米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年5月25日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --高値寄り付き、大きく高値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 302 - 01 1/2 305 300 1/2 303 3/4 + 7 3/4 224524 +2569
SEP 04 298 299 3/4 296 299 1/4 + 7 1/2 49937 -297
DEC 04 295 - 94 1/2 297 293 1/2 296 1/2 + 7 1/4 303760 -1245
MAR 04 299 1/2 - 99 301 298 1/2 300 3/4 + 7 24477 +199
MAY 05 303 1/4 - 03 304 1/2 302 304 1/2 + 7 6837 -38
JUL 05 301 304 301 303 1/2 + 7 7580 -298
            628901 +3567

大 豆                  --高値寄り付き、高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 876 - 73 896 873 882 1/4 + 16 1/4 108072 -119
AUG 04 825 - 22 841 1/2 822 830 + 18 1/4 20967 -71
SEP 04 749 - 48 760 1/2 747 750 1/2 + 12 1/2 9441 -204
NOV 04 707 718 706 1/2 710 1/4 + 11 3/4 55505 -966
JAN 05 709 - 08 718 1/2 708 711 + 12 4353 +10
MAR 05 707 715 1/2 707 709 + 10 1/2 3198 +9
            204939 -1179

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 28700 +720 JUL 2874 +45 JUL 378 - 1/2 111.82 - 112.73
AUG 27300 +700 AUG 2821 +49 SEP 384 - 2  
SEP 25700 +550 SEP 2744 +46 DEC 395 1/2 - 1  
OCT 23450 +500 OCT 2579 +19 MAY 401 1/2 - 2 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

前日のフォロースルーと、継続する雨勝ちな天候による洪水の報告が強気ムードを煽り、デイリーチャート上でギャップを付け、寄り付きから前日比5-6セント上げての取引となった。上げた値位置でも売り意欲が多く見られなかったことはファンド筋を買い手に回らせ、セッションを通じてやや強気な展開が続いた。流れは最後まで変わらず、各限月大きく高値引けとなった。7月限は7.75セントアップの303.75として引けている。

 

(大豆) 

前日のフォロースルーと、降雨過多によるベルト北部での作付け遅延懸念などが強気ムードを煽り、各限月前日比7-10セントアップにて寄り付いた後も、前半は勢い良く値を上げる展開が続いた。メキシコがサビ菌もしくは防カビ剤へ恐れからブラジル産大豆の買い契約をキャンセルしたとの噂が流れたことも本日のマーケットをサポートした。一時は7月限で前日比30セントアップとなる896.00を付けたが、その後は徐々に値を崩した。しかし下げ幅は限られ、結局各限月大きく高値引けとなっている。7月限は16.25セントアップの882.25。


 

本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約94,700枚のロング、大豆では18,200枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日はイリノイ西部・アイオワ・ミネソタ・ミズーリなどを中心に全体の60%の範囲で1.25インチ。しかし所によっては(特に主産地地域)4インチまでの報告が上がっている。今後2日間についてはベルト南半分にこの降雨システムは移動する見込み。週末に向けてはベルト北西部に次の降雨前線が到来し引き続き雨がちな状況が継続しそう。特に主産地であるイリノイ・アイオワ・ミネソタあたりへの集中豪雨などの推移には注意が必要。今後相場材料に持ち上がれれる可能性が高まる。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (5月31日〜6月4日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト B N/A
東部ベルト B A

気温は低め推移で降雨は平年以上、といったパターンが継続。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  5/25/04 5/18/04 5/11/04 5/4/04 4/27/04
大豆  60 59 84 84 81
大豆油  53 54 69 73 75
大豆粕  66 64 88 86 80
コーン  73 66 70 83 78
小麦  53 50 53 64 55

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

今週に入ってから問題視され始めた降雨過多により、今日もまた強気な相場を迎えた。雨勝ちな予報はまだ継続中であり、この材料によって12月限が310セントまで上昇する可能性はあると見ている。しかし、それ以上に相場を持ち上げる材料になる可能性は低いのではと考える。発芽前のフィールドにおいて降雨過多により水が溜まってしまった場合にはクロップが腐ってしまうケースがあるし、窒素肥料が流されてしまう場合もあり、イールドの低下は否めない。しかし、ショートクロップの再作付けを行うなどして、大抵の農家は壊滅的なダメージを回避することができる。一方、夏場の高温乾燥には特効薬がない。よって相場が本格的に高値を目指した動きとなるのは、夏場のHOT&DRY懸念が言われ出すころからであり、それは6月半場辺りからになろう。そして今年はベースにあるファンダメンタルズが非常に強いため、天候懸念に対しての相場の反応の仕方がより大きくなる。よって、プライシングに関しては現在のレンジで推移している内はある程度買い進めておいて大損はしないと考える。

本日、ミネソタ州のマヨクリニックという病院で狂牛病患者が出たという噂が流れたが、病院側は否定している。この噂を受けて、ライブストック市場は本日大きく安値引けとなった。噂が現実のものとなれば穀物市場も一時的に下げるなどの影響が考えられ、要注目ではある。(K)

 

(大豆)

大豆は5月に入ってからの急落劇に先週で終止符が打たれたという認識からかようやく方向転換し始めたようであるが、現在の値動きを支配するものはこれまでのショートカバーが中心だと思われる。従い現時点で一気に上昇に転じる相場にはまだ見えない。今後の天候推移を中心とした材料がが市場の目先の動きを作るベースになる。11月限は本日窓を開ける動きとはなったが、再びの6ドル台相場もまた十分考えられる。(A)


 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)