米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年7月28日

 

 

本日の相場

とうもろこし                        --やや安値寄り付き、安値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 221 1/2 -22 222 1/2 217 1/2 218 1/2 -3 3/4 148945 -1653
DEC 04 229 1/2 - 30 230 3/4 225 1/2 226 3/4 -4 310364 +2327
MAR 05 239 - 38 1/2 239 234 1/4 235 1/2 -3 3/4 59766 +708
MAY 05 244 1/4 - 44 1/2 245 1/4 240 1/2 241 1/2 -3 3/4 22039 +432
JUL 05 249 - 49 1/4 249 1/2 245 246 1/4 -3 3/4 18805 +510
SEP 05 251 251 248 248 -3 4329 +36
            576695 +2308

大 豆                            --安値寄り付き、大きく安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG04 658- 50 658 625 627 -38 1/2 18325 -1199
SEP  04 598 - 95 599 580 1/2 582 1/2 -26 1/2 14248 +386
NOV 04 588 - 85 593 575 575 3/4 -21 1/4 108095 +914
JAN 05 591 - 93 598 1/2 583 583 1/2 -19 1/2 10530 +235
MAR 05 599 605 590 590 3/4 -20 1/4 6066 +133
MAY 05 608 609 594 1/2 595 1//4 -18 1/4 5450 +12
            166302 +578

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 19880 -1390 AUG 2325 -0'99 SEP 314 3/4 -6 1/2 111.33 - 111.83
SEP 18880 -1120 SEP 2264 -0'94 DEC 327 1/2 -7 1/2  
OCT 17880 -740 OCT 2203 -0'86 MAR 339 1/4 -7 1/4  
DEC 17790 -690 DEC 2149 -0'68 MAY 345 1/4 -5 3/4  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

前日のフォロースルーによるテクニカルな売りに加え、目新しい材料に欠けることによりやや弱含んで寄り付いた後も、弱気な相場が続いた。穏やかな天候を受けてファンドのリクイデーションも加速され、今日一日で更に4,500枚が手仕舞われた。ほとんどの限月で契約安値が更新されたことは弱気ムードを煽り、ほぼ最後まで流れは変わることなく、引け際に多少値を戻すもその動きは限られたものとなり、結局各限月前日比3-4セント下げての引けを迎えた。12月限は4.0セント安の226.75として引けている。

 

(大豆) 

かなり先まで手当てしてしまっていると言われる搾油業者の買い控えが原因と言われる弱気な現物相場が期近限月にはプレッシャーとなり、8月限を中心に大きく弱含む相場展開となった。寄り付きから前日比7-9セント下げての取引となった後も、終始弱気ムードが続いた。11月限も昨年11/26以来の安値を更新し、さらに下げる展開。長期の予報では一部の予報家によりドライな天候が予想されており、若干のサポート材料だが、目先の穏やかな天候は相変わらずマーケットの重石となっていり、流れは最後まで変わらず、各限月期近を中心に大きく安値引けとなった。11月限は21.25セント安の575.75として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では4,500枚の売り越し、大豆市場では5,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約6,400枚のロング、大豆では約19,200枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日はベルトの約15%、特にベルト西部が中心の降雨となった。本日・明日とベルト西部での降雨は続き、週末にかけては南部地域がその対象となりそう。向こう5日間でのカバーは65%の見込み。現時点で土壌水分不足とされる範囲はベルト全体の20%といわれ、引き続き良好な進捗が期待される。 昨日からの予報の変化としては、目先のベルト東部への雷雨前線通過の可能性が高まった点。 本日寄り付き前の弱材料ともなっている。

向こう2日の降雨予報についてはウィスコンシン北西部・ミズーリ南東部・ミネソタ中央部などのややドライとされる地域への降雨も期待されている。しかし一方ではアイオワ中東部・イリノイ中西部・ウィスコンシン北東部などへの降雨は期待薄で、大豆の着鞘・一部コーンの受粉に一部弊害が出るとの見方もある。

上記予想通りの降雨を見れば、ストレスの地域範囲は10-15%にまで狭まると言われる。それら以外の地域は引き続き順調。ホット&ドライの懸念も小さく、その通りの展開となれば、市場における高イールド期待は更に高まる傾向にあるということが出来る。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月3日〜8月7日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A A
東部ベルト N/A A

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 350-450 428.0
コーン 600-800 675.9
大豆(旧穀) minus75 - 0 111.6
大豆(新穀)

0-50

8.0

大豆粕

30-60

48.1

大豆油

1-4

0.5

 

【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

    7/24の週        前週     
肥育用ブロイラー卵導入数      102 102
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   103 105

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

ファンドのネットロングも大方整理されたことからも、天候プレミアムはほぼマーケットから吐き出されたと見て良いだろう。天候面の問題がほとんど無いまま受粉期を過ごした今年のクロップが豊作となることはほぼ間違い無い。しかし定点観測の欄に書いたように、同じく豊作であった去年を大幅に上回るかといういう点に関しては疑問を持つ農家が多いようである。本日もミネアポリスからの客人と話したが、彼を含めて周辺の農家の今年の生産量に対する見方はそれ程楽観的ではないという。(ミネソタ州のコンディションが比較的良くないという理由もあると思うが。)目先、具体的な強材料が出てきそうにない中、もう暫くはダラダラと下値を探る展開続くと考えられるが、12月限210セント当たりのサポートは強いと思われる。また、需給報告が一つの転機となる可能性もあるので発表前にはある程度買っておいた方が良いと考える。(K)


(大豆)

弱い。過去2日の安値がこうもあっさりとブレークされるとは見ていなかった。本日の勢いからこの時点での550へ向けた下落も十分至近距離に入ってきている。8月に向けてのホット&ドライの懸念が膨らまない点は市場での期待イールドを40前後まで既に織り込みつつある。各搾油メーカーの稼動調整に関する情報は期末在庫懸念に対して心理的“ゆとり”を与え、同時に8月中の南部産地の新穀期待と入り混りあう。国内現物価格もこれらを反映して下落が続いている。ファンドネットショートは既に20,000枚近い。過去2日の動きに変化を期待する向きもあったが、本日の動きを確認し“まだ下がる”というムードが市場に増幅している。発表前の5ドル前半(11月限)は考えていないものの、材料なしの状態では持ち堪えようもない、といった印象。目先の売り腰は依然として強そうである。(A)

 

 


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)