米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年6月2日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --高値寄り付き、まちまちの引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 327 1/2 - 25 327 1/2 320 321 3/4 - 2 1/4 210467 -1921
SEP 04 321 1/2 - 21 322 1/2 317 319 3/4 + 0 58911 +1889
DEC 04 320 1/2 - 19 1/2 322 316 1/2 319 1/4 + 2 308283 +547
MAR 04 323 1/2 - 23 324 1/2 320 322 1/2 + 1 26618 +370
MAY 05 327 - 26 3/4 327 323 325 1/2 + 0 7120 +41
JUL 05 325 326 1/4 323 324 1/2 - 1/4 8081 +397
            631739 +1437

大 豆                  --まちまちの寄り付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 866 - 64 867 845 849 1/2 - 14 1/2 100006 -1614
AUG 04 831 - 30 1/2 831 816 818 1/4 - 6 3/4 23715 +142
SEP 04 767 - 65 767 752 1/2 755 1/2 - 8 1/2 9539 +221
NOV 04 733 - 30 734 717 719 1/4 - 15 1/4 55265 +753
JAN 05 731 - 30 1/2 733 721 721 3/4 - 14 1/4 4611 +106
MAR 05 727 - 24 727 717 720 - 13 3729 +187
            201049 +62

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 26620 -750 JUL 2896 -55 JUL 375 -13 1/4 110.31 - 110.47
AUG 26050 -650 AUG 2857 -48 SEP 384 1/4 -13  
SEP 24780 -370 SEP 2784 -56 DEC 394 3/4 -12 1/2  
OCT 23150 -670 OCT 2650 -47 MAR 402 -12  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

前日からのフォロースルー、TOO WETな天候懸念から昨日に引き続きファンドを中心に買われ、1-3セント上げて寄り付いた後、期近は行き過ぎ感もあって若干弱含む展開が続き、2.25セント安の321.75として引けを迎えた。未だに作付けが終わっていないコーンのフィールドが210万エーカー程度あるという報告が新穀限月をサポートし、12月限は上げた値位置をキープし、2.0セント高の319.25として引けている。

 

(大豆) 

昨日のリミットアップに対する行き過ぎ感もあり、弱気な一日となった。寄り付き時は、期近がやや強気、先はやや弱気にて取引されたが、その後各限月値を下げることとなった。中国関連の新たなニュースが入ってこなかったことも若干ではあるが心理的な弱材料とされた。アイオワ州の大豆畑のうち約5%において再作付けが必要とされるという報告があったことなどが買い材料とされ、昼前に一度値を戻す場面も見られたが、それも長くは続かず、引けにかけては再び下げ基調となり、各限月安値引けとなった。7月限は14.50セントダウンの849.50として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では14,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約121,600枚のロング、大豆では16,300枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日はベルト北西部と南東部の周辺地域において0.1-0.75インチの雨が降った。特にミネソタとオハイオに集中した。今日・明日とドライ気味の天候が続くが、金曜の午後にはベルト西部にて雨雲が発達し、週末にかけてベルトを横断する。その範囲はベルト全体の65%に達し、ベルト南西部では特に集中した雨となる。ところによっては雨量が3.0インチに達する。今現在で、約1/4の大豆が未作付けとなっている。今日・明日で作付けはある程度進捗するものの、金曜からの雨により再び遅れが発生すると思われる。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月8日〜6月12日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A N/A
東部ベルト A N/A

降水量が平年を上回る予報は、多少強材料と捉えられる。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

輸出成約高の発表予定が金曜に遅れたため、予想レンジも明日発表される。



【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    5/30の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      101 101
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   102 101

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

コーン:記録を塗り替えるほどの大豊作を達成しなければ期末在庫を維持できないという非常にブリッシュな潜在的要因がある中、非常に早い作付けペース・潤沢な雨が大豊作を連想させ、マーケットの均衡は何とか保たれてきた。しかし、過ぎたるは何とやらで、長雨が各地で洪水を引き起こし、日光の照射量の少なさがクロップの成長を遅らせたため、マーケットは今年の生産量に対して疑問を持ち始めている。TOO WETな状況による被害が致命的なレベルに至る可能性は低いものの、現時点での作柄は昨年と比べて良くないという声が聞こえだしたのも確かである。今の相場は、完全に左に傾いていた天秤の右の皿に少しずつ錘が乗せられていっているような状態を連想させる。「夏場の天候懸念」という錘が乗せられた瞬間、例えそれが小さなものであろうと、天秤は釣合いを保てなくなり、大きく右に傾くこととなる。

一方、大豆マーケットも、南米の作柄が著しく悪化した今、米国産の豊作によってのも世界の需給バランスが保たれるという点ではコーンと似ているが、引き続き中国関連情報に左右されることに加え、天候に関してはコーンからの作付け転換という弱材料が存在するだけに状況は簡単では無い。しかし、DEMAND BULLという状況の下、上値リスクに警戒すべきであるという基本的な姿勢は変えられない。(K)

 

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)