米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年6月29日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --高値寄り付き、安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
JUL 04 274 - 73 1/2 274 266 1/2 268 - 3 1/4 52831 -18124
SEP 04 278 - 77 1/2 278 1/4 271 1/2 272 1/2 - 2 1/2 152058 +6336
DEC 04 282 - 81 282 1/4 276 1/4 277 1/2 - 1 1/2 320335 +1842
MAR 04 288 1/4 - 88 288 1/4 283 283 3/4 - 1 3/4 33594 +1157
MAY 05 292 3/4 - 92 1/2 292 3/4 287 1/2 289 - 1 3/4 10387 +689
JUL 05 295 - 94 3/4 295 290 291 1/4 - 1 9893 +1025
            591113 -7054

大 豆                   --まちまちの寄り付き、まちまちの引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JUL04 899 - 95 902 890 894 1/2 + 9 1/2 28443 -7827
AUG 04 815 - 14 818 804 805 1/2 - 2 45482 +1891
SEP 04 732 - 30 734 723 726 1/2 + 4 1/2 12298 -494
NOV 04 698 - 96 705 694 699 3/4 + 11 1/4 86379 -2941
JAN 05 699 - 98 706 1/2 696 702 1/2 + 12 1/2 4936 +5
MAR 05 699 704 696 700 + 11 3896 +15
            187234 -9351

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
JUL 29330 -70 JUL 2875 +23 JUL 337 1/2 - 1 108.08 - 108.37
AUG 27380 +50 AUG 2793 +40 SEP 347 1/4 - 3/4  
SEP 24870 +90 SEP 2715 +47 DEC 360 1/4 + 1  
OCT 22300 +200 OCT 2615 +47 MAR 369 3/4 + 1 3/4  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

昨日の大きな下げに対する行き過ぎ感、天候パターンがWARMER&DRIERに変わりつつあることに対する懸念から寄り付きは前日比2-3セント上げての取引となった。しかし、10日間の移動平均線(7月限274.00)を上へ抜けなかったことが失望売りを呼び、その後は一方的に値を崩す展開。7月限の第一受渡し日とビッグレポートを明日に控えたロングの整理による売りも本日の相場には重石となり、流れは最後まで変わらず、各限月期近を中心に安値引けとなった。9月限は2.50セントダウンの272.50として引けている。

 

(大豆) 

クロップコンディションレポートの内容と、WARMER&DRIERな予報が若干強気に捉えられ、各限月6-8セント上げて寄り付いた後は、各限月まちまちの展開となった。11月限は上記材料をインプットして前半上昇を続けたが、後半にはFIRST NOTICE DAYと2つのビッグレポートを明日に控え、手仕舞う動きに頭を抑えられ、後半には下げ基調となった。7月限は値位置をキープし、8月限は徐々に弱含むなど動きに一貫性が見られない一日となった結果、引け値もまちまちとなった。8月限は2.0セント安の805.50、11月限は11.25セントアップの699.75として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では2,000枚の買い越しであったと見られる。本日時点でのファンドネットポジションは、コーンで 約85,900枚のロング、大豆では30,000枚のロングとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日はベルト全体の約10%で0.30インチまで。大部分ではドライとなった。降雨を見たのは主にベルト東部。インディアナ北部・オハイオ・ミシガン南部地域のみ。気温については、引き続き平年以下の推移となった。 水曜は概ねドライとなり、その後北西部や南部の一部において木〜金と降雨が予想される。向こう5日間で雨量としては1.25-1.50インチ中心。全体の60%と、比較的幅広くカバーされる見込みとなってる。 最近のドライ傾向もあり遅まきの大豆作付けも最終局面を迎えている模様。 コーンの受粉のタイミングはいよいよ差し迫るが、特に雨がややショート気味といわれる、ミズーリ中東部・イリノイ南部、インディアナ南西部などに今週から来週にかけて降雨があるかどうか、市場も注目するところとなっている。 コーンの十分進展現時点では約10%。平年比約1週間は早いスピードと言われる。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月4日〜7月8日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト B/N A
東部ベルト N/B A

平年以上の降雨パターンの継続が支持されている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

 

【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  6/29/04 6/22/04 6/15/04 6/8/04 6/1/04
大豆  56 52 61 56 58
大豆油  50 44 47 52 56
大豆粕  56 54 64 59 61
コーン  51 51 55 61 76
小麦  38 40 43 47 57

 

 

2)  USDAの発表に対する市場予想

【作付け面積予想】   (単位 : 百万エーカー)

  市場予想平均 市場予想レンジ 前回(3月)発表数字 2003年度クロップ最終数字
コーン 80.182 79.500-80.700 79.004 78.736
大豆 74.979 74.200-76.000 75.441 73.404
ALL WHEAT 59.431 59.100-60.000 59.462 61.700

【全米在庫】 (単位 : 百万ブッシェル) 

  市場予想平均 市場予想レンジ 前回(3月)発表数字 2003年6月
コーン 2,931 2,740-2,991 5,271 2,985
大豆 394 362-455 906 602
ALL WHEAT 536 522-549 1,019 491

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン) 

一度目の検査擬似陽性と出た検体の再検査の結果は、早ければ明日に判明する。再検査にて陽性と出た場合の牛肉の消費量への影響に関する予想をサプライヤーなどに聞いてみると、ほぼ口をそろえて、「一回陽性と出たぐらいでは米国の牛肉消費量が大きく落ち込むことはない」という意見を述べる。また、テネシー在住のあるライブキャトルのトレーダーは、「再検査の結果が陽性で、米国オリジンの牛であると判明した場合の牛肉消費量の落ち込みは、0-5%の範囲に留まるだろう」と予想しているという。前回の時もそうであったが、国民が政府の食料供給システムに対してかなりの信頼を寄せていると感じる。

上記再検査の結果が出る可能性に加え、明日にはついに作付面積面積と在庫報告の2つの重大な発表を迎えるので、まずは行方を見守りたい。発表内容が市場予想に沿った内容のものであり、穏やかな天候が継続すれば、買い材料の乏しさから売られ、7月中旬にかけて12月限で270セント割れを目指すこととなろう。狂牛病検査の検査がPOSITIVEと出てマーケットが過剰に反応すれば、一時的に大きく下げた場面で買いチャンスが到来するかもしれない。(K)


 (大豆)

明日の発表、特に在庫数字については注目される。タイトな期末在庫にどのような修正が加えられるか、注目されている部分だけに市場反応もハッキリしたものになりそうだ。新穀限月について、作柄状況は昨年産以下の推移となっているものの、未だはっきりとした天候方面よりのサポート材料に乏しく上がったところは抑えられる展開となっている。発表内容に目先の展開は左右されるものの、8月が本番の大豆にとっては、向こう2ヶ月で見た場合の上値リスクは約定高値を更新する可能性も含んでいると考えるべき。 いずれにしても明日の発表は注目される。(A)


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)