米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年6月9日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --やや安値寄り付き、高値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 296 - 95 1/2 298 3/4 295 1/2 297 1/2 + 1/2 181993 -9180
SEP 04 298 303 297 3/4 3021/4 + 3 1/4 87213 +8287
DEC 04 298 1/4 - 98 303 297 3/4 302 1/2 + 3 1/4 315928 -1478
MAR 04 302 307 1/2 302 307 + 3 1/4 27352 -26
MAY 05 305 1/4 311 305 1/4 310 1/4 + 3 7910 -5
JUL 05 305 1/4 310 1/2 305 1/4 309 1/2 + 3 8190 +8
            640774 -2352

大 豆                 --まちまちの寄り付き、 やや安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 850 - 48 863 848 852 + 0 91663 -1000
AUG 04 803 - 02 1/2 810 796 800 1/2 - 3 1/2 26587 +205
SEP 04 710 - 08 717 708 709 1/2 - 6 11853 +78
NOV 04 677 - 74 682 1/2 674 679 - 5 61517 +2544
JAN 05 678 - 76 1/2 684 1/2 676 1/2 680 1/2 - 4 4709 -37
MAR 05 676 682 675 679 1/2 - 5 1/2 3552 -190
            204274 +1611

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 27250 +380 JUL 2821 -21 JUL 360 - 3 108.96 - 109.10
AUG 26200 +360 AUG 2755 -26 SEP 371 - 1 3/4  
SEP 23900 +00 SEP 2688 -22 DEC 381 1/2 - 2 1/4  
OCT 21450 -250 OCT 2563 -20 MAR 389 - 2 3/4  

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

今週末の予報を含め、適度な降雨の観測は引き続き相場の足を引っ張る役目を果たす。一部における降雨過多も一方では強材料視されるも、総じてニュートラルといったところ。セッション寄付きのタイミングでは昨日よりのフォロースルーもあり弱含んだが、結局そこで本日の安値をつけた。すぐに値位置は回復しその後は7月限でほぼ終日298を挟んだ小刻みな上下動に終始。農務省発表を前に上下どちらにも動けない様子見相場。セッション開始後30分のみに動きを見たがその後は閑散市場となった。

 

(大豆) 

発表を前に上下どちらにも動きが取りにくい一日。7月限はタイトな期末在庫を意識した商業筋の積極的なブルスプレッドなどもありセッション中盤までは緩やかな上げ基調。しかし昨日の高値までは届かずその後引けにかけては失速し、前日比変わらずで引け。11月限は終日方向感のないチョッピーな展開に終始。674-682.50の中で上下動を繰り返し前日比5セント下で取引を終了している。昨晩のベルト北西部の降雨又週末に向けての適度な雨量を伴う降雨システム到来期待は本日の相場に弱材料として作用することとなった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,500枚の買い越し、大豆市場では1、500枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約117,000枚のロング、大豆では21,000枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日はベルト全体の20%の範囲に0.25-1.75インチの降雨を見た。範囲自体はこのように限られたものとなったが、アイオワ北部からミネソタ中南部にかけては集中的に降雨を見ており局地的には一晩で4インチに達しており、主産地であるこれら地域への集中的な降雨に本日の市場もややナーバスになっている。この現在北西部の降雨システムが週末を挟んで向こう5日間で全体の80%に3.0インチまでの降雨を齎すという予報が出ていることから、その結果によっては再びtoo wetが市場のサポート材料となり得る。現在のところ、ウィスコンシン・ミシガンがその中心になるとの見方になっているが、その推移には注視する必要がある。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月14日〜6月18日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N/A A/B
東部ベルト N A/N

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 300-400 248.4
コーン 700-900 688.3
大豆(旧穀) 0-25 20.9
大豆(新穀)

25-50

54

大豆粕

0-50

39.5

大豆油

0-5

5.7

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

先週のリミットアップを見ることで今年の天候相場に対する市場の反応を確認したものの、結論から行けばまだ本格的なアップトレンドを形成するに足る材料に不足しているという事か。ファンダメンタルズに関わる材料では農務省の輸出見通しが過大評価されているという見方がなされている点。その裏付けを取るかのように現在南米産の価格競争力が指摘されると共にその影響が米国マーケットにも反映されている。この辺りも相場の頭を抑える材料として今後も値動きに作用する事となる。 しかし、相場のトレンドを考える時、5月中旬に見た290の攻防は一つの判断材料として重要なレベルとなる。これが下にブレークされたときには280-270に向けての下落が考えられる。が現時点ではそのケースは想定せずに、290前後までの動きに留まるとしておきたい。明日の発表を見た相場の動きにそれ以降の展開を占いたいが、基本的なトレンドとしては、290前後までの下値は現実的なレベル。しかしこの300-290という幅が底値圏となりその後は徐々に天候を意識した展開、即ち上昇基調へ転じるのではないかと見ている。万が一290ラインを容易に下に抜けるケースを見れば目先の方針を軌道修正すればよい。(A)

(大豆)

発表がその後の方向性を決定する事となるが、現在効いている材料からして、7月限は特に上値を警戒したい。ブルスプレッドというテクニカルな動きも起こりやすい環境にあり、ファンダメンタルズも合わせ7月限の下値余地は非常に限られると考えたい。一方の11月限は上記背景もあり、テクニカルには目先やや頭が重いという見方もされている。期近とのスプレット拡大傾向は続くと思われる。農務省発表においては南米の新穀生産量が大幅に増加されると予想されることからも新穀の下半期の需給バランスを緩和するとう連想から瞬間的にはクッションになるかもしれぬが、その勢いから640-630までの下げを期待できるかというと現状否定的である。5月頭から始まった大きな調整局面の波はこの7ドル割れのレベルで推移する間に既に落ち着いてきており、このレベルから積極的な売りが相場をもう40-50セント下げることが出来るかと言われれば、否定的にならざるを得ない。明日の発表を前にしてはいるものの、11月限の670ラインはサポートされる、という方を支持する。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)