米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年6月16日

 

 

本日の相場

とうもろこし             --高値寄り付き、高値引け

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 283 3/4 - 82 1/2 283 3/4 280 281 1/2 + 1 1/4 139892 -8259
SEP 04 286 1/2 - 85 1/2 286 1/2 283 285 + 2 1/4 121283 +5330
DEC 04 289 - 87 1/2 289 284 286 1/4 + 2 313860 -268
MAR 04 293 1/4 - 93 293 1/4 289 1/4 291 + 1 3/4 27933 +1191
MAY 05 297 297 294 295 1/2 + 1 3/4 8986 +266
JUL 05 297 1/2 297 1/2 294 295 1/2 + 2 8582 -54
            632589 -1857

大 豆                 --期近は安値寄り付き安値引け、先は高値寄り付き高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 878 - 75 884 1/2 851 869 1/2 - 14 1/2 72999 -11621
AUG 04 806 - 05 1/2 817 791 800 1/2 - 5 1/2 31337 -348
SEP 04 700 706 693 1/2 699 1/2 + 4 11545 +278
NOV 04 677 - 68 678 659 667 3/4 + 10 1/4 72885 +2665
JAN 05 673 - 71 673 661 667 + 9 1/2 4970 +40
MAR 05 668 - 65 668 658 665 1/4 + 9 1/4 3865 +91
            202375 -8855

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 27950 -370 JUL 2736 +2 JUL 352 + 1 109.96 - 110.04
AUG 26300 -220 AUG 2666 +3 SEP 361 +0  
SEP 23770 +20 SEP 2605 +0 DEC 370 1/2 - 1/2  
OCT 21220 +150 OCT 2503 -12 MAR 376 3/4 - 1 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

ここ最近の大幅な下げに対する行き過ぎ感と、予報がややWET気味に変化したことが買い材料とされ、前日比2-3セント上げて寄り付いた後は、勢いを無くし、大豆の期近にもプレッシャーを受けて徐々に弱含む展開が続いた。しかし、7月限で280.00をトライした辺りでは商業筋の買いにも支えられ、引けにかけては値をもどし、結局は各限月高値引けとなった。7月限は1.25セントアップの281.50として引けている。

 

(大豆) 

期近はこれまでの上昇に対する行き過ぎ感もあってファンドの売りにより前日比安値での寄り付きとなった。その後、前半にはさらに弱含む展開となった。期近のロングを乗り換える動きがあったことが一つの原因になっているも言われる。一時は7月限で850セントを目指すこととなったが、そのレベルをブレイクできなかったことにより後半に入るとファンドが買いに転じた上に商業筋の買いが相場を形作り、反発して値を戻す動きとなった。新穀限月は天候がWET気味に変化したことが強材料と受け止められたこともあって高値寄り付きとなったが、その後は期近の弱さが影響して終始弱含むこととなった。しかし下げ幅は限られ、しかも引け際には多少値を戻し、11月限で10.25セントアップの667.75として引けている。7月限は14.50セントダウンの869.50として引けた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の売り越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約117,800枚のロング、大豆では21,100枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日は全体の35%で1インチ、所によっては3インチまでの降雨を見た。イリノイ中央部、インディアナ南部、ミネソタ中北部、ウィスコンシン北部などがその中心。 今後5日間で全体の75%の範囲に2インチ、局地的には4インチまでの雨量が予想される。 来週にかけては引き続き雨勝ちなパターンに変化なし。しかし一部の予想機関が来週に入ってのドライへの移行を予想していること、或いはベルトの1/3が降雨過多と言われる中ではあるが、主産地地域における気温は来週以降上昇傾向にあるなどといった情報もあり、不安定な状況にある。 現時点においては気温の上昇・ドライ化はクロップにとって望ましい方向である、という事が出来る。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月21日〜6月25日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N A
東部ベルト N A/N

雨量に変化はないものの、気温予想が平年並みへと変化してきている。やや上昇傾向にあるという事。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 400-550 386.2
コーン 500-700 96.0
大豆(旧穀) minus25-25 4.5
大豆(新穀)

25-50

3.5

大豆粕

25-75

95.4

大豆油

0-5

10.1

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

来週・再来週辺りに差し掛かれば受粉期の具体的な予報が言われだし、マーケットは強気サイド・弱気サイド両方の情報により敏感に反応することとなろう。イリノイ北部・アイオワ北部・ミネソタ南部などの地域における降雨過多の被害の程度は、巷で言われているより大きいのでは、という声も聞かれる。夏場のHOT&DRYに比べてこの時期のTOO WETが収量に与える影響は限られるとは言え、目先もう暫く降雨過多が続き、被害が思ったより新穀であるという認識が広がればマーケットの居所はまた違った所に向かう。あるデータによると、6月に入ってから昨日現在までで、ベルトの北東部半分における雨量は例年の150-250%に達しているという。今週も雨勝ちな予報となっている上に6-10日の予報でも平年以上の雨が示唆されているので、要注意である。この時期の雨は受粉期のHOT&DRYに対する保険となる、との見方もあるが、とにかくディマンド・ブルの年であるだけに、プライシングに関してはあまり待ちすぎないことを勧めたい。(K)



(大豆) 

本日はテクニカルな要素が大きく値動きに反映されている。7月・11月限のスプレッドを解く動きや期近から先の限月への乗り換えの動きなどもあり、昨日までの流れとはやや様相の異なる市場となった。 今後の値動きへの見方は変わらず、11月限はこの4日間660を挟んだ動きとなっているがこのレベルから下にかけては買い下がりで対処したい。天候材料が現在非常に微妙な位置づけとなっており、今後の更なる雨勝ちな天候パターンの継続については、その程度を問う前に目先の心理的サポート材料にもなり得る。現レベル近辺或いはその下のレベルでのもみ合いが継続することで底値圏が認識された後の相場は、下げにくく上げやすい体質に変化を遂げることとなる。ピンポイントは困難だが、6ドル半ばというレンジをもってうまくオペレーションを行いたいところ。(A)

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)