米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年7月29日

 

 

本日の相場

とうもろこし                               --やや高値寄り付き、変わらずの引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 220 1/4 - 20 222 1/2 218 218 1/2 + 0 147663 -1282
DEC 04 229 - 28 1/2 231 1/2 226 1/2 227 + 1/4 310646 +282
MAR 05 237 1/2 - 37 240 235 1/4 235 1/2 + 0 60496 +730
MAY 05 243 3/4 245 3/4 241 3/4 242 + 1/2 22496 +457
JUL 05 247 3/4 - 47 1/2 250 3/4 246 246 3/4 + 1/2 19236 +431
SEP 05 250 250 1/2 249 249 1/2 + 1 1/2 4381 +52
            577607 +912

大 豆                            --高値寄り付き、期近は安値引け、先は高値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG04 635 - 34 646 618 624 1/2 - 2 1/2 13733 -4592
SEP  04 592 - 91 600 584 590 + 7 1/2 14569 +321
NOV 04 588 - 84 596 580 584 3/4 + 9 109302 +1207
JAN 05 595 - 91 1/2 602 1/2 589 592 1/4 +8 3/4 10791 +261
MAR 05 604 - 03 608 595 600 1/2 + 9 3/4 6605 +539
MAY 05 605 614 600 1/2 605 + 9 3/4 5761 +311
            164501 -1801

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 20010 +130 AUG 2283 -42 SEP 312 3/4 - 2 111.79 - 112.46
SEP 19220 +340 SEP 2254 -10 DEC 326 1/4 - 1 1/4  
OCT 18150 +270 OCT 2207 +4 MAR 337 1/2 - 1 3/4  
DEC 18120 +330 DEC 2161 +12 MAY 343 - 2 1/4  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

昨日の終盤の下げに対する行き過ぎ感に加え、週間輸出成約高が強気な数字となったことにより各限月前日比1-2セント上げての寄り付きとなった。8月に気温の上昇とややドライ気味な予報が言われ出していることも若干のサポート材料となったが、多くの地域で受粉期を終えたコーンへの影響は限られるという意見が一般的である。序盤は寄り付きの強さが続いたものの、その後は一転して弱気ムードでの取引が続いた。結局は各限月前日引け値とあまり変わらないレベルで引けている。12月限は0.25セントアップの227.00として引けた。

 

(大豆) 

センサスの搾油報告は、搾油量が予想範囲内だったため、大きく材料視されなかった。8月に気温の上昇とドライ気味の天候が示唆され出していることと、強気な週間輸出成約高の発表が材料視され、期近で7-8セント、新穀限で10セント強上げて寄り付いた後、序盤はその流れを受けて若干強気な展開が続いたが、その後期近は一転して徐々に弱含むこととなった。キャッシュマーケットの弱さが期近の需要の乏しさを連想させ、8月限の頭を抑えている。流れは最後まで変わらず、結局8月限は2.50セントダウンの624.50として引けている。新穀限月は目先の穏やかな予報と長期予報に示唆され出しているやや強気な見方とを受け、上げたり下げたりの展開の中、期近の影響もあり、どちらかと言えば徐々に値を下げる展開となった。しかし結局下げ幅は限られたものとなり、11月限では9.0セントアップの584.75として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の買い越し、大豆市場では2,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約10,400枚のロング、大豆では約17,200枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部   

昨日はベルトの25%に0.25-1.25インチ、所によっては2.75インチまでの降雨を見た。中心はベルト西部。今晩から明日にかけてはベルト北西部・南部で週末にかけて引き続き降雨が予想される。向こう5日間の降雨はベルと全体の60%に1.25インチ、所によっては2インチまでが予想される。 週末にかけては最高気温も90度台までは上昇せず比較的マイルド傾向継続。90度前半にかけてのレベルはベルと南部で来週前半から予想されている。 気温の上昇も見られず特に問題は指摘されないものの、向こう10日間については雨量もそれほど期待されず、アイオワ南東部・ミズーリ北東部といったややドライ気味の地域においては予報どおりの傾向にストレス蓄積の可能性も指摘される。

本日の寄り付きでも、目先の天候パターン懸念に相場は上昇した。今週末にかけて中西部におけるホット&ドライの広がりを指摘する予想モデルの為だ。しかし、同時にその予想に異を唱えるモデル・予報家の声も重なり、市場へは統一した材料としてのインプットとなり得ず最終的には値動きも力を失った形となっている。 気温は上がってもタイムリーな雨が期待されているなど、完全な”ブロッキング高気圧”が存在するわけでもなく、材料としての重さに不足している、という事が出来る。

 


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月4日〜8月8日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A A/N
東部ベルト A/N A/N

適度な降雨は見るものの、気温はやや高め推移となる。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(7月22日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 378.8 563.5 48,739.3 40,165.2 5,775.4 2,656.8
大豆 -37.8 167.9 24,310.2 29,595.7 519.8 3,885.3
小麦 599.2 0.0 9,346.7 7,536.7 5,741.7 0.0
大豆粕 18.9 63.5 3,747.2 5,716.3 150.6 450.1
大豆油 406 0.0 213.6 699.6 26.2 30.5

内容としてはコーン・大豆ともに強気であった。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(7月22日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 806.3 945.6 42,963.9 35,927.6 49,530
大豆 155.1 69.0 23,790.4 27,890.0 24,490
小麦 354.3 726.0 3,605.0 3,168.3 26,540
大豆粕 20.7 54.5 3,596.6 4,724.9 3,860
大豆油 2.8 4.6 187.4 610.4 390

 

 

1) センサス搾油報告(6月分) 

(単位 : ショートトン、 オイル ⇒ 1千ポンド) 

  6 (2004年)  5月 (2004年)  6月 (2003年) 
搾油量 3,280,765 3,523,982 3,641,315
粕生産量  2,427,584 2,593,878 2,676,779
粕在庫  282,860 421,146 234,179
皮生産量  188,643 198,496 196,607
皮在庫  32,074 44,401 37,401
粕・皮在庫  314,934 465,547 271,580
油生産量  1,235,972 1,314,624 1,391,042
油工場・倉庫在庫計  690,978 792,511 1,141,116
工場在庫(トン) 1,524,341 1,651,591 1,928,497

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

現在のマーケットは豊作期待をかなり織り込んだと考えられるものの、目先具体的な強材料が出て来なければファンドも買いには動かず、再びジリジリと下げ出し、12月限で210セントを目指す可能性が大きい。8月のHOT&DRY気味の天候が一部では示唆されているが、受粉を終えたコーンの相場にはさほど大きなインパクトを与えることはないと考えられる。ただ、一つ注意しなければならないのは、今トレードされているマーケットは、150のイールドや110億ブッシェルの生産量といった(楽観的な)予想を一部織り込んでいること。このことは8月の需給報告を迎えるに当たって、大きなリスクとなってこよう。(K)


(大豆)

目先そして8月中旬にかけての天候予想が本日の値動きを作った。本格的な着鞘ステージを8月に迎える大豆にとってはこれからがより神経質な時期となる。週が変われば月も8月となり、農務省需給報告へ対する意識も来週以降更に高まる事が予想される。テクニカルにも弱かった昨日の動きも、天候材料が入ればこのような敏感な動きが見られるように、天候推移が目先の値動きを誘導する形は今後も継続すると思われる。ホット&ドライ懸念も打ち消され農務省発表で期待通りのイールドが確認されれば5ドル前半への値動きも十分考えられるが、やや見通しが不安定な天候材料が出てきている事もあり下値も抑えられるか。いずれにしても天候推移次第となってくる。(A)


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)