米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年8月6日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --高値寄り付き、高値引け―

 

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 227 - 26 1/2 227 223 1/2 225 3/4 + 1 3/4 132068 -1634
DEC 04 237 - 36 1/2 237 234 236 3/4 + 2 318587 +4196
MAR 05 246 - 45 3/4 246 242 1/2 245 1/4 + 1 1/2 65123 -585
MAY 05 251 1/2 - 51 1/4 251 1/2 248 1/2 251 1/2 + 2 23416 +223
JUL 05 256 1/4 - 56 256 1/2 253 1/4 256 1/2 + 2 1/4 21440 +318
SEP 05 257 1/2 258 1/4 256 1/4 258 + 2 3/4 4715 +22
            579276 +2502

大 豆                        --まちまちの寄り付き、安値引け--
          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
AUG04 615 - 14 619 600 606 3/4 - 2 3/4 3843 -908
SEP  04 582 - 81 583 566 569 1/4 - 12 1/4 16045 -363
NOV 04 571 - 70 573 558 561 3/4 - 9 1/2 119347 +2326
JAN 05 577 1/2 579 565 567 1/2 - 10 3/4 11180 +384
MAR 05 584 586 572 574 3/4 - 8 3/4 7495 +47
MAY 05 590 590 1/2 577 579 - 9 1/2 6570 +80
            169036 +1491

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
AUG 18870 +190 AUG 2310 +43 SEP 315 3/4 - 5 3/4 109.97 - 111.57
SEP 18120 -150 SEP 2247 +15 DEC 332 - 4  
OCT 17350 -270 OCT 2185 -12 MAR 344 - 4  
DEC 17270 -250 DEC 2114 -31 MAY 348 -4 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

ビッグレポートを来週に控え、ファンドのショートカバーが入りコーンマーケットは続伸。前日比2-3セント上げて寄り付いた後は周囲のマーケットの弱さが波及したこともあって値を戻し、前日引け値と変わらないレベルでの取引が続いた。しかし、気温の低下がベルト北部のクロップに小さくない影響を及ぼしているらしいという話がマーケットで囁かれ出したこともあり、引けにかけては値を上げることとなった。最後の15分だけでファンドが1500枚もの買い越しを行ったこともあって、結局各限月高値引けとなった。12月限は2.0セントアップの236.75として引けている。

 

(大豆) 

中国が米国産大豆の買い付けを模索しているという報告があったことや、搾油プラントがペースを緩めているという話により強含んだ期近の大豆粕にサポートされ、8月限は前日比5-6セント上げての寄り付きとなったが、その他の限月は前日引けと変わらないレベルでのオープニングとなった。その後は材料難とファンドの売りを背景にして各限月下げ続けた。テクニカルな売りによりマーケットは下げ続け、各限月安値引けとなった。8月は2.75セントダウンの606.75、11月限は9.50セントダウンの561.75として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,500枚の買い越し、大豆市場では2,500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約11,100枚のロング、大豆では約13,600枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 気温は引き続き低め推移が継続

昨日はベルト全域でドライ。気温は総じて平年比低め推移となった。ベルト西部では土曜〜日曜。以降は中央部・東部へ月・火と降雨システムが移動する。週末は全体の20%の範囲、向こう5日間で全体の55%に0.25-0.75インチというのが予報となっている。降雨の中心は両ダコタ・ミネソタ中西部・ネブラスカ南東部・アイオワ中央・東部など。気温は引き続き平年比低め推移が継続見込み。

気温が一向に上昇しない事から少々のドライでも作物への影響はスローだといってよい。しかし一方では低温傾向が生育を遅らせ早霜への懸念が囁かれているのも事実。例年であれば最初の霜は9月下旬から10月初旬となるが、歴史的には9月始めに到来した記録もある。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月12日〜8月16日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト B N/B
東部ベルト B B

低温傾向は来週以降についても維持されたままとなっている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (8月3日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   11,173 ショート   17,000 ショート      409
大豆粕  ロング      672 ショート    2,400 ショート    2,871
大豆油 ロング      702 ショート    1,300 ショート   10,476
コーン  ロング     2,136 ロング    14,600 ショート   27,041
小麦  ショート   17,153 ショート   16,100 ショート   20,605

コーンにはやや強気な発表内容となった。その他はニュートラル。

 

2) USDA 週間ローンデータ ( Aug 3 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 341.5 -30.8 0.0 0.0 985.4 30.8
2004クロップ 0.2 0.2 0.0 0.0 0.0 0.0

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 23.1 -3.3 0.0 0.0 133.5 3.3
2004クロップ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0



 

需給報告に関する各社の予想

 

  コーン 大豆
  生産量(bil bu) イールド 生産量(bil bu) イールド
A.G. Edwards & Sons 2.985 40.5 10.800 147.2
Allendale 2.948 40.1 10.919 149.6
Barrington Commod. Brokers 2.889 39.7 10.734 146.8
Cargill Investor Services 2.989 40.5 10.730 146.2
Citigroup 3.010 41.0 10.715 146.8
FC Stone 2.982 40.5 10.938 149.1
Fimat Futures 2.923 39.5 10.644 145.6
GWS Weather Model 3.033 41.2 10.695 145.8
Kropf & Love Consulting 2.889 39.2 10.863 148.0
The Linn Group 3.010 40.9 10.952 149.3
North American Risk Mang. 2.960 40.2 10.660 145.3
Midwest Market Solutions 2.955 n/a 10.850 n/a
MID-CO Commodities Inc. 2.881 39.2 10.622 145.2
O'Connor 2.920 39.6 10.720 146.0
Progressive Ag. 3.010 40.9 10.980 149.6
Prudential Securities 2.994 40.7 10.711 146.5
RJ O'Brien 3.022 40.1 10.726 146.2
STA Trading Services 3.042 41.3 10.847 147.9
Stewart-Peterson 2.911 39.5 10.635 145.0
US Commodities 2.933 39.8 10.716 147.0
WEFA 2.986 40.4 11.007 147.7
平均 2.965 40.2 10.784 147.0

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

今週、コーンマーケットは長い間保ってきたトレーディングレンジを遂に上へ抜けることとなった。ファンドのリクイデーションが一段落し、6月に入って以降今まで続いてきた下げに対する行き過ぎ感がここに来てようやく反映された結果と言えよう。イールド・生産量に対する各社の予想平均が先週時点でマーケットが織り込もうとしていた数字より若干低いものとなっており、このこともここ最近の相場の動きを形作る一つの要因となっている。相場へのファンダメンタルズ面での大きなインプットが無い限りファンドはそのポジションを大きくショートサイドにシフトすることな無いと予想する。そしてその大きなインプットとしての可能性があるのはやはり来週のビッグレポートだが、今回のUSDAによるフィールド調査においては、「イヤーの数」が焦点となる。そして、降雨過多が懸念されていた今年の作付け時期において、農家はエーカー当たりのプラント数を去年比あまり増やさなかったのではという意見もあり、また、ここに来てベルト北部での気温低下による成長の遅さがマーケットで話題に上り出したことを考えても、今回のレポートが弱材料となる可能性は少ないのではないかと考えている。(K)



(大豆)

【今週の相場】

低温傾向が続く中ではあるが総じて天候推移は順調なまま今週も終了した。農務省発表を来週木曜に控え各社予想機関からの材料提供へも注目が集まったが値動き自体へ与える影響は小さく、投機筋売り優勢な市場環境でありながらもどちらかというと様子見姿勢が続く事となった。一つの市場変化としてはガルフでの輸出価格の回復兆候(今週ほぼ20セントの上昇)。堅調推移の南米比較、これまで下落してきた米国のレベルに値ごろ感から買い物が入る。中国が再び買い付けに動き出した事も好感されることとなった。只、昨年比較でみればまだまだその進捗度合いは遅れを取っており同国の本格的な活動再開・・と市場より認知されたわけでもないが期近の値動きには敏感に表れる形となった。 

【来週の展開】

木曜の農務省発表が、今後9月にかけてインプットされる天候推移或いは作柄進捗等材料の大きな基本となってくるという意味では非常に重要なファンダメンタルのインプットとなる。市場事前予想としては、生産量2881-3042(収量:39.2-41.3)=平均296540.2)大豆に関しては過去3年いずれも事前予想平均を下回る数値が8月発表されているが今年の場合はどうなるか。INFORMAの数値に物足りなさを表した市場反応から見ても、平均レベルに対しては買いが入りやすいのではないかとも取れる。コーン・小麦が一足先にトレンドに変化を見せ始めている事からも、発表がBUY THE FACTのきっかけになるようにも映る。かけ離れた内容に5ドルを目指すという可能性がゼロではないにせよ、5ドル半ばという値位置へ至るまでにあらゆる材料が既に先取りで織り込まれてきた事を考慮すると、発表が一つの節目になる可能性は小さくないと考える。(A)

 

 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)