米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年6月23日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --やや安値寄り付き、大きく高値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 267 1/2 - 66 1/2 275 266 1/2 274 1/2 + 6 3/4 102999 -10257
SEP 04 273 1/4 - 73 279 3/4 272 1/2 279 1/4 + 6 3/4 136965 +3692
DEC 04 276 1/2 - 76 284 3/4 276 284 1/4 + 7 312602 +600
MAR 04 282 3/4 - 82 1/2 290 1/2 282 1/4 289 3/4 + 6 1/4 31111 +770
MAY 05 288 1/2 - 88 1/4 295 288 1/4 295 + 6 3/4 9537 -249
JUL 05 289 1/2 296 1/2 289 1/2 295 1/2 + 6 1/4 8856 +7
            614037 -5505

大 豆                             --高値寄り付き、大きく高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 895 - 94 919 893 917 1/2 + 30 1/2 56122 -2269
AUG 04 825 - 24 846 819 843 1/2 + 28 36377 +1251
SEP 04 714 - 13 739 712 737 1/2 + 24 1/2 11677 +244
NOV 04 672 - 69 697 668 1/2 694 + 22 1/4 81351 +1724
JAN 05 672 697 672 694 1/2 + 21 4983 +126
MAR 05 670 - 69 694 669 693 1/2 + 21 4110 -199
            199652 +884

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 30460 +840 JUL 2921 +94 JUL 345 1/4 + 1 1/2 108.52 - 108.91
AUG 28760 +1040 AUG 2816 +80 SEP 354 1/4 + 1 1/2  
SEP 25700 +930 SEP 2711 +72 DEC 365 + 1 1/2  
OCT 22600 +850 OCT 2553 +45 MAR 373 + 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

昨日とは一転して強気な一日となり、今週に入ってからの下げを取り戻した。寄り付きは、前日のフォロースルーから若干下げて取引されたが、その後は一方的に上げる展開となった。これまでの下げに対する行き過ぎ感と高騰した大豆相場からの影響に加え、ベルト北部で続く冷涼な気候がクロップに悪影響を及ぼしているのではという意見、また、多くの予報家が7月初の天候パターンの変化を示唆し始めたことも強材料視された。加えて、ブラジル産牛肉の輸入に対する制限がいくつかの国で検討されだしているという噂が流れたことも若干ではあるが支援材料とされた。流れは最後まで変わらず、各限月大きく高値引けとなっている。7月限は6.75セントアップの274.50として引けている。

 

(大豆) 

非常に強気な展開となった。11月限はほぼ変わらずの寄り付きだったが、期近7月限は前日比7-8セント上げての寄り付き。その後は各限月一方的に上げる展開となった。中国がブラジル大豆の輸入を禁止措置を正式に解除したという報告があった上に、南米産大豆の追加買い付けを検討しているという噂、現物のタイトさと需要の堅調さから明日のCENSUSのレポートに対して強きな予想をするトレーダーが多いこと、ベルト北部で展開する平年比寒冷な気温などが強材料視された。7月限が9ドルのラインを上へ抜けたことが心理的な強材料となり最後までムードは変わらず、各限月期近を中心に大きく高値引けとなった。7月は30.50セントアップの917.50、11月限は22.25セントアップの694.00として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では7,000枚の買い越し、大豆市場では5,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約100,600枚のロング、大豆では28,600枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日は全般的に晴れ渡り降雨を受けたのはベルトの10%にも満たない。ミネソタ・ミズーリ・オハイオなどにお湿り程度の降雨を見たのみとなった。気温は相変わらず低め推移が継続。 向こう5日間については雨量が1.0インチまで全体の40%がカバーされる見込みとなっている。

今後の雨量はこれまでとの比較で減少傾向にありTOO WETが懸念されたという観点では作物にとってはいい傾向となる。気温の低下傾向は来週まで継続見込みだが、その後の上昇も指摘されており、これも傾向としてはよい。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (6月28日〜7月2日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N N
東部ベルト N/A N

予報に変化。気温が上昇傾向にあり今後の相場材料となり得る。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 300-500 590.5
コーン 400-600 620.6
大豆(旧穀) 0-25 96.7
大豆(新穀)

10-50

7.0

大豆粕

25-50

20.4

大豆油

0-5

4.5

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

今日の上げは、これまでの下落相場に対する行き過ぎ感から来るコレクション、大豆相場の影響、そして、一部の予報家が示唆し出した天候パターンの変化、などによる。また、今月一杯までの穏やかな天候と、スローな輸出成約のペースがある程度マーケットに織り込まれきった、という見方もできよう。天候パターンの変化に関しては、多くの予報家が独立記念日前後に天候パターンの変化が訪れるという見方をし出したことが材料視された形である。今のところ特に旱魃が示唆されている訳ではいので過剰反応すべきではないが、天候パターンが変化した後の雨量・気温の程度によっては、今日のような動きが一時的なコレクションに止まらず、コーンマーケットはトレンドの転換を迎えることとなろう。その場合の上値リスクが今年は特に大きいだけに、プライシングはあまり待ちすぎない方針で臨みたいところ。(K)



(大豆) ”変化”表れる

”変化”が本日明らかに見られた。先導役は7月限を中心にした期近限月となったが新穀限月も含め本日は終始アップテンポで進んでの高値引けとなっている。先ず”危険”としてきた7月限。5月半ばの大きなギャップを本日の勢いで一気に梅にかかっている。現在同限月については限落ちを今週金曜に控えたオプション取引に絡み積極的に買いが入る状態になっており、この傾向・勢いは今週継続すると見たほうが良い。上値へは引き続き要注意としたい。11月限については期近に引っ張られる形となりながらもようやくこの2週間続いてきた展開から這い上がろうと動き出した。今月頭に見て以来の7ドル乗せが今週にでも実現する可能性が出てきた。しかし、7ドル半ばへ向けての一方的な展開を見るにはまだ時期尚早。材料に乏しい。現在の流れから、700-720を中心としたレンジへややレベルアップする事は予想するも、今月頭に付けた730レベルを更に上は超えるには、更なる強材料が必要となってくる。新穀限月は”徐々に”材料を確認しながらの上昇トレンド、これがこの夏の流れとなろう。(A)

 



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)