米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年6月22日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --やや安値寄り付き、大きく安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 274 1/2 - 74 274 1/2 266 1/2 267 3/4 - 6 3/4 113256 -6098
SEP 04 278 - 77 3/4 278 1/2 271 3/4 272 1/2 - 6 1/2 133273 +2490
DEC 04 281 3/4 - 81 281 3/4 276 1/2 277 /4 - 5 312002 +3354
MAR 04 287 - 86 3/4 287 282 1/2 283 1/2 - 4 30341 +1162
MAY 05 291 3/4 291 3/4 287 1/2 288 1/4 - 4 1/2 9786 +108
JUL 05 293 1/4 - 93 293 1/4 289 1/4 289 1/4 - 4 1/2 8849 +3
            619542 +804

大 豆      --期近は高値寄り付きやや安値引け、先は変わらずの寄り付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 898 - 95 898 881 887 - 1 1/2 58391 -3977
AUG 04 821 - 20 825 1/2 813 1/2 815 1/2 - 2 35126 +2390
SEP 04 722 724 710 713 - 3 1/2 11433 +105
NOV 04 683 - 78 684 668 671 3/4 - 7 1/4 79627 +4304
JAN 05 682 - 80 684 671 673 1/2 - 6 1/2 4857 -27
MAR 05 677 679 669 672 - 6 4309 +257
            198768 +3091

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 29620 +320 JUL 2827 -04 JUL 343 3/4 - 10 1/2 109.37 - 108.45
AUG 27720 +230 AUG 2736 -05 SEP 352 3/4 - 10 1/2  
SEP 24770 +300 SEP 2639 -13 DEC 363 1/2 - 10 1/4  
OCT 21750 +50 OCT 2508 -17 MAR 372 1/2 - 9 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

予報はあまり変わらず、クロップの成長にとっては良好。昨日の引けにかけての上昇を引き継げず、前日比ほぼ変わらずか、やや弱気な寄り付きとなったことが失望売りを呼び、その後はほぼ一方的に下げる展開となった。ファンドが期近7月限を手仕舞う動きが見られたこともプレッシャーとなった。流れは最後まで変わらず、7月限は6.75セントダウンの267.75、12月限は5.0セントダウンの277.25として引けを迎えた。

 

(大豆) 

昨日のフォロースルーによるテクニカルな買いに加え、昨日に引き続き中国政府がブラジル大豆輸入禁止を解除したという報告が流れていることが支援材料となり、期近7月限は大きく上げ、895-898辺りにて寄り付いたが、900セントを上へ抜けなかったことが失望売りを誘ったためその勢いは続かず、直後に大きく値を崩した。その後は、若干強気な展開が続き、高値引けとなるかと思われたが、引けにかけてやや値を下げ、結局7月限は1.5セント安の887.00として引けた。

新穀11月限は、クロップコンディションレポートにおいて若干の悪化が示唆されたことが強材料とされたが、一方では穏やかな天候がプレッシャーとなって前日比ほぼ変わらずにて寄り付いた後は、方向性に欠ける動きが続いた。引け際に大きく売られ、結局は11月限で7.25セントダウンの671.75として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では7,500枚の売り越し、大豆市場では1,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約93,600枚のロング、大豆では23,600枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日はベルト全体の35%の範囲に1インチ強までの降雨を見た。特にアイオワ中東部・ウィスコンシン南東部・イリノイ北部などでは雷を伴う激しい集中豪雨を受けている。気温は引き続き平年以下推移が続いており中西部最南端地域においても最高気温は80度台前半までに留まっている。 明日水曜にかけてはベルト北部にかけて一部雷雨が予想され、その後金曜日にかけて中西部一帯を通過するような形となっている。向こう5日間でベルと全体の45%の範囲に1.25インチまで、所によっては2インチまでの降雨が予想されている。中心はネブラスカ東部・アイオワ南部・東部、イリノイ北部、ミズーリ北部、インディアナ北東部、ウィスコンシンそしてミシガンなど。 少なくとも今週一杯は平年比低めの気温推移が継続する見込み。 

ここシカゴにおいても最高気温が80度以上になる日は前後を探してもない。6月下旬にしてこの気温の低レベルは異例となっている。今月末までこの傾向は継続見込み。7月にはホット&ドライの到来が予想されて始めてはいるが。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月27日〜7月1日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N N
東部ベルト B N/B

大きな変化はなく、材料としてはぼぼ中立的な内容。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

中 国

主産地東北三省においては、このところの降雨によりストレス気味の土壌の状態もかなり改善されてきた模様。今週も週末にかけて40%の範囲で2インチまでの降雨が予想されており、特に同三省の南部産地地域においては引き続き土壌水分の改善が進むと見られている。今週の降雨は揚子江流域にも有益なものとなりそう。 しかし一方では同三省北部地域におけるストレスが指摘されている。当地域では南部ほどの土壌水分が現時点で保たれておらず、来週以降のパターン次第ではストレスが更に蓄積される可能性もあるということで注目されているところ。

 

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  6/22/04 6/15/04 6/8/04 6/1/04 5/25/04
大豆  52 61 56 58 60
大豆油  44 47 52 56 53
大豆粕  54 64 59 61 66
コーン  51 55 61 76 73
小麦  40 43 47 57 53

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

期近はとうとう1月中旬以来の安値へと到達し、短期的には引き続き弱気な展開となりそうである。これまでの急落を経ても尚ファンド筋は10万枚近くのロングをキープしていることへの警戒感、穏やかな気候を示唆する中期予報、目の前に展開している順調な生育状況(イリノイ中部では多くの畑でタッセリングが始まっているという。)、などはタイトな新穀の期末在庫への注目をそらし、マーケットへにプレッシャーを与え続けよう。しかし、7/4の独立記念日辺りを境に相場が転換期を迎えることが多いと良く言われるように、この時期の相場は気が抜けない。月末に発表されるビッグレポート、特に作付け面積報告は要注目である。マーケットでは、現在USDAによって発表されている79.0という数字より若干の増加を予想する声が多く聞かれる。また、それに続く7月の需給報告における収量の行方も非常に気になる。(K)



(大豆) 

コーン・小麦市場の下落もあったか大豆の勢いもセッション序盤の10時ごろまで。その後は一気に10セント程値を落とし11月限670を挟んだ展開のまま上げきらずでの引け。7ドルへ到達するには材料が欲しいところだが、昨日の動きをきっかけに今週の変化を待ちたいところ。7月限は受け渡し通知を目先に控えながらも取り組みは未だ6万枚近い状態となっている。今週木曜予定のセンサスの報告でも、大豆3品における厳しい在庫状況が市場に再認識される事で極端な動きをみせる可能性もあり非常に危険な状態だと考えられている。特に大きな上げに対する警戒をするべき。 11月限は先週までの一方的な下への相場展開からは明らかに変化を見せてきており現在660ラインが何度もサポートされてきている。相場展開としては先週よりの意見を継続。(A)

 



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)