米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年5月26日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --高値寄り付き、安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 305 - 04 305 300 300 3/4 - 3 224110 -414
SEP 04 300 1/2 - 300 300 1/2 296 296 1/4 - 3 50951 +1014
DEC 04 298 - 97 1/4 298 292 1/2 293 1/2 - 3 307992 +4232
MAR 04 302 1/4 - 02 302 1/4 297 1/4 298 - 2 3/4 24735 +258
MAY 05 304 3/4 304 3/4 301 1/4 301 3/4 - 2 3/4 6744 -93
JUL 05 304 1/2 - 03 1/2 304 1/2 301 301 - 2 1/2 7608 +28
            634351 +5450

大 豆                  --高値寄り付き 、期近を中心に安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 888 - 86 894 865 872 - 10 1/4 107273 -799
AUG 04 838 - 37 1/2 844 820 823 1/2 - 6 1/2 20660 -307
SEP 04 757 - 56 758 745 749 - 1 1/2 9406 -35
NOV 04 713 - 12 1/2 716 701 709 - 1 1/4 55471 -34
JAN 05 715 - 14 716 704 710 1/2 - 1/2 4381 +28
MAR 05 711 712 701 709 1/4 + 1/4 3332 +134
            204427 -512

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 27730 -970 JUL 2886 +12 JUL 381 1/2 + 3 1/2 111.46 - 111.54
AUG 26650 -650 AUG 2824 +3 SEP 390 1/2 + 6 1/2  
SEP 25200 -500 SEP 2737 -7 DEC 401 + 5 1/2  
OCT 23130 -320 OCT 2568 -11 MAY 407 1/2 + 6  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

前日のフォロースルーと商業筋の積極的な買いにより、寄り付きは前日比やや高値にて取引された。モロッコがコーンの輸入関税を35%から17.5%に引き下げたという報告があったことも若干強材料視された。その後、前日の高値をトライするも上へと抜けなかったことが失望売りを呼んで、セッションの大部分はダラダラと下げる展開となった。結局は各限月安値引けとなり、7月限では3.0セントダウンの300.75セントとして引けている。

 

(大豆) 

前日のフォロースルーとTOO WETな天候が強材料視されたことにより、各限月前日比やや上げて寄り付いた後は、特に期近を中心にして弱含む展開が続いた。昨日噂が出たメキシコや中国による米国産大豆の買い付けは真実味が薄いのではとの考えは売り材料となった。南米産大豆の期近のベーシスが弱含んでいることもあって流れは変わらず、7月限は10.25セント安の872.00、11月限は1.25セント安の709.00として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では2,500枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約91,700枚のロング、大豆では15,700枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日はミズーリ中央部、インディアナ・オハイオ南部、ミシガンなどで全体の30%の範囲で降雨を見た。雨量は1.75インチまでだが所によっては3.5インチまでの豪雨となっている。週末に向けても雨がちな天候パターンに変化なしと予想されている。 週末までにはアイオワ・ネブラスカ東部・ウィスコンシン・カンザスなど既に十分ウェットな地域でも降雨が見込まれ、一部洪水の懸念も出てきている。 先週と比較して懸念材料が増えたのは事実であるが、総じて今後の発芽或いは収量確保には悪くない雨、という評価が中心となっている。

 

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月1日〜6月5日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト B B/N
東部ベルト B N/A

気温の低め推移は変らずも、西部産地における降水量が平年並みへ、という予報に変化。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) *( )内はマイナス

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 150-350 329.3
コーン 700-1,000 786.7
大豆(旧穀) minus25 -50 18.3
大豆(新穀)

25-75

39.6

大豆粕

25-50

43.6

大豆油

26-30

0.5


 



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    5/23の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      101 101
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   102 102

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

アイオワの中央部のかなり広い地域と、ウィスコンシン南部ではこの1週間で降水量が7インチ近くに達しており、水に浸かった畑もかなりある模様である被害の程度に関しては要注目である。しかし昨日も書いたが、降雨過多による被害は、(94年のような大洪水の年を除いて)生育期にある程度回復することができ、致命的な被害とはなりにくい。マーケットもそのように認識していることが本日の動きにも繋がっていると考えられる。先週までは弱気一辺倒の天候材料が今週に入って一転して強気な材料となったように、6月に入れば日々変化する予報に対してより敏感に相場が反応することとなるが、目先の焦点は、来週初めから予報されているドライ気味の天候パターンがどの程度継続するのかという点になろう。3月の月間エタノール生産量はまたもや過去最高を記録し、これで6ヵ月連続の記録更新となった他、需要面の衰えは今のところ感じない。現在のレンジ(7月限で280-310セント)に落ち着いている間にプライシングはある程度進めておくべきかと考える。(K)

 

(大豆)

市場は、昨日の中国の西海岸積買付けへの動き、或いはメキシコのブラジル大豆輸入に関する否定的な情報といった、米国大豆の輸出サイドを刺激する材料を本日共に否定する結果となった。先週までの急落トレンドにはけりが付いたものの、再び鮮明な上昇トレンドを見るまでにはもう暫くの時間が必要か。短期的にはもう一段の下げもあり得るが今後のトレンドを下向きと見るべきではない。特に11月限はこれから夏場への道を考えると6ドル台は確実に抑えて行きたいレベルだと考える。

一部天気予報家よりは、6月後半から7月にかけてのHOT&DRY予報が出ている。コーンにとっては今後の注目材料。しかし同時に8月にはCOOL&WET、大豆生育には悪くないパターン。11月限の現値位置を更に押し上げるにはもう暫くの時間と天候材料が必要となってくる。(A)

 


 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)