米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年7月26日

 

 

本日の相場

とうもろこし                        --安値寄り付き、やや安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 219 1/2 - 19 3/4 223 1/2 218 223 1/4 -1/2 151430 -950
DEC 04 228 - 28 1/4 231 3/4 226 1/4 231 3/4 -1/4 306752 +1770
MAR 05 235 1/2  - 36 1/2 240 234 3/4 239 3/4 -3/4 58699 +1325
MAY 05 243 - 43 1/4 246 1/4 241 1/4 246 1/4 -1/2 21411 +1123
JUL 05 247 3/4 - 47 1/2 251 1/4 245 3/4 251 1/4 -1/4 18095 +951
SEP 05 250 252 248 3/4 251 3/4 -1 3/4 3977 +255
            572862 +4692

大 豆                          --大きく安値寄り付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG04 647 - 48 670 634 669 -1/2 22666 -7991
SEP  04 602 611 1/4 595 610 3/4 -10 1/2 13621 -97
NOV 04 591 - 93 1/2 598 1/4 586 597 -14 1/2 106825 -3348
JAN 05 596 - 98 605 593 1/2 604 -15 9860 +310
MAR 05 606 612 601 612 -13 5729 +214
MAY 05 608 614 603 613 -15 5428 +482
            167543 -10478

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 21180 -620 AUG 2449 -0'23 SEP 323 3/4 -5 109.51 - 110.06
SEP 19930 -240 SEP 2368 -0'28 DEC 337 1/2 -4 3/4  
OCT 18610 -410 OCT 2298 -0'20 MAR 349 1/4 -4 1/2  
DEC 18550 -330 DEC 2226 -0'22 MAY 352 -5 1/2  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

週が明けても尚穏やかな天候を受け、セッション前半は引き続き弱気な取引となった。12月限ではデイリーチャートでギャップを付け、各限月金曜の引けから約4セント下げて寄り付いた後も、前半は更に若干弱含む動きとなり、9月・12月・3月限ではそれぞれ契約安値を再び更新した。週間輸出検証高の数字が予想より少なかったこと、タイにてまた新たな鳥インフルエンザの感染例が確認されたことなども本日の相場には重石となった。しかし安値圏では行き過ぎ感が高まり、確りとサポートされ、セッション後半に入ると徐々に値を上げ出した。引けにかけては大きく値を戻して寄り付き時に付けたギャップを埋め、結局は各限月金曜の引けから3/1-3/4セント安での引けとなった。

 

(大豆) 

継続する穏やかな天候を受け、各限月20セントもの大幅な下げを伴って寄り付いたが、その後は徐々に値を戻す展開が続いた。 先週の急落に対する行き過ぎ感に加え、週間輸出検証高が強気な数字だったことも上昇力となった。特に期近8月限は後半強気な展開となり、結局0.5セントダウンとして引けた。 期近の強さは先の限月にも波及したが、新穀限月の上げは限られ、11月限は14.50セントダウンの597.00として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,500枚の売り越し、大豆市場では売り買い同数量であったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約15,900枚のロング、大豆では約14,200枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

週末の天気はほぼ予想通り。カンザスのいくつかの地方と、ミズーリにて1インチから4インチまでのまとまった降雨量を観測。特に両州の州境では6インチに達したところもあった模様。その他の地域はほぼ降雨量がなく、ネブラスカ、アイオア南部、イリノイからオハイオにかけて多くても0.6インチ。ケンタッキー北部とオハイオ南部で1インチに達したところがあった。ダコタ地方東部、アイオア北部、中央部、ウィスコンシンでは降雨は見られず。一方、気温は急激に下がり、最高気温が60度から70度。今週はもう少し気温も上昇し、夏らしくなるものの、やはり例年よりは低い。今週の終わりにかけての最高気温は70度後半から80度前半。最低気温は50度から60度。来週になれば、例年程度の気温に戻り最高気温が80度から90度。

今週は若干の降雨は見られるものの、地域は限定され、今週終わりにかけて予報されている降雨もコーンベルトの45%-50%にとどまり、先週の予想より若干弱くなってきている。気温は先週の予報と変わらず。今週の低い気温は、乾燥気味の天候にとって土壌水分の蒸発を防ぎ、クロップにとっては望ましい。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月1日〜8月5日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A A/N
東部ベルト A A

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

3) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  7月22日の週 7月15日の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  802.0 904.6 913.5 41,777.8 34,193.0
ダイズ  129.7 63.4 104.6 22,834.5 27,596.7
小麦 312.8 599.3 563.0 3,762.6 3,491.4

コーンは事前予想813-940の予想を下回り、弱材料。大豆は事前予想54-108を上回り、強材料。

 

【引け後の発表】

4)USDA週間クロップ・プログレス(7/25の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地のシルキング進捗状況》 

  7/25の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   73 38 56 69
イリノイ   97 83 79 85
ネブラスカ   81 49 67 73
ミネソタ 52 12 75 70
インディアナ   94 82 54 76
オハイオ 85 67 54 61
ウィスコンシン 25 10 28 36
サウスダコタ 26 1 22 33
ミズーリ 95 91 87 87
ミシガン  47 19 20 41
主要18州平均   72 50 61 69

《コーン主要産地のドウ・ステージ進捗状況》 

  7/25の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   4 0 0 2
イリノイ   49 15 13 21
ネブラスカ   5 3 5 9
ミネソタ 0 0 0 0
インディアナ   24 10 6 13
オハイオ 15 5 1 6
ウィスコンシン 0 0 0 1
サウスダコタ 0 0 0 2
ミズーリ 52 36 37 40
ミシガン  0 0 0 0
主要18州平均   19 9 9 12

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 5(5) 14(16) 52(51) 27(26)
イリノイ 0(1) 1(1) 14(12) 64(57) 21(29)
ネブラスカ 1(1) 2(2) 13(14) 50(50) 34(33)
ミネソタ 1(2) 5(5) 27(29) 54(52) 13(12)
インディアナ 3(3) 4(5) 16(17) 53(53) 24(22)
サウスダコタ 0(0) 2(2) 1614) 55(64) 27(20)
ウイスコンシン 5(7) 14(10) 24(25) 37(39) 20(19)
主要18州平均 1(2) 5(4) 17(18) 52(51) 25(25)
18州平均(昨年) 3(2) 7(6) 21(20) 48(50) 21(22)

進捗は引き続き順調。ミネソタ、サウスダコタ、ウィスコンシンで進捗が過去5ヵ年平均より遅れ気味。コンディションは良い/非常に良い割合が1%up。材料としては中立、もしくは少し弱材料。


《大豆生産主要州の開花進捗状況》
 

  7/25/04 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   87 69 75 82
イリノイ   85 77 64 76
ミネソタ 73 46 80 77
インディアナ 77 67 50 72
ネブラスカ 74 65 67 74
オハイオ 77 66 63 72
ミズーリ 58 48 48 53
主要18週平均 74 59 64 70

《大豆生産主要州の着鞘進捗状況》 

  7/25/04 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   43 19 24 37
イリノイ   48 25 13 28
ミネソタ 16 2 18 18
インディアナ 36 22 11 27
ネブラスカ 28 11 9 21
オハイオ 37 15 15 22
ミズーリ 22 13 12 19
主要18週平均 32 16 18 27

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 5(6) 18(20) 50(50) 25(22)
イリノイ 0(1) 3(3) 19(21) 63(56) 15(19)
ミネソタ 1(2) 9(10) 35(35) 47(46) 8(7)
インディアナ 3(3) 5(6) 20(22) 52(52) 20(17)
ネブラスカ 1(1) 3(4) 19(15) 53(60) 24(20)
オハイオ 5(5) 12(13) 29(31) 43(40) 11(11)
ミズーリ 2(2) 6(5) 24(24) 52(53) 16(16)
主要18州平均 2(2) 6(6) 23(24) 51(53) 18(15)
18州平均(昨年) 2(2) 7(6) 25(24) 50(51) 16(17)

生育・コンディション共に引き続き順調。クロップコンディションは良い/非常に良い割合が1%up。材料としては中立、もしくは少し弱材料。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

大豊作の可能性が高まっているのは間違いない。しかし、順調な生育状況を目の当たりにすると過度に弱気な予想が蔓延するものであり、マーケットで言われ出しているように、110億ブッシェルもの生産量が本当に達成されるものなのか、という質問に対しては個人的には懐疑的である。現在のマーケットは既にかなりの天候プレミアムを吐き出してしまっており、また、過去のチャートを見てもこの時期に相場が底を迎えるというパターンは多い。では、現実に底は近いのかというと現時点ではっきりと言及するのは難しく、穏やかな天候が続く限りはそれがプレッシャーとなり、他に材料が無ければ相場はダラダラと下げ続けるしかないので、目先は12月限で210セントを目指すこととなろう。しかし、その後の展開に関しては、8月の需給報告をきっかけとして相場が目指す方向に変化が現れるというようなシナリオも十分に考えられる。(K)


(大豆)

再び問題なく週末を乗り越え、本日も買手不足に市場は下落を余儀なくされた。それでも現物市場が堅調推移だった事でテクニカルな買い物が8月限に加わった事はその他の限月の下げ幅を結果として抑える事となっている。引け後の農務省発表内容を見ても、GOOD/EXCELLENTは1%アップの69%と昨年同期比より3%良く、着鞘は既に32%と昨年同期の18%を大きく上回っている。南部諸州よりの新穀大豆の早期出荷・・という意味ではこれも材料として頭を抑えるもの。しかし先取りの相場展開がそれらをこれまで確実に織り込んできているのも事実であり、8月需給報告前の安値目標である11月限570前後という見方は維持したい。(A)


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)