05 289 290 287 1/2 290 - 1/2 6426 +63
JUL 05 291 291 287 1/2 288 1/2 - 1 7834 +171
            630412 +2076

大 豆                  --やや高値寄り付き、まちまちの引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 875 1/4 - 71 880 852 872 1/2 + 3 1/2 110614 -2866
AUG 04 817 1/2 - 17 820 800 1/2 812 1/2 - 3 1/2 20227 +333
SEP 04 736 - 35 738 722 728 3/4 - 3 3/4 9890 -193
NOV 04 683 - 82 688 678 1/2 684 + 1 56783 -68
JAN 05 684 - 83 688 1/2 681 684 - 1 1/2 4294 -40
MAR 05 683 685 677 685 + 2 3066 +110
            208023 -2706

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 28200 -30 JUL 2905 +40 JUL 368 1/4 - 2 111.88 - 112.16
AUG 26520 -60 AUG 2837 +38 SEP 376 1/2 - 1  
SEP 24630 -120 SEP 2745 +15 DEC 385 - 2 3/4  
OCT 22280 -20 OCT 2583 +3 MAY 393 - 2  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

強材料に欠け、中西部においてクロップにとっては理想的な天候が展開される中、本日も弱気な相場となった。昨日引け際の上昇のフォロースルーから、若干高値にて寄り付いた後は、時を待たずして下げ、7月限で288.0をつけることとなった。中国政府が近々コーンの追加輸出枠を発行しそうであるとの報告が入ったことが弱材料とされた。しかしそのレベルでは商業筋の積極的な買いが入ってサポートされ、引けにかけて値を戻す展開となった。しかし上げ幅は限られ、各限月安値引けとなった。7月限は2.25セントダウンの290.00として引けている。

 

(大豆) 

ベルト北部を中心に降り続いている雨は、クロップの成長には恵みの雨だが、未だ作付けが終わっていない地域もあり、大豆にとってはやや強気に捉えられだしている。昨日の下げに対する行き過ぎ感もあって、寄り付きは前日比やや高値で取引された。しかしその後は大きく値を下げ、一時は7月限で852.00となる場面も見られた。中国の搾油業者の動向が不安材料視されていることがマーケットの重石となった。その後は程なく値を戻し、引けにかけては方向性に欠ける相場となり、引けをまちまちとなっている。7月限は3.50セントアップの872.50として引けた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では5,200枚の売り越し、大豆市場では売り買い同数量であったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約89,700枚のロング、大豆では17,200枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

中西部では昨日北東部を中心にところによっては3.5インチもの雨が降った。シカゴにある当社のオフィス周辺も、夕方には一時激しい雷を伴った土砂降りの雨となった。週末もこの雨はベルト北部を中心に続き、来週は南部を中心とした雨となろう。クロップに成長には理想的な天候が続くと言える。一部では大豆の作付けの遅れが発生しているが、影響は限られる。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月26日〜5月30日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N N/A
東部ベルト B/N A

昨日と変わらず、潤沢な雨が予報される。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (5月18日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ロング    18,304 ロング    9,800 ロング   17,457
大豆粕  ロング   20,905 ロング    4,500 ロング  16,671
大豆油  ロング   22,069 ロング   16,900 ロング     8,878
コーン  ロング   103,986 ロング   105,100 ロング     63,892
小麦  ショート       381 ロング    3,000 ショート     1,363

コーンはニュートラル。大豆3品には弱気な内容となった。

 

2) USDA 週間ローンデータ ( May 18 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 713.0 -24.7 0.0 0.0 611.6 25.5

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 49.1 -2.1 0.0 0.0 107.3 2.2

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

大きく下げた先週と比べて、今週は弱気ムードの中ではあったが確りとしたサポートも見た1週間であった。現在の相場は、まさに天候相場であり、中西部においてクロップに成長にとっては理想的な天候が行きわたっていることが相場の頭を押さえつけている。ファンド筋はそのポジションを大きく手仕舞ったが、未だにネットロングは10万枚近く残っており、これもまたプレッシャーとなっている。しかし予報などというものは突然変化するものであるので、現在の弱気ムードにつられて余り待ちすぎるのは危険であると考える。実際、ある予報家によると、天候パターンは6週間毎に変化する傾向にあり、現在の天候パターンは来週で5週目を迎えるとのこと。その理屈から行けば、6月の一週目からはドライパターンとなるかもしれない。国内ではエタノールに牽引された需要は今のところ衰えを感じさせないし、輸出マーケットでは米国の立場を脅かすような競争相手が不在の状況が続いているので、ちょっとしたことでマーケットの方向が大きく変化するというリスクを常に頭に入れておかねばならない。

大豆相場は今週中国関連のニュース・情報にプレシャーを受け続けた。中国は今や世界一の大豆輸入国で、米国にとっても一番の得意先であるので、今後も同国の状況の変化に対して過敏に反応せざるを得ないであろう。一方で、本日の相場では継続する雨による作付けの遅れが話題に上り始めた。今週の作付け進捗報告では平年のペースを19%上回る54%の進捗率が報告されているだけに今のところ大きな懸念材料にはなっていないものの、週明けの報告によって平年のペースに大きく近づいていることが証明されれば、その時点から現在の天候パターンが大きな強材料として認識され、トレーディングレンジが大きく上にシフトし、11月限で再び7ドル台後半を目指すような展開も有り得る。(K)


 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)