米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年7月21日
| 本日の相場 |
とうもろこし --安値寄り付き、大きく安値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| SEP 04 | 230 1/2 - 31 1/2 | 231 1/2 | 225 3/4 | 226 1/4 | -7 3/4 | 160586 | -1414 |
| DEC 04 | 238 3/4 - 39 1/4 | 239 3/4 | 233 3/4 | 234 1/2 | -7 1/2 | 300992 | -6450 |
| MAR 05 | 246 1/2 - 47 | 247 1/2 | 242 | 242 3/4 | -7 1/2 | 55056 | +2609 |
| MAY 05 | 253 - 53 1/2 | 253 1/2 | 248 | 248 1/2 | -7 1/2 | 17753 | +1145 |
| JUL 05 | 257 1/4 - 57 1/2 | 257 3/4 | 252 1/4 | 252 3/4 | -7 1/4 | 14273 | +556 |
| SEP 05 | 259 | 259 | 255 1/4 | 255 1/4 | -5 | 3296 | +238 |
| 563877 | -2787 |
大 豆 --安値寄り付き、
大きく安値引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| AUG04 | 724 - 26 | 731 | 706 | 707 1/2 | -17 1/2 | 32493 | -1284 |
| SEP 04 | 651 1/2 - 52 | 654 | 624 1/2 | 626 3/4 | -33 1/4 | 13359 | -906 |
| NOV 04 | 633 - 37 | 637 | 610 | 612 | -35 | 103446 | +2391 |
| JAN 05 | 640 - 641 | 643 | 618 | 620 1/2 | -32 1/2 | 8236 | +945 |
| MAR 05 | 642 | 645 | 624 | 625 | -32 | 4023 | +286 |
| MAY 05 | 648 | 649 | 627 | 628 1/2 | -26 | 4561 | +191 |
| 169419 | +1752 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| AUG | 23780 | -670 | AUG | 2539 | -070 | SEP | 324 | -7 1/4 | 109.02 - 110.01 |
| SEP | 21380 | -970 | SEP | 2446 | -083 | DEC | 337 1/2 | -7 | |
| OCT | 19280 | -1120 | OCT | 2352 | -083 | MAR | 348 1/4 | -7 1/2 | |
| DEC | 18980 | -1200 | DEC | 2260 | -101 | MAY | 351 | -8 |
| 本日の相場の動き |
ファンド、大量の手仕舞い売りに各商品全面安
(コーン)
| 寄り付き前に農務省よりは110,000トンの仕向け地不明米国産コーンの成約、その他台湾向けに56,000トンの成約も確認されたが、理想的な天候推移・生育進捗を背景として市場のムードは相変わらずネガティブなまま、本日も取引が開始された。期近、12月限共にほぼ3セントのギャップをつけて安値寄り付きを見るとそのレベルが本日の高値圏。その流れがストップロスオーダーを大量に生み、積極的なファンド売りにセッション中盤には9月限226、12月限234まで値を削った。その地点からは売り過剰感もあり更なる値崩れには繋がらなかったものの、引けにかけて同レベルを挟んだ小刻みな上下動を繰り返し結局はほぼ安値に近いレベルで取引を終了している。下げた場面からの回復の兆しは全くないまま引けをむかえる形となった。12月限は昨年10月21日に233-1/2を付けて以来の安値、9月限については225-3/4、約定安値の更新となった。 |
(大豆)
| 値動き自体はコーンとほぼ同様。期近8月限はやや異なったもののその他の限月についてはやはり寄付きから大きく安値が付いた。11月限はほぼ10セントのギャップを付けて開始(寄り付きレンジ:637-633)するとそこが本日の高値。昨日の安値は簡単にブレークされセッション中盤までに11月限は620レベルまで落ち込んだ。暫くその前後での攻防が続いたもののサポート材料不足に更なるファンド売りが加速し引けにかけては更に10セント値を崩しそのまま本日の安値圏で取引を終了している。目先、そして8月上旬にかけての理想的な天候パターン(予想)を背景にテクニカルな動きが本日も市場を支配した。11月限は昨年12月24日につけた604以来の安値を本日見ている。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では9,500枚の売り越し、大豆市場では8,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約28,700枚のロング、大豆では約10,000枚のショートとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
| 昨日の降雨は限られた。ベルト全体の30%の範囲に0.25-1.00インチまで。中心はミネソタ南部、アイオワ北部、ネブラスカ北部など。気温はベルト東部では低く概ね80度台。ベルト西部では高め推移となり、ネブラスカ・カンザスなどにおいては最高気温が90度半ば〜100度近くまで上昇した。向こう5日間の推移では全体の75%の範囲に0.25-1.25インチの降雨が予想され、その中心はアイオワ中央部・南部、イリノイ北部、ウィスコンシン南部、ミズーリ北部、インディアナ中央部・北西部などとなっている。気温は本日・明日とベルト西部での上昇を見るものの週末にかけては再び平年並みからやや低めへ戻ってくると見られる。6-10日予報では平年以上のシャワーが予想されている点、又11-15日予報においても所謂ホット&ドライへの兆候は全く見られておらず引き続き適度な降雨を見るという流れに変化が見られず、コーンの受粉・大豆の着鞘という段階へは依然として理想的なパターンが続いている、という評価が維持されている。 |
【NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月27日〜8月1日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| 西部ベルト | B | B |
| 東部ベルト | N/A | B |
| 本日の発表等 |
【セッション中の発表】
| 1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ |
(単位 : 千トン)
| 明日の予想 | 先週の発表数字 | |
| 小麦 | 250-450 | 312.4 |
| コーン | 700-9000 | 1,080-90 |
| 大豆(旧穀) | ninus 25 | -4.8 |
| 大豆(新穀) |
50-100 |
12.7 |
| 大豆粕 |
20-60 |
20 |
| 大豆油 |
1-4 |
-4.5 |
【引け後の発表】
| 2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント (単位:%) |
| 7/17の週 | 前週 | |
| 肥育用ブロイラー卵導入数 | 103 | 103 |
| 肥育用ブロイラー雛鶏導入数 | 105 | 104 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
| 6月頭の320からここまで90セント近く、余りにも一方的な展開となった。ファンドネットロングは4月頭で200,000枚以上、6月頭で100,000枚強。本日時点で推定28,000枚。ファンダメンタルズの変化と比較して余りにも大きな値動きをこれまで見てきている訳であるが、理想的な天候を背景に受粉期も無事に乗り切れそうだといった期待感が、ファンドがロングを保持する意味合いを悉く削ってきているという状況。大豆に見たような関連商品のショートサイド動きもあり、コーンがネットショートに傾く可能性も高いと思われる。受粉期を切り抜けたコーン市場にとっての次の”ファンダメンタル”は8月の需給報告くらいしかないという事にもなり、目先の値動きは引き続き下向き。強いサポートラインを本日のようにダイナミックにブレークした動きを見ても、12月限は7月下旬に向けて220辺りまで下落してもおかしくない。現在の下げ相場に”豊作期待”が十分に織り込まれる事で、8月の需給報告が意識される事までにはトレンドに大きな変化が出てくるものと見ている。(A) |
(大豆)
| ファンドは今週でとうとうネットショートという(ほぼ一年振り)の状況へ突入する事となった。引き続く理想的な天候パターンが毎週の農務省作柄報告を例年のように”悪化させず”来週月曜の農務省発表での作柄改善期待をも先取りしたムードが漂う。11月限は640を挟んだ展開を7月に入ってからほぼ3週間続けてきたものの、5月以降続いている大きなトレンドラインを崩すには余りにも材料が不足した、ということになろう。本日の値動きから市場の目は、”11月限の6ドル割れ”を(短期的にせよ)より意識し始める事となる。天候パターンはその大きな背景となり続ける。コーン比較より8月が重要な大豆にとっては引き続きこの天候に大きく左右されるということになるが、ネットショートに傾いた大豆市場を見て(未だネットロングの)大豆粕・油・コーンといった他商品市場においても目先はテクニカルな売りが入りやすい環境になってくる為、引き続き目先のトレンドは下向きとなりそうだ。(A) |
| 弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 |
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)