米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年8月16日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --安値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 216 - 15 1/2 222 1/2 215 1/4 222 1/4 +4 1/2 79705 -4395
DEC 04 226 - 25 1/2 233 1/4 225 1/4 233 +4 3/4 345514 -1686
MAR 05 235 - 34 1/2 241 3/4 234 1/4 241 1/2 +4 1/2 66320 +203
MAY 05 240 3/4 - 40 1/2 247 1/4 240 1/4 247 +3 3/4 25342 +64
JUL 05 245 3/4 - 45 1/2 252 245 1/4 251 3/4 +3 1/4 24843 +524
SEP 05 249 1/4 - 49 255 249 254 1/2 +3 1/2 5694 -3
            561927 -5237

 

大 豆                         --安値寄り付き、 安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 04 580 - 79 580 565 575 1/2 -10 3/4 16517 +246
NOV 04 573 - 74 574 557 568 3/4 -12 118994 -1385
JAN 05 576 - 76 1/2 576 1/2 563 1/2 575 -11 12316 +129
MAR 05 585 - 84 585 570 581 3/4 -10 3/4 8098 -12
MAY 05 587 1/2 - 85 587 1/2 575 586 1/2 -10 3/4 7206 -138
JUL 05 593 - 90 1/2 593 580 590 3/4 -9 3/4 3236 +62
            168581 -1371

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
SEP 18950 +160 SEP 2290 -0'16 SEP 302 3/4 +3 1/4 110.57 - 110.79
OCT 17390 -260 OCT 2230 -0'18 DEC 316 3/4 +3 1/4  
DEC 17190 -340 DEC 2179 -0'33 MAR 328 3/4 +3 1/2  
JAN 17350 -330 JAN 2173 -0'26 MAY 334 1/2 +4 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

穏やかな天候の中、寄り付きこそ先週比約2セント下げて取引されたが、12月限の契約安値225.0を下へ抜けないと見られると、ファンド・大手商業筋共に買い手に回り、その後は勢いよく値を上げる展開が続いた。週間輸出検証高はやや弱気な内容となったものの、テクニカルな買いに支えられ、流れは最後まで変わらず、各限月高値引けとなった。12月限は4.75セントアップの233.00として引けている。

 

(大豆) 

NOPAの搾油報告は材料としては若干強かったが、今週後半に気温の上昇が伝えられていることがマーケットには重石となり、寄り付きは各限月4-6セント安となった。その後も、週間輸出検証高の内容が若干弱気だったことなどから序盤は激しく売られ、一時は11月限で前日比23.75セント安となる568.75にて取引された。しかしその後相場は反発を迎え、10時以降は一転して値を上げ続けた。プロファーマーツアー参加者より、ベルト東部での土壌乾燥が甚だしいという報告があったという話がマーケットに流れたことも支援材料となった。しかし上げ幅は限られ、結局各限月安値引けとなっている。11月限は12セントダウンの568.75として引けを迎えた。

 

 

本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の買い越し、大豆市場では4,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約6,700枚のショート、大豆では約21,300枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 最近のややドライの傾向もあり、今週予想される降雨はクロップへ有益

週末の天候推移はほぼ予想通りの展開となり相場へはネガティブに作用する事となった。全体の25%の範囲への降雨とはなったが、ベルト東部(インディアナ・オハイオ・ミシガン)或いはミネソタ南部、サウスダコタ、ネブラスカ中央部などへはまとまった降雨を見ている。今週も西から東へと雷雨前線の移動に伴い週末までに70%の範囲が1.25インチまでの降雨予想を出している。特に、アイオワ南部・北東部、ミズーリ北部・中央部、ウィスコンシン中央部・北西部、ネブラスカ南東部その後イリノイ・インディアナ・オハイオへと、満遍なく降雨の可能性あり。このところ降水量がやや不足気味の地域が見られた事もあり、低温推移ながらもこれらの降雨予想に対してはクロップに有益だとする評価が多い。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月22日〜8月26日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト B N/A
東部ベルト B A/N

週明けたが、引き続き低温傾向は続く。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1) NOPA 月間搾油報告

 

  7月 6月 7月(昨年)
搾油量(千ブッシェル) 108,660 102,421 125,760
大豆粕生産量(百万トン) 2.59 2.44 2.97
大豆粕イールド(ポンド/bu) 47.64 47.70 47.28
大豆粕輸出量(ショートトン) 90,461 73,833 258,201
大豆油生産量(百万ポンド) 1,235.89 1,165.85 1,452.87
大豆油イールド(ポンド/bu) 11.67 11.38 11.55
大豆油在庫(千ポンド) 1,022,985 1,145,138 1,286,816

 

【セッション中の発表】

3) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  8/12の週 8/5の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  830.6 937.1 788.3 44,469.6 35,987.0
ダイズ  16.7 25.6 211.6 22,962.3 28,241.6
小麦 415.3 764.3 536.3 5,650.7 5,268.0

 

 

【引け後の発表】

4)USDA週間クロップ・プログレス(8/15の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地のシルキング進捗状況》 

  8/15の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   99 97 99 99
イリノイ   100 100 99 100
ネブラスカ   98 97 98 99
ミネソタ 95 91 99 99
インディアナ   100 99 96 99
オハイオ 100 99 97 98
ウィスコンシン 78 67 90 94
サウスダコタ 96 81 95 95
ミズーリ 100 99 95 98
ミシガン  80 71 93 94
主要18州平均   96 93 97 98

《コーン主要産地のドウ・ステージ進捗状況》 

  8/15の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   44 21 38 49
イリノイ   88 80 68 77
ネブラスカ   71 45 64 73
ミネソタ 13 3 30 36
インディアナ   78 63 41 68
オハイオ 76 54 44 58
ウィスコンシン 15 6 29 32
サウスダコタ 30 12 35 52
ミズーリ 89 82 84 84
ミシガン  20 11 10 19
主要18州平均   57 42 50 60

《コーン主要産地のデント・ステージ進捗状況》 

  8/15の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 9 0 5 13
イリノイ   46 31 21 33
ネブラスカ   12 4 13 24
ミネソタ 1 0 5 6
インディアナ   34 17 5 24
オハイオ 17 4 3 12
ウィスコンシン 0 0 1 3
サウスダコタ 2 0 4 13
ミズーリ 65 43 56 56
ミシガン  0 0 0 2
主要18州平均   23 14 15 23

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(1) 6(5) 18(16) 48(48) 26(30)
イリノイ 1(1) 3(2) 16(14) 53(56) 27(27)
ネブラスカ 1(1) 4(3) 15(14) 44(49) 36(33)
ミネソタ 2(5) 8(8) 28(23) 52(53) 10(11)
インディアナ 3(2) 4(4) 14(14) 53(54) 26(26)
サウスダコタ 2(1) 4(4) 18(18) 53(50) 23(27)
ウイスコンシン 5(4) 15(17) 26(19) 38(39) 16(21)
主要18州平均 2(2) 6(5) 19(17) 48(50) 25(26)
18州平均(昨年) 6(4) 10(9) 24(22) 44(45) 16(20)

GOOD+EXCELLENTの合計が3ポイント悪化したことは明日オープニング時の材料としては強気となる。


《大豆生産主要州の開花進捗状況》
 

  8/15の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   99 98 97 99
イリノイ   98 96 95 97
ミネソタ 95 90 99 99
インディアナ 98 95 88 96
ネブラスカ 98 95 97 98
オハイオ 97 94 96 97
ミズーリ 89 83 86 89
主要18週平均 95 92 94 96

《大豆生産主要州の着鞘進捗状況》 

  8/15の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   92 85 87 91
イリノイ   89 82 71 84
ミネソタ 70 46 92 87
インディアナ 85 72 58 77
ネブラスカ 87 70 79 82
オハイオ 84 75 66 78
ミズーリ 69 55 55 61
主要18週平均 81 69 74 80

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(1) 7(4) 19(17) 49(51) 23(27)
イリノイ 1(1) 4(4) 21(17) 54(56) 20(22)
ミネソタ 3(3) 8(6) 34(27) 45(55) 10(9)
インディアナ 4(3) 6(5) 17(17) 51(54) 22(21)
ネブラスカ 1(1) 5(4) 19(19) 51(53) 24(23)
オハイオ 4(5) 10(10) 27(26) 44(43) 15(16)
ミズーリ 2(3) 5(6) 23(22) 55(52) 15(17)
主要18州平均 2(2) 6(5) 23(20) 50(53) 19(20)
18州平均(昨年) 5(4) 11(9) 28(25) 43(46) 13(16)

GOOD+EXCELLENTの合計が4ポイント悪化したことは明日の寄り付き時に強材料として捉えられる。


 

【プロファーマーツアー参加者からの情報】

プロファーマーツアーに参加した当社スタッフからの速報によると、オハイオ州の平均イールドは116.70(昨年は136.06)、大豆の3フィートあたりの鞘数は234.22(昨年は340.50)であったという。しかしこれらの数字はある一つのグループのみが集計した結果であり、全てのグループが集計した数字の平均は後ほど発表される。また、オハイオとインディアナ州の一部を回った結果、多くのフィールドで土壌の乾燥が懸念される状況だという。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

先週の弱気なレポートを挟んで、再度12月限の契約安値でサポートされ、本日高値引けとなったことはテクニカル的に非常に強い。しかも本日は20日間の移動平均線を上へと抜けていることもあり、明日の寄付き時にはファンドの買いが集中し、さらに上げる可能性が高い。長期のチャート上でも、12月限225.0は何回かサポートされているトレンドライン上にあることもあって、このレベルを下へ抜くにはかなりのエネルギーを要しそうである。

現在見ているテクニカルな動きがトレンドの転換に繋がるのかどうかを見極めるためにも、(USDAのクロップコンディションが悪化し出した中)今日からスタートしたPRO FARMERツアーの報告内容には注目したい。このツアーは、その参加者が大勢であることと、各フィールドの列幅・30フィート当たりのプラント数・イヤーの穀粒の数を計測するなど、イールド算出の仕方が「より事実に近い数字をはじき出そう」という考えに基づいているため、個人的にも注目しているイベントである。当社スタッフが参加しているグループは本日オハイオとインディアナの一部をサーベイしたが、そのグループのイールドデータは昨年のプロファーマーの数字を大きく下回っていた模様である。(K)



(大豆)

週末の天候推移と目先の降雨期待に週明けの相場は投機筋の売り優勢の展開となったがセッション中盤以降にはショートカバーに値を戻し一方的な展開にはなっていない。引け後のクロップコンディションレポートにおいてはGOOD/EXCELLENT4ポイントダウンが明日の相場に強い材料となる。本日スタートしたPRO-FARMER TOURの途中経過によると、オハイオ州での鞘つきが非常に低いとの報告。現在ミーティング中にて総合評価はまだ出ていないが、本日農務省の着鞘報告で84%となっているオハイオ州は昨年同時期66%−過去5年平均でも78%しかなかった。これだけ数字上の進捗がある中、鞘数のカウントが昨年比較30%前後少ないとの報告もある。オハイオ全体の集計については今晩の結果を待つ必要があるが、仮にこれに近い数値となれば、これまでの低温傾向に加え、8月に入ってからのドライ傾向が作柄に影響を及ぼしてきている可能性はある。実際インディアナ・オハイオの両州については6-7月の雨量はほぼ平均的であったがこの8月に入ってからは平年比の50%に留まっている事から、この部分が今後採り上げられる可能性はあると考える。(A)

 


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)