米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年7月9日
| 本日の相場 |
とうもろこし --安値寄り付き、安値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| JUL 04 | 245 - 44 | 245 | 242 | 242 1/4 | - 2 1/4 | 3315 | -1756 |
| SEP 04 | 248 - 47 | 248 | 246 | 246 1/4 | - 2 1/4 | 170210 | +2541 |
| DEC 04 | 253 3/4 - 53 | 253 3/4 | 251 3/4 | 252 1/4 | - 1 1/2 | 306450 | +4627 |
| MAR 04 | 260 3/4 - 60 1/2 | 261 1/4 | 259 | 259 1/2 | - 1 3/4 | 42956 | +2361 |
| MAY 05 | 266 1/4 | 266 1/4 | 264 1/2 | 264 3/4 | - 2 1/4 | 13242 | +466 |
| JUL 05 | 269 1/2 - 69 1/4 | 269 1/2 | 268 | 268 1/4 | - 1 1/4 | 11047 | +489 |
| 560356 | +9000 |
大 豆 --やや高値寄り付き、安値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| JUL04 | 978 - 76 | 985 | 953 | 954 | - 18 1/2 | 4670 | -1351 |
| AUG 04 | 828 - 18 | 829 | 807 | 814 | + 1 | 46091 | +4 |
| SEP 04 | 684 1/2 - 84 | 692 1/2 | 675 | 677 | - 6 3/4 | 13993 | +941 |
| NOV 04 | 657 - 55 1/2 | 662 | 643 1/2 | 646 1/4 | - 7 1/2 | 97194 | +1855 |
| JAN 05 | 663 1/2 | 663 1/2 | 650 | 651 | - 8 1/2 | 4975 | +68 |
| MAR 05 | 663 | 663 | 651 | 655 | - 5 1/2 | 3845 | -25 |
| 177142 | +1494 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| JUL | 33000 | +120 | JUL | 2818 | -7 | JUL | 330 | - 4 | 108.15 - 108.44 |
| AUG | 28900 | +70 | AUG | 2724 | -4 | SEP | 338 | - 3 1/2 | |
| SEP | 24700 | -330 | SEP | 2614 | -5 | DEC | 351 1/2 | - 3 3/4 | |
| OCT | 21130 | -270 | OCT | 2420 | -13 | MAR | 362 1/2 | - 2 3/4 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
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天候パターンは変わらず穏やか。HOT&DRYを示唆するような予報も今のところでておらず、マーケットの弱気ムードを煽っている。昨日のフォロースルーと、やや弱気な週間輸出成約高を受け、若干弱含んで寄り付いた後も、暫く弱気な展開が続いた。発表前とあってポジションを手仕舞いの売りが見られたが、取引量自体は少なかった。MBMの使用ルールに関するFDAからの発表は、一部で予想されていたような餌用への使用の全面禁止というような内容ではなく、最終的なルール設定は来年に持ち越すという内容のものだったので、マーケットへのインパクトは限られた。しかし、危険部位の餌用への使用に関しては禁止の方向を目指すという報告も出されたので、その点は若干の強材料と捉えられた。セッション後半はほとんど相場は動かず、発表前にありがちな静かなマーケットとなった。12月限は1.5セント安の252.25として引けている。 尚、鳥インフルエンザの発生を受けて中国政府は安徽省で生産された鳥肉の輸出の禁止を発表した。また、ベトナムでは新たな鳥インフルエンザの発生を受け、約8,000羽の鶏が処分されたという報告が入っている。 |
(大豆)
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週間輸出成約高は予想範囲内にて、あまり材料視されず。寄り付きは前日比若干上げて取引されたが、その直後にはファンドの売りにより一段値位置を下げ、11月限で645.00近辺での取引となった。しかし発表を目前に控えてショートカバーの買いが入ったことがそれ以上の下げを食い止め、セッション後半は動きの乏しい相場となった。MBMの使用に関するFDAからの発表は一部で予想されたような強気な内容ではなかったものの、将来的には危険部位の餌用への使用禁止に向かうことを思わせる内容でもあったため、下値を支える材料になった。静かな相場のまま引けを迎え、各限月ほぼ安値引けとなった。11月限は7.50セントダウンの646.25として引けている。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では7,000枚の売り越し、大豆市場では200枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約32,700枚のロング、大豆では12,500枚のロングとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
|
昨日降雨は疎ら。全体の25%に1.0インチまで。中心はネブラスカ、アイオワ南西部、イリノイ中東部など。週末を挟み向こう5日間では全体の70%の範囲に1.5インチまで、所によっては5インチまでの降雨が予想される。 現在コーンベルトの約5%のみが乾燥気味だと指摘されるが、向こう10日間の頻繁な降雨システムの到来によりその%は更に下がる事が予想される。コーンの受粉のタイミングにぴったりと合わせるように適度な降雨の継続。又気温も大きな上昇は見込まれておらず、依然として理想的な天候パターンに変化の兆しはない。 |
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月15日〜7月19日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | N/B | A |
| 東部ベルト | B | B/N |
気温が再び下降気味。材料としてはほぼ中立。
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(7月1日の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 519.5 | 14.0 | 47,345.6 | 38,670.8 | 7,158.1 | 1,351.5 |
| 大豆 | 2.5 | 50.4 | 24,241.1 | 29,065.3 | 728.6 | 3,696.7 |
| 小麦 | 551.5 | 0.0 | 8,006.9 | 6,014.6 | 5,865.5 | 0.0 |
| 大豆粕 | 24.7 | 2.2 | 3,699.5 | 5,347.2 | 247.1 | 347.0 |
| 大豆油 | 2.4 | 0.0 | 213.0 | 691.4 | 34.3 | 30.5 |
コーンにはやや弱気、大豆には中立材料となった。
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(7月1日の週) (単位:千トン) |
| 輸出高 | 輸出高累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 894.7 | 800.5 | 40,187.5 | 33,595.6 | 52,070 |
| 大豆 | 135.2 | 90.7 | 23,512.5 | 27,272.3 | 24,490 |
| 小麦 | 479.5 | 480.4 | 2,141.4 | 1,698.6 | 26,540 |
| 大豆粕 | 32.3 | 22.3 | 3,452.4 | 4,504.2 | 3,860 |
| 大豆油 | 1.8 | 7.6 | 178.7 | 572.4 | 390 |
【引け後の発表】
| 3) コミットメント オブ トレーダーズ (7月6日現在) (単位:枚) |
| オプション含まず | ⇔ 市場事前予想 | オプション込み | |
| 大豆 | ロング 9,757 | ロング 4,600 | ロング 11,745 |
| 大豆粕 | ロング 20,439 | ロング 15,400 | ロング 15,564 |
| 大豆油 | ロング 15,705 | ロング 17,300 | ロング 6,006 |
| コーン | ロング 54,735 | ロング 56,400 | ロング 23,083 |
| 小麦 | ショート 13,001 | ショート 15,700 | ショート 15,430 |
各商品事前予想と大きく変わらず、中立と捉えられる。
| 4) USDA 週間ローンデータ ( Jun 30 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル) |
【コーン】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2003クロップ | 501.7 | -17.6 | 0.0 | 0.0 | 825.2 | 17.7 |
【大豆】
| 9ヶ月残高 | 先週比 | FORFEIT計 | 先週比 | REDEEMED計 | 先週比 | |
| 2003クロップ | 36.6 | -1.0 | 0.0 | 0.0 | 120.0 | 1.0 |
【期末在庫 発表前の市場予想(単位:10億BU)】
*2003-04CROP
| 市場予想平均 | 市場予想レンジ | 前回発表 | |
| CORN |
0.873 |
0.806-0.941 |
0.806 |
| 大豆 |
0.107 |
0.095-0.115 |
0.115 |
*2004-05CROP
| 市場予想平均 | 市場予想レンジ | 前回発表 | |
| CORN |
0.940 |
0.760-1.051 |
0.741 |
|
大豆 |
0.206 |
0.154-0.250 |
0.220 |
|
小麦 |
0.502 |
0.450-0.555 |
0.495 |
【生産量 発表前の市場予想】
生産量(百万BU) / イールド(BU/エーカー)
| 市場予想平均 | 市場予想レンジ | 前回発表 | 03年度最終 | |
| コーン | 10.540/143.48 | 10.400-10.677 | 10.425/145.0 | 10.114 |
| 大豆 | 2.933/39.8 | 2.904-2.950 | 2.965/40.0 | 2.418 |
| 小麦 | 2.079 | 2.047-2.154 | 2.061/40.9 | 2.337 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
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昨日この欄で紹介したルートワームの被害だが、イリノイ大学のレポートによるとイリノイ州、とくに中央部における被害は深刻で、2004年は「ルートワーム」の年になりそうだと表現されている。実際、当社が関係のあるイリノイ州の農家やカントリーエレベーターからも、被害の深刻さを思わせるような報告が入りだしている。しかしルートワームの被害は中々その程度を正確に掴める類のものではなく、実際に土を掘って根が被っている被害を調べたところで、それがどの程度収量に影響するのか予測するのは困難である。受粉がある程度完了したところで、改めて現地の声に耳を傾けたい。 週明けにはいよいよ需給報告が発表されるが、大豊作と輸出の下方修正がクローズアップされて残るファンドのロングを手仕舞いに向かわせるか、もしくはイールドの下方修正と堅調な国内需要が浮き彫りになり、6月に入って後続いてきた弱気ムードを断ち切るような内容になるのか、要注目である。(K) |
(大豆)
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【今週の相場回顧】 結局今週も11月限については反転を確認するには至らなかった。水曜に異常な値動きを見はしたが終わってみれば650-660がほぼ中心レンジで本日も安値サイドで引けを迎えている。引き続いての理想的な天候パターンにきっかけすら掴めず農務省の発表を迎える形となった。8月限については期末在庫に対する意識が値動きに表れた。限落ちを迎えた7月限に同調した動きで先週金曜の引け値からは5セント上値。新穀限月がやや値を削った展開と比較すればやや持ち堪えたといった動きとなった。 【来週の展開】 新穀限月については特にきっかけが欲しいところ。その最有力候補である天候材料についてはこれまで見てきた通り。向こう10日間の予報に目を向けてもその理想的なパターンに現時点では変化の兆しはない。従い週末も予報どおりの展開に終われば、来週頭は引き続きネガティブムード、底値は近いという感触は未だ抱いているものの630台を試す展開も否定できない。 ただ、月曜の農務省発表においては再び焦点は旧穀限月となる。搾油量の下方修正は必至にてRESIDUALとの数字合わせに結果期末在庫が保たれるかどうか。タイトな期末在庫に対する市場の意識は強い為、その辺りには注目したい。6月30日発表の作付け意向面積にこれまでのイールドをあてがえば、新穀生産量は20百万ブッシェル程減少する事になり、イコール期末在庫減、という事になり、市場でも半ば織り込まれた内容となっている。 月曜の発表に転換の糸口を見つける事が出来るかどうか、天候推移と共に注目したいところ。(A)
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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)