米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年6月7日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --大きく安値寄り付き、大きく安値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 296 - 95 302 1/2 295 300 1/4 - 8 206321 -3133
SEP 04 297 - 96 1/2 303 3/4 296 302 1/2 - 7 71017 +2133
DEC 04 299 - 98 305 297 303 1/2 - 7 1/4 317670 +2211
MAR 04 304 - 03 1/2 309 1/2 303 307 3/4 - 7 1/4 27438 +363
MAY 05 306 - 05 1/2 312 1/2 305 1/2 311 3/4 - 7 7824 +229
JUL 05 306 - 05 1/2 312 1/2 305 1/2 311 1/4 - 7 8125 -160
            650607 +1434

大 豆                 --大きく安値より付き、期近は高値引け、先は安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 818 - 17 859 1/2 816 849 + 10 1/2 94550 -2414
AUG 04 781 816 780 1/2 807 1/2 + 2 1/2 24124 +658
SEP 04 709 - 07 725 707 718 - 13 11543 +1198
NOV 04 673 - 70 690 670 689 1/2 - 8 1/2 57531 +255
JAN 05 673 693 673 693 - 2 1/2 4727 -41
MAR 05 676 - 72 689 672 689 - 10 3676 +15
            200728 -1635

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 26870 + 50 JUL 2853 +12 JUL 363 - 7 109.51 - 109.83
AUG 65950 + 390 AUG 2811 +13 SEP 373 3/4 - 6 3/4  
SEP 24100 - 70 SEP 2731 +10 DEC 384 - 6 1/4  
OCT 21850 - 500 OCT 2602 +14 MAR 392 - 6 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

週末の雨が事前の予報より限られたものなったために急落。週末の雨も限られたが、今週の予報も先週末時点の予報に比べてWARMER&DRIERとなったため、本日のマーケットは大きく売られることとなった。デイリーチャート上で大きなギャップを付け、前日比12セント以上下げて寄り付いた後は、午前中に発表された週間輸出検証高が強気な内容であったことも手伝い、7月限で3ドルのレベルにまで値を戻した。しかしそれ以上の上昇は見られず、その後は動きの少ない相場展開となった。結局各限月前日比7-8セント安にて引けを迎えた。7月限は8.0セント安の300.25として引けている。

 

(大豆) 

先週時点の予報から多少改善した天候を受けて20セント以上と各限月大幅に下げて寄り付いた後は、商業筋に買い支えられ、各限月値を戻す動きとなった。期近はキャッシュマーケットにも支えられて大きく値を戻した一方、期先は天候材料の影響が大きく、限られた上昇幅となった。午前中に発表された週間輸出検証高は予想を下回り、やや弱気な材料とされた。7月限は結局10.50セントアップの849.00として引けたが、期先の上げ幅は限られ、11月限は8.50セントダウンの689.50として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の買い越し、大豆市場でも1,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約120,400枚のロング、大豆では18,900枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

末の前半はベルト西部、後半はベルト東部にて合計ベルトの40%の範囲に雷を伴った降雨がもたらされた。雨量は010-0.75インチ、ところによっては1.5インチとなったが、この雨雲の活動は、本日月曜はベルトの北西部に限定され、その後明日から水曜にかけては寒冷前線の動きとともにベルト北部1/3の地域に雨をもたらすこととなる。木曜にはドライな天候を迎えるが、金曜には新たな前線の活動と共にベルト北西部で雨模様となる。合計の雨量は0.25-1.0、ところによっては2.0インチとなり、範囲はベルトの50%程度となる見込み。雨の中心は、ミネソタ、サウスダコタ、ウィスコンシンの他、イリノイ、インディアナ、オハイオのそれぞれ南部となる。週末の雨の範囲・程度が限られたことにより大豆の作付けが進捗することとなろう。

NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月13日〜6月17日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N A
東部ベルト N A

実際には降水量やその範囲に拠るが、現時点では中立か、若干強材料とされる。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

 

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  6月3日の週  5月27日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  1,039.9 836.8 724.2 35,732.8 28,589.8
ダイズ  24.7 46.6 147.4 22,030.8 26,157.4
小麦 534.5 577.7 366.1 372.1 322.3

コーンには強気、大豆には弱気な発表内容となった。

 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(5/23の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地の発芽率進捗状況》 

  6/6/04 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   99 98 93 94
イリノイ   98 97 90 92
ネブラスカ   98 95 93 95
ミネソタ 99 91 95 93
インディアナ   98 96 79 87
オハイオ 86 82 88 87
ウィスコンシン 73 63 70 79
サウスダコタ 93 83 82 82
ミズーリ 98 96 90 91
ミシガン  67 65 68 79
主要18州平均   95 90 88 90

 

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(3) 6(7) 26(25) 54(49) 12(16)
イリノイ 1(0) 3(3) 16(18) 61(58) 19(21)
ネブラスカ 2(1) 5(4) 32(31) 51(57) 10(7)
ミネソタ 1(2) 4(5) 35(36) 51(52) 9(5)
インディアナ 2(2) 4(3) 14(13) 58(59) 22(23)
サウスダコタ 1(1) 3(4) 20(23) 64(62) 12(10)
ウイスコンシン 4(3) 16(12) 25(28) 41(43) 14(14)
主要18州平均 2(2) 5(5) 25(25) 53(53) 15(15)
18州平均(昨年) 1(1) 5(4) 25(27) 55(55) 14(13)

平均は先週から変わらず。材料としてもニュートラル。

 

《大豆生産主要州の作付け進捗状況》 

  6/6/04 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   95 92 94 92
イリノイ   85 79 82 87
ミネソタ 96 90 96 93
インディアナ 89 84 74 85
ネブラスカ 94 81 91 93
オハイオ 73 67 75 82
ミズーリ 77 62 72 69
主要18週平均 85 77 81 84

 

《大豆生産主要州の発芽進捗状況》 

  6/6/04 先週   昨年同期   5年平均  
アイオワ   87 78 64 71
イリノイ   75 696 56 68
ミネソタ 72 48 68 68
インディアナ 83 75 50 70
ネブラスカ 76 52 60 68
オハイオ 63 54 58 68
ミズーリ 61 51 47 50
主要18週平均 70 55 55 63

ほぼ予想を裏切らない内容にて、中立とされる。


 

*レーガン元大統領の死去に伴う行事のため、金曜日に予定されていた需給報告は一日前倒しされ、木曜日に発表されることとなった。日本時間18日のACE(ナイトセッション)は開かれる。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

コーンマーケットは、週末の間に天候が改善したことによりマーケットは大きく下落し、まさに先週の全く逆のパターンとなった。今のマーケットは上げ幅も大きければ下げ幅も大きい。この4日間の動きを見るとテクニカルにも非常に弱く、この勢いで最近の安値、7月限で287.50をブレイクするのではという声も聞かれそうだが、夏場の天候がUNKNOWNの状態でそこまでの下げを期待するのは早すぎると考える。先月5月にはアイオワ州Emmetsburgにて年間5,000万ガロンの生産能力を有するエタノールプラントの建設が着工された。石化・エネルギー産業と繋がりが深いとされるブッシュ氏が大統領戦で破れるような兆しが見られ始めた場合はエタノール産業にも逆風が吹くと言われるので要注目ではあるものの、プラントの建設ラッシュは続く。大豆マーケットも然り。今日の動きを見ても下値はしっかりサポートされており、今後アップトレンドに向かう予感を十分に感じさせる。引き続き中国関連の情報にはナーバスな動きを見せることとなろうが、旧穀のタイトな期末在庫、現物市場の強さは引き続きマーケットを支え続ける。11月限で7ドル以下では買い。(K)

 

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)