米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年7月19日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --安値寄り付き、安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 236 3/4 - 37 238.25 235 1/2 237 -2 161993 -1730
DEC 04 245 1/2 - 45 1/4 246 1/4 243 1/2 245 -2 1/2 309037 +79
MAR 05 253 1/2 - 53 254 251 1/2 252 3/4 - 2 1/2 50935 +977
MAY 05 259 1/2 - 59 1/4 259 3/4 257 1/4 259 -2 16121 +716
JUL 05 262 1/2 - 63 263 1/2 261 262 1/2 -2 13276 +401
SEP 05 262 1/2 263 1/4 260 263 0 2806 -58
            565226 +515

大 豆                         --安値寄り付き、高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG04 702 - 701 1/2 721 1/2 701 1/2 707 1/2 0 37638 -6115
SEP  04 650 - 650 1/2 670 650 658 +7 14900 +88
NOV 04 640 - 642 658 3/4 639 647 3/4 +7 1/4 101045 -326
JAN 05 646 - 646 1/2 663 646 652 3/4 +8 1/4 6956 +136
MAR 05 648 1/2 665 1/2 648 1/2 657 1/2 +7 1/2 3778 -51
MAY 05 655 664 655 655 3/4 +8 1/4 4281 +122
            171687 -6139

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 24200 +120 AUG 2628 -007 SEP 335 1/2 +2 1/4 108.14-108.24
SEP 22240 +60 SEP 2565 0 DEC 348 +2  
OCT 20410 +210 OCT 2472 +005 MAR 358 1/2 +2 3/4  
DEC 20200 +330 DEC 2385 +019 MAY 361 1/2 +1  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

金曜日のフォロースルーによるテクニカルな売りに加え、週が明けても尚穏やかな天候が続いていることがマーケットへのプレッシャーとなり、12月限では小さなギャップを付け、各限月前日比約2セント下げての寄り付きとなった。その後、セッション前半は大豆・大豆粕相場に支えられたことと週間輸出検証高の数字が若干市場予想を上回ったことからやや強気な動きとなったが、後半に差し掛かるとファンドの売りにより再び値を下げ始めた。弱気ムードのまま、結局各限月2-2.5セント安にて引けを迎えた。12月限は2.50セント安の245.00としている。

 

(大豆) 

期近は金曜からのフォロースルーもあって弱含んでの寄り付きとなったが、新穀はあまり変わらずにての寄り付き。週間輸出検証高の数字は弱気であったものの、USDAがノースダコタで5月・6月の冷涼な気候が影響して、170万エーカー(全ての作物の合計)の土地が未作付けのまま終わったというコメントを発表したことや、8月にドライな予報を示唆している予報家がいるとの噂などを受け、セッション前半は徐々に上げる展開となった。しかし後半には一転して弱気ムードとなり、若干値を戻すこととなった。結局、8月限は前日比変わらず、11月限は7.25セントアップの647.75として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では4,500枚の売り越し、大豆市場では3,500枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約40,700枚のロング、大豆では1,200枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

週末の降雨はコーンベルトの65-70%をカバーし、オハイオ、ミシガン南部、インディアナ南西部、ミズーリ南部では1インチ以上に達したところもある。その他地域は多いところで0.6インチまで。ミネソタ、アイオア西部、カンザスの一部とイリノイ中央部はほとんど降雨がみられなかった。最高気温は北部の70度台から南部の80度前半まで。一部西部で80度から90度、ところによっては100度を超えたところもあった模様。

今週は水曜日までは高い気温が予想され、最高気温としては、大部分のコーンベルトは80度から90度前半、ミズーリとアイオアの南西部は90度半ばまで、ミズーリ川の一部西側は90度後半から100度を越える予報となっている。ただ、この暑さも水曜日以降になると一転和らぎ、最高気温が70度から80度、北部では60度後半まで下がるところもありそうだ。また、気温の低下に先立って、コーンベルト南部には降雨も予想されている。

コーンベルトを通して、今後も適度な雨が予報されているものの、北西部に限っては乾燥懸念がでている。現在の潤沢な土壌水分によりクロップへの影響は予報されていないものの、これによって、土壌水分を使い切ってしまうことも考えれれる。

なお、先週にも触れたが、8月の乾燥を懸念する声がちらほらと聞こえてきており、コーンへの影響は限定的だと思われるが、大豆への影響が気になってくる。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月22日〜7月26日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト B B/N
東部ベルト B B/N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

3) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  7月15日の週 7月8日の週  昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  896.0 947.4 780 40,952.4 33,279.5
ダイズ  63.4 42.7 249.4 22,704.8 27,492
小麦 529.1 491.8 627.8 3,379.7 2,928.3

 

 

【引け後の発表】

4)USDA週間クロップ・プログレス(7/18の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地のシルキング進捗状況》 

  7/18の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   38 9 22 33
イリノイ   83 72 56 64
ネブラスカ   49 18 33 40
ミネソタ 12 1 34 30
インディアナ   82 61 29 52
オハイオ 67 28 22 30
ウィスコンシン 10 1 9 10
サウスダコタ 1 0 4 9
ミズーリ 91 82 76 76
ミシガン  19 2 2 14
主要18州平均   50 32 35 42

《コーン主要産地のドウ・ステージ進捗状況》 

  7/18の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   0 0 0 0
イリノイ   15 10 6 9
ネブラスカ   3 0 1 3
ミネソタ 0 0 0 0
インディアナ   10 3 1 4
オハイオ 5 0 0 1
ウィスコンシン 0 0 0 0
サウスダコタ 0 0 0 0
ミズーリ 36 20 22 24
ミシガン  0 0 0 0
主要18州平均   9 5 5 6

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 5(5) 16(17) 51(53) 26(23)
イリノイ 1(1) 1(3) 12(10) 57(58) 29(28)
ネブラスカ 1(0) 2(2) 14(14) 50(51) 33(33)
ミネソタ 2(1) 5(6) 29(33) 52(51) 12(9)
インディアナ 3(3) 5(5) 17(17) 53(52) 22(23)
サウスダコタ 0(1) 2(2) 14(19) 64(62) 20(16)
ウイスコンシン 7(5) 10(13) 25(28) 39(43) 19(11)
主要18州平均 2(2) 4(5) 18(19) 51(51) 25(23)
18州平均(昨年) 2(2) 6(5) 20(19) 50(52) 22(22)

進捗は順調そのもの。イリノイ、インディアナ、オハイオは昨年より30〜50%早く、過去5年の平均と比較しても20〜40%近く早い。クロップコンディションに関しては、良い/非常に良いの合計が2%上昇したもの、市場の事前予想通り。材料としては中立。


《大豆生産主要州の開花進捗状況》
 

  7/18/04 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   69 46 52 66
イリノイ   77 60 41 57
ミネソタ 46 24 54 52
インディアナ 67 43 32 55
ネブラスカ 65 44 39 50
オハイオ 66 35 42 54
ミズーリ 48 32 30 38
主要18週平均 59 39 43 52

《大豆生産主要州の着鞘進捗状況》 

  7/18/04 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   19 3 10 16
イリノイ   25 12 7 13
ミネソタ 2 0 5 6
インディアナ 22 8 4 15
ネブラスカ 11 3 2 9
オハイオ 15 0 4 10
ミズーリ 13 3 6 10
主要18週平均 16 6 8 13

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 6(5) 20(19) 50(55) 22(19)
イリノイ 1(1) 3(4) 21(18) 56(58) 19(19)
ミネソタ 2(2) 10(12) 35(33) 46(48) 7(5)
インディアナ 3(3) 6(6) 22(22) 52(51) 17(18)
ネブラスカ 1(1) 4(3) 15(19) 60(58) 20(19)
オハイオ 5(4) 13(12) 31(30) 40(41) 11(13)
ミズーリ 2(3) 5(7) 24(25) 53(53) 16(12)
主要18州平均 2(2) 6(6) 24(24) 53(53) 15(15)
18州平均(昨年) 2(2) 6(5) 24(23) 51(54) 17(16)

生育・コンディション共に今のところ大きな問題は見当たらず。クロップコンディションが1-2%upの事前予想に比較し、変わらずとなっている。

 

本日のトーメンの意見

 

 

8月にHOT&DRYが訪れるというような噂が囁かれ始めたことは、大豆相場に新たな展開がもたらされることを予感させる。が、一方で、7月も三分の二が終わろうとしている現時点で、目先これといった不安材料が無い中、コーンマーケットはもう暫く下値を探ることとなろう。

しかし、8月に入っても尚ダラダラとした下げ基調が続くかというと、それには少し疑問を唱えたい。今後8月に入って天候パターンが変化し、大豆相場が再び上昇局面に入った場合にはコーン相場にも少なからず影響はあるであろう。また、今年度のコーンが豊作である可能性は非常に高くなったが、現在USDAが発表している145.0というイールドを達成できるかどうかは未だ疑問であり、実調査に基ずく数字が出される8月の需給報告の内容によっては、相場の流れが変わる可能性は十分に有りうる。などということを考えてもコーン相場が8月に入ってその居所を上へとシフトさせる可能性は十分にある。よって、230台前半ではまとまった買いを入れるようなオペレーションを現時点では想定している。

大豆の新穀限月はクロップにとって重要な時期がこれからも長く続くため、まだまだこれからも動きの激しい展開となりそうである。(K)

 

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)