米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年8月19日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --やや高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 226 1/4 - 26 229 1/2 225 1/4 229 1/4 + 3 3/4 70111 -3837
DEC 04 237 1/4 - 37 240 3/4 236 1/4 240 1/4 + 4 345276 -333
MAR 05 245 3/4 - 45 1/2 248 3/4 244 3/4 248 1/2 + 4 1/4 70181 +1192
MAY 05 251 1/4 - 51 254 1/2 250 1/4 254 1/4 + 4 1/4 26011 +589
JUL 05 256 - 55 3/4 259 254 1/2 258 3/4 + 4 1/4 26778 +498
SEP 05 258 1/2 261 258 1/2 260 1/2 + 3 5828 +78
            558595 -1656

 

大 豆                       --やや 高値寄り付き、やや安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 04 601 601 587 598 1/4 - 2 13618 -896
NOV 04 592 - 91 592 578 589 1/2 - 1 1/4 123905 +876
JAN 05 597 1/2 - 96 597 1/2 585 595 - 1 3/4 13159 +188
MAR 05 604 1/2 - 04 604 1/2 592 1/2 603 1/4 - 1/4 8470 -39
MAY 05 607 - 05 608 1/2 598 608 1/2 + 1 3/4 7956 +219
JUL 05 610 612 1/2 600 1/2 611 1/2 + 1/4 3613 +220
            173012 +632

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
SEP 20070 +20 SEP 2316 -4 SEP 309 1/2 + 7 3/4 109.13 - 109.51
OCT 18040 -120 OCT 2273 -11 DEC 323 1/2 + 8  
DEC 17810 -130 DEC 2242 -5 MAR 336 1/4 + 8 1/4  
JAN 17980 -80 JAN 2229 -6 MAY 341 1/4 + 8  

 

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

オープニング前に発表された週間輸出成約高はほぼ事前予想通りの内容にて、材料としては中立であった。9月の早霜の可能性を示唆する予報家の声や、台湾向けの輸出成約などを受けて、前日比やや高値での寄り付きとなった後も強気な展開が続いた。マレーシアで鶏から検出された鳥インフルエンザウイルスが前回アジアで多くの人命を奪ったのと同じタイプのウイルスであるという発表があったこと、また、中西部で週末に雨の予報が伝えられていることは材料として弱かったが、相場の流れは最後まで変わらず、各限月前日比高値引けとなった。12月限は4.0セントアップの240.25として引けている。

 

(大豆) 

週間輸出成約高はほぼ予想通りにてニュートラル。前日比やや高値での寄り付きとなった後は、週末の雨と来週にの気温の上昇が予報されていることが売り材料とされ、一度大きく下げた。一時は11月限で前日比12セント以上安値となる580セント割れにて取引されたが、そのレベルで強いサポートが入ったことが好感され、更なる投機的な買いを誘い、その後は徐々に値を戻した。結局は11月限で前日比1.25セント安の589.50として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では2,500枚の買い越し、大豆市場では3,500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約5,700枚のロング、大豆では約17,800枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

現在の、8月としては寒すぎる気温は週末にかけても続き、クロップの生育は妨げられることとなる。大豆の油分も低下する傾向が強まろう。ただ、霜が降りるという予報は今のところ出ていない。来週には気温の上昇が予報されているので、生育に関して多少の改善が見られると予想される。


昨日はベルト中央部の北寄りの地域、北東部を中心に30%の地域で0.25-1.0インチの雨がもたらされた。今日から明日にかけては南部と東部を中心に雨が予報されており、雨量は0.50-1.75インチ、ところによっは3.5インチに達する地域もある。週明けには北西部にて0.25-1.0インチの雨も予報されている。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月25日〜8月29日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A/N A
東部ベルト A A/N

ややネガティブな予報となっている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(8月12日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 230.5 487.1 49,655.3 41,186.4 3,861.7 4,247.8
大豆 24.2 236.5 24,400.5 29,626.3 444.1 4,637.1
小麦 743.2 0.0 11,159.4 9,565.1 5,799.1 0.0
大豆粕 45.6 35.2 3,883.9 5,690.0 210.5 636.6
大豆油 10.2 0.0 248.3 709.4 43.8 40.8

コーン・大豆共にニュートラルな発表内容となった。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(8月12日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 1,046.4 810.4 45,793.6 38,006.4 48,900
大豆 44.4 72.9 23,956.4 28,479.2 24,220
小麦 446.1 631.0 5,360.3 5,018.9 25,860
大豆粕 29.1 25.4 3,673.4 4,951.0 3,900
大豆油 7.2 7.0 204.5 641.5 390

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

米国穀物(特にコーン)の大豊作期待が高まってくるとともに上積みされてきたキャリングは、収穫期に向けてその幅を広げていく可能性が高いと思われるが、生産量見込みが上方修正された場合にはその動きがさらに加速されるものと考えられる。

今年1月のUSDAの発表によると、米国の穀物貯蔵能力は合計で19,468(百万ブッシェル)。一方、コーン・大豆・小麦の新穀の生産量予想を合計すると、15,921となる。これは、旧穀の繰越在庫を合わせると一時的にオーバーキャパシティーとなることを意味する。また、地域によっては元々生産量に対して貯蔵能力が低いところもあり、例えばイリノイ州の貯蔵能力は2,351(百万ブッシェル)であるのに対し、コーン・大豆の新穀の生産量予想合計は2,373と、旧穀の繰越在庫を入れなくても既に生産量だけで貯蔵能力の限界を上回っている。では、収穫期の農家売りはとてつもなく激しいものになるのかというとそうとも言えず、今年のように早い時期から大豊作が想定されているような年には農家は早い段階からエレベーターに売り契約を立てており、各エレベーターもキャリングチャージを稼ぐために保管能力以上の玉を野積み覚悟で早くから手当てする。現時点で例年の二倍以上の玉を既に手当て済みであるカントリーエレベーターが多いとも聞く。また、低温が続いて収穫期が遅れがちになっていることも若干保管場所問題を改善させるであろう。(K)

 

 

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)