米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年7月22日

 

 

本日の相場

とうもろこし                           --やや安値寄り付き、安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 224 1/2 - 225 1/4 225 3/4 219 219 1/4 - 7 157823 -2763
DEC 04 233 1/4 - 34 234 1/4 227 1/2 227 3/4 - 6 3/4 304924 +3932
MAR 05 241 1/2 - 41 242 1/4 235 1/2 236 - 6 3/4 57173 +2117
MAY 05 248 - 47 1/2 248 1/4 242 242 - 6 1/2 18990 +1237
JUL 05 252 1/2 - 52 1/4 252 1/2 246 1/4 246 1/2 - 6 1/4 15975 +1702
SEP 05 255 3/4 - 55 1/2 255 3/4 250 250 - 5 1/4 11247 +35
            570322 +6445

大 豆                 --まちまちの寄り付き、リミットダウンの期近を中心に大幅安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG04 708 - 11 713 657 1/2 657 1/2 - 50 31414 -1079
SEP  04 629 - 28 1/2 632 598 600 1/2 - 26 1/4 13199 -160
NOV 04 612 - 09 1/2 617 592 1/2 593 3/4 - 18 1/4 108396 +4950
JAN 05 617 - 16 622 599 599 1/2 - 21 9224 +988
MAR 05 623 624 606 607 1/2 - 17 1/2 4999 +976
MAY 05 630 - 28 630 609 609 1/2 - 19 4930 +369
            175613 +6194

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 21900 -1880 AUG 2440 -99 SEP 322 3/4 - 1 1/4 109.33 - 109.76
SEP 19630 -1750 SEP 2375 -70 DEC 336 1/4 - 1 1/4  
OCT 18480 -800 OCT 2292 -60 MAR 347 3/4 - 1/2  
DEC 18340 -640 DEC 2214 -46 MAY 350 - 1  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

前日のフォロースルー、穏やかな天候の元各地で順調に進捗する受粉などが相場へのプレッシャーになり、本日も弱気な相場となった。各限月前日比若干下げて寄り付いた後も、一方的に値を崩す展開が続いた。週間輸出成約高は予想の範囲内であったが下限に近かったため、多少弱気に捉えられた。また、タイで鳥インフルエンザの感染例が新たに3件発表されたこと、スウェーデンとフィンランドにおいてニューキャッスル病の発症が確認されたことなども重石となり、ファンドの大量の売り越しを後押しした。9月限と12月限が契約最安値を付けたことも心理的弱材料となり、弱気ムードのまま引けを迎えた。12月限は6.75セントダウンの227.75として引けている。

 

(大豆) 

目先予報されている穏やかな天候と、キャッシュマーケットの弱さが材料とされ、期近を中心に弱含むこととなった。寄り付き時は新穀限月はやや安値、期近は若干上げて取引されたが、その後は期近を中心に一方的に値を崩す展開となった。週間輸出成約高は材料として強かったが、今日のマーケットでは余り話題に上らなかった。弱気ムードのまま引けを迎え、結局8月限はリミットダウン、その他の限月も大きく下げて引けた。11月限は18.25セント安んぼ593.75として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では12,000枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約16,700枚のロング、大豆では約13,200枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日はコーンベルト東部で激しい雨が降り、インディアナでは所により4インチ、オハイオでは2インチに達した。他の地域では、0.6インチ以下。西部では、0.25インチ以下のわずかな降雨にとどまった模様。 この雨は明日にかけて南部に移動し、前日からの雨量と合わせて、コーンベルトの70%をカバーするものとなりそう。金曜日から来週水曜日にかけてはコーンベルト西部はは乾燥気味で推移しそう。東部は土曜日から木曜日にかけて乾燥予報であるものの、今後48時間のうちに0.25から1インチの雨が期待できる。最高気温は、ミズーリ、イリノイ南部の97度を除くと、80度台半ばから90度前半。気温は平年に比べて低く、週末を通して最高気温は70度後半から80度半ば程度。来週前半は暑くなるものの、後半には平年並みもしくは平年以下になりそう。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (7月28日〜8月2日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N/B B
東部ベルト N/A B

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(7月15日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 357.4 318.5 48,360.6 39,617.8 6,203.0 2,093.3
大豆 111.6 8.0 24,348.0 29,476.1 712.7 3,717.4
小麦 428.0 0.0 8,747.4 7,049.6 5,496.8 0.0
大豆粕 25.1 23.0 3,728.3 5,436.2 152.4 386.5
大豆油 0.5 0.0 209.0 698.9 24.4 30.5

コーンには弱気。大豆の合計数字は強気なものだったが、旧穀11万トンの成約のうち、53000トンが新穀の間違いではないかという噂があったことは、期近の弱材料となった。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(7月15日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 945.6 1,024.5 42,157.6 35,085.7 49,530
大豆 69.0 53.7 23,635.3 27,771.1 24,490
小麦 726.0 383.2 3,250.6 2,603.6 26,540
大豆粕 54.5 69.0 3,575.9 4,666.6 3,860
大豆油 4.6 1.4 184.6 605.4 390

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

昨年末の狂牛病騒ぎで底値を付けた後コーンマーケットは反発し、1月の需給報告で歴史的に見ても非常にタイトなファンダメンタルズが確認され更に上昇力を得ることとなった。その後上げ続けたコーンマケットは340セントを付けるに至ったが、6月に入ってトレンドが大きく転換。天候プレミアムを吐き出しながら急激に下げ続けたマーケットは、遂に本日期近2限月で契約最安値をつけるに至った。つい数ヶ月前では誰一人想像し得なかった、なんともドラマティックな相場である。

中西部では引き続き穏やかな天候が展開している。昨日インディアナ北部を見て回ったが、受粉の状態はほぼパーフェクトと言えよう。この分では目先もう暫く下げるだろうが、「下げ過ぎ」の声もかなり大きくなってきており、12月限220セント近辺のサポートはかなり強くなると思われる。相場が下げ止まったタイミングで発表される需給報告において多少強気なインプットが為されれば、相場の流れが大きく変わることとなろう。現在マーケットが想定している最終生産量はUSDAが発表している数字より大きい1075(百万BU)程度だという意見もあるので、相場が反発し易い土壌が整ってきたとも受け取れる。よって220台前半では買っておきたい。(K)


(大豆)

昨日の大きな展開をきっかけに本日も引き続き活発なファンド売りが見られた。特に期近については南部デルタ州での収穫をもう数週間後に控え、新穀現物流通への期待感も話題となり相場の流れを後押しした。寄り付き前の輸出成約高は予想を大きく上回る数字となったものの、翌年度分の間違いではないか、といった見方までされ現在の勢いを抑えるには足りず。しかし一旦線を越えた後の値動きは早い。本日は引き続いての狼狽売りに加え新規の売り手が多く見られた。 一気に6ドル割れを見た11月限は一向に悪化する傾向が見られない天候パターンを背景として目先は更なる売込みが進む様相であるが、一体どこまでの下げを可能とするのか?テクニカルには570ラインが指摘されている。ここ数日の下落スピードから既にトレンドも曲線ラインに変化してきており、勢いを止める一つの兆しではある。それらを考えながら、この時点では下がってもあと20-25セントという所ではないだろうかという意識を持ち始めている。 8月の大きな農務省発表を前にして、550-500への展開はないと見ている。8月の発表において大豆の予想イールドが41-42といった楽観的な数値になれば500へ向けての展開も考えられなくはないが、いずれにしても8月発表において実際にファンダメンタルズを見る前段階でそこまでの下落は現時点でイメージしていない。 そして、これらは全て“理想的な天候パターンの継続”が大前提。しかし天候リスクはまだ1ヶ月以上の期間続く事になるわけで、これまでの流れを見たからといって弱気一辺倒になる訳にもいかない。“8月の発表前“(向こう半月)として見た場合、上記の570ラインを一つの目安にしてはどうだろうか。(A)

 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)