米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年8月2日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --高値寄り付き、高値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 218 1/2 - 18 1/4 219 1/4 216 1/2 218 1/4 + 1 142746 -1822
DEC 04 227 - 26 1/2 228 3/4 225 227 3/4 + 2 1/4 313226 +4242
MAR 05 235 1/4 - 34 3/4 237 1/2 234 236 1/2 + 2 1/4 61904 +1441
MAY 05 242 - 41 1/2 243 1/4 240 242 1/2 + 2 1/4 22809 +238
JUL 05 246 1/2 - 46 1/4 248 1/4 245 1/4 247 1/2 + 2 1/4 20259 +396
SEP 05 249 250 248 1/2 249 1/4 + 0 4538 +46
            578473 +4715

大 豆                        --まちまちの寄り付き、 安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG04 600 606 583 598 - 1 1/2 7041 -2419
SEP  04 573 - 72 1/2 580 562 569 1/2 - 5 15426 +437
NOV 04 570 - 67 576 558 566 - 3 111641 +1720
JAN 05 576 - 75 1/2 582 566 574 1/2 - 2 1/2 10661 -197
MAR 05 583 590 574 582 1/4 - 3 1/4 7030 +166
MAY 05 592 595 578 568 1/2 - 3 1/2 6685 +296
            162870 +362

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 19280 -520 AUG 2174 -26 SEP 317 + 4 3/4 110.60 - 111.23
SEP 18370 -330 SEP 2172 +07 DEC 330 3/4 + 5 1/4  
OCT 17430 -120 OCT 2129 +23 MAR 342 1/4 + 5 1/4  
DEC 17390 -160 DEC 2085 +37 MAY 345 1/2 + 5  

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

穏やかな天候が続いているが、ここに来て大きく材料視されなくなった模様。金曜日の下げに対して若干の行き過ぎ感があったこともあり、寄り付きは各限月前日比やや上げて取引された。中国が700万トンの輸 出枠追加を検討しているという話があったこともあり、オープニングオーダーが一層された後は一時弱含む場面も見られたが、その後は一日の大部分が強気サイドでの取引となった。週末にクロップサーベイを行ったいくつかのグループの中には、「思ったほど作柄が良くないのでは」という印象を述べる者もいたという話が取り上げられたことも支援材料となった。緩やかな上昇の中で引けを迎え、12月限は前日比2.25セントアップの227.75として引けている。午前中に発表された週間輸出検証高は市場の予想範囲内にて材料としては中立であった。

 

(大豆) 

目先の穏やかな天候とファンドのショートカバーにより上下に振れ易く、方向性に欠ける相場となった。期近はファンド筋の売りを受けて若干上げて寄り付いた後、周囲の弱気なマーケットの影響を受けてか一度は10セント以上値位置を下げた。しかしその後はファンドの買いを受けて徐々に上げて行く展開となった。しかし上げ幅は限られ、8月限は結局前日比1.50セントダウンの598.00として引けている。新穀限は寄り付きこそ前日比10セント近く上げて取引されたが、午後に入ってから引けにかけてはやはり天候が重石となって大きく値を崩すこととなり、結局は11月限で3.0セントダウンの566.00とし引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約13,600枚のロング、大豆では約18,000枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末を通してサウスダコタ東部、ミネソタ、ウィスコンシンからイリノイ南部、インディアナ、オハイオあたりまで降雨があったものの雨量としては多いところで2インチ程度まで。アイオア東部、イリノイ北部では降雨は見られず、乾燥気味である。気温は週末は80度後半から90度、所により100度を越す気温と高気温となった。ただ、今週後半から涼しくなりそうだ。今週は今後数日間のうちに強いサンダーストームが中西部を横切り、サウスダコタからイリノイ北部を通してオハイオまでと中西部の多くの地域で降雨が期待できそう。雨量は0.5から1.5インチまで、ところにより2から3インチといったところ。これは従来の予報よりも雨量としては多い。気温は水曜日までは暑く、80度後半から90度前半。水曜日以降は涼しくなり、70度半ばから80度。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月8日〜8月12日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A A/N
東部ベルト N A/N

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

3) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  7月29日の週 7月22日の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  831.4 877.9 488.2 42,685.1 34,681.2
ダイズ  84.1 129.7 262.4 22,918.6 27,859.0
小麦 663.3 339.1 563.6 4,452.2 4,055.0

コーン・大豆共に予想範囲内にて、材料としては中立。

 

【引け後の発表】

4)USDA週間クロップ・プログレス(8/1の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地のシルキング進捗状況》 

  8/1の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   89 73 81 88
イリノイ   99 97 90 95
ネブラスカ   93 81 89 90
ミネソタ 79 52 95 92
インディアナ   98 94 76 90
オハイオ 90 85 76 83
ウィスコンシン 38 25 53 66
サウスダコタ 47 26 59 63
ミズーリ 98 95 92 94
ミシガン  67 47 48 69
主要18州平均   84 72 81 86

《コーン主要産地のドウ・ステージ進捗状況》 

  8/1の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   12 4 4 10
イリノイ   64 49 26 40
ネブラスカ   16 5 14 23
ミネソタ 1 0 0 2
インディアナ   38 24 14 28
オハイオ 27 15 7 18
ウィスコンシン 0 0 1 7
サウスダコタ 2 0 5 13
ミズーリ 72 52 52 58
ミシガン  4 0 0 1
主要18州平均   28 19 16 24

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 1(2) 5(5) 17(14) 49(52) 28(27)
イリノイ 1(0) 3(1) 13(14) 52(64) 31(21)
ネブラスカ 1(1) 2(2) 12(13) 49(50) 36(34)
ミネソタ 2(1) 6(5) 24(27) 55(54) 13(13)
インディアナ 2(3) 5(4) 16(16) 53(53) 24(24)
サウスダコタ 0(0) 4(2) 18(16) 54(55) 24(27)
ウイスコンシン 5(5) 15(14) 22(24) 39(37) 19(20)
主要18州平均 2(1) 5(5) 17(17) 49(52) 27(25)
18州平均(昨年) 3(3) 8(7) 22(21) 47(48) 20(21)

今回の発表で、シルキング進捗状況が過去5年を下回る数値となっている。また、クロップコンディションも1%ダウンとなっており、いずれも強材料と言える。


《大豆生産主要州の開花進捗状況》
 

  8/2/04 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   95 87 87 91
イリノイ   93 85 81 89
ミネソタ 81 73 93 91
インディアナ 90 77 67 84
ネブラスカ 85 74 85 87
オハイオ 85 77 78 85
ミズーリ 74 58 61 68
主要18週平均 84 74 78 83

《大豆生産主要州の着鞘進捗状況》 

  8/2/04 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   66 43 46 60
イリノイ   64 48 30 51
ミネソタ 27 16 42 39
インディアナ 56 36 23 43
ネブラスカ 46 28 30 40
オハイオ 52 37 29 41
ミズーリ 41 22 23 31
主要18週平均 49 32 35 46

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 5(5) 18(18) 50(50) 25(25)
イリノイ 1(0) 4(3) 17(19) 55(63) 23(15)
ミネソタ 2(1) 7(9) 33(35) 47(47) 11(8)
インディアナ 3(3) 5(5) 19(20) 54(52) 19(20)
ネブラスカ 1(1) 4(3) 15(19) 53(53) 27(24)
オハイオ 5(5) 10(12) 30(29) 41(43) 14(11)
ミズーリ 2(2) 6(6) 23(24) 53(52) 16(16)
主要18州平均 2(2) 6(6) 22(23) 50(51) 20(18)
18州平均(昨年) 3(2) 8(7) 26(25) 47(50) 16(17)

生育・コンディション共に引き続き順調。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

今日のコーン相場はファンダメンタルズの変化よりもむしろ下げ過ぎ感からくるテクニカルな買いに引っ張られたものであったが、金曜の安値にて本日もまたサポートされた点はテクニカル的に強く、このレベルをブレイクするのにはある程度のエネルギーを必要とすることを表している。しかし中国が輸 出枠を700万トン追加発行するといった話も言われており、再びはっきりとしたダウントレンドを描いて12月減210.0セントを目指す展開となることは容易に有り得る。また、各地から入ってくるクロップレポートも今年の相場をまだまだ押し下げる可能性が高い。(今日は「思ったほど良くなかった」という内容の報告に注目が集まっていたようだが。)しかし、一方で、本日引け後のクロップコンディションレポートではGood-Excellentの割合が下方修正された。ここ数年の傾向として、クロップが立ち枯れ期に入ると見た目の悪さからコンディションレポートの数値が悪化する傾向があるので、今後要注意である。また、個人的には8月の需給報告に対しては若干強気な見方をしているのでそれまでにある程度買っておくことを勧めたい。


今日の大豆相場は、現在の相場が天候を材料に今後さらにテクニカルサポートを下へ抜けていく可能性が高いことを感じさせた。この一カ月の降水量が平年の2倍に至ったアイオワ・ウィスコンシン・ネブラスカを始め、各州で今のところ潤沢な水分を得ているので暫くは問題ないと思われるが、大豆にとって天候がとても重要である時期は、少なくとも8月一杯までは続くので、(去年の例もあり)安心はできない。(K)


 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)