米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年8月23日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --安値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 230 1/2 - 29 3/4 235 229 3/4 234 1/4 + 3 67963 -178
DEC 04 240 3/4 - 40 1/2 245 1/4 240 244 1/4 + 2 1/2 352080 +3026
MAR 05 248 1/4 - 48 253 248 252 + 2 1/4 72798 +2869
MAY 05 253 3/4 257 3/4 253 1/2 257 1/2 + 2 1/2 26226 +57
JUL 05 258 1/2 - 58 1/4 262 258 1/4 261 3/4 + 2 1/4 27348 +286
SEP 05 260 3/4 263 3/4 260 3/4 262 1/4 + 2 6073 +66
            567387 +6225

 

大 豆                       --安値寄り付き、 高値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 04 594 - 92 1/2 626 592 1/2 623 + 28 1/4 13597 +331
NOV 04 583 - 81 614 3/4 581 611 + 26 123355 -1295
JAN 05 588 1/2 - 88 620 588 617 + 25 1/4 13597 +252
MAR 05 595 - 94 622 1/2 594 621 3/4 + 24 1/4 8734 -72
MAY 05 600 624 1/2 600 622 + 19 1/4 8165 +182
JUL 05 607 1/2 - 07 628 607 625 + 18 4098 +175
            173977 -404

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
SEP 20470 +470 SEP 2452 +97 SEP 321 + 9 109.43 - 109.75
OCT 18500 +840 OCT 2401 +99 DEC 332 1/2 + 8  
DEC 18340 +870 DEC 2351 +85 MAR 342 3/4 + 6 3/4  
JAN 18460 +810 JAN 2330 +73 MAY 345 1/2 + 5  

 

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

本日は寄り付きこそ安値寄り付きだったものの、これが最安値。週末にカナダおよびコーンベルト北部の一部に早霜が降りたことを買い材料に直後には3セントほど上げる。市場は最近のCool weatherを気にしていたために、クロップへのダメージはほぼ見られていないものの、この早霜のニュースはインパクトがあった。その後は、今週の好天気と先週末の早霜、wheat・大豆マーケットの強さ、テクニカルな買いなどの間でもみ合いとなり、9月限月で233.50セント、12月限月で244.00セントあたりを中心値に取引が進んでいき、午後に一旦本日の高値をみるものの、クロージングにかけてはやや値段を下げた格好。ただ、終日本日の高値圏での取引であったといえる。終値は9月限月で前日比3.00セント高の234.25セント、12月限月で2.50セント高の244.25セント。

 

(大豆) 

先週金曜日のフォロースルーもあり、安値寄り付き。ただし、コーン同様寄り付きが本日の最安値。その直後には早霜によるダメージ、単収減が連想され期近9月限月、11月限月ともに20セントを超える上げ幅となった。その後もUSDA輸出検証高が市場予想を上回ったことも手伝い、じりじりともみ合いながら上値をうかがい、そのまま引けを迎えた。終値は9月限月で前日比28.25セント高の623.00セント、11月限月で同26.00セント高の611.00セントとなっている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では6,000枚の買い越し、大豆市場では10,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約4,300枚のロング、大豆では約14,400枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

先週末は金曜日から土曜日にかけて、インディアナ、オハイオならびにオハイオリバー近辺に降雨が見られた。雨量は0.4-1.89インチ、イリノイ中南部でも0.73インチに達した。そのほかにもミズーリおよび、ダコタ地方東部から西部ウィスコンシンにも土曜日から日曜日朝にかけて0.3インチ程度の雨が観測された。最高気温は金曜日が60度台から70度台、土曜日がベルト東部で70度台、西部で80台となた。日曜日の日中にはベルトを通して、70度後半から80度にまで達した。一方、アイオワ北部、ダコタ地方東部、ミネソタのの先週土曜日の最低気温は30度台であり 、ウィスコンシン・ノースダコタ・ミネソタの一部の地域では、先週金曜日にご紹介した農家の予測した通り、軽い霜が観測された模様。ただし今のところクロップへのダメージはほとんど見られない。

今後の予報だが、今後2週間にわたって、中西部を横切るような雨雲が観測されている。これにより、今週金曜日から日曜日にかけて、および来週の後半の間にそれぞれ雷雨が発生しそうだ。この雷雨はコーンベルト北西部に相当量の降雨をもたらし、一部では過剰水分からクロップの品質低下を心配しなくてはいけないかもしれない。今週の気温は金曜日までがほぼ例年程度まで回復しそう。週末はやや低い気温が予報されている。ただ、来週頭にはまた例年並み、もしくは例年以上に気温が上がりそうだ。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (8月29日〜9月2日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N A
東部ベルト N A

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

3) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  8/19の週 8/12の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  866.70 856.70 603.60 45,362.40 36,590.60
ダイズ  111.10 16.70 303.90 23,073.50 36,590.60
小麦 548.90 433.90 755.00 6,240.70 6,023.00

 

 

【引け後の発表】

4)USDA週間クロップ・プログレス(8/22の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地のドウ・ステージ進捗状況》 

  8/22の週 8/15の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   62 44 64 71
イリノイ   95 88 84 89
ネブラスカ   83 71 83 86
ミネソタ 25 13 54 61
インディアナ   90 78 63 83
オハイオ 82 76 67 75
ウィスコンシン 34 15 51 52
サウスダコタ 60 30 62 72
ミズーリ 93 89 92 92
ミシガン  37 20 35 37
主要18州平均   70 57 70 76

《コーン主要産地のデント・ステージ進捗状況》 

  8/22の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 19 9 21 33
イリノイ   67 46 37 51
ネブラスカ   31 12 35 43
ミネソタ 4 1 18 20
インディアナ   52 34 17 42
オハイオ 33 17 10 26
ウィスコンシン 1 0 6 10
サウスダコタ 11 2 15 26
ミズーリ 78 65 72 71
ミシガン  2 0 2 9
主要18州平均   36 23 29 39

《コーン主要産地の成熟進捗状況》

  8/22の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 0 0 0
イリノイ   5 3 9
ネブラスカ   0 1 4
ミネソタ 0 0 0
インディアナ   7 1 2
オハイオ 2 0 1
ウィスコンシン 0 0 0
サウスダコタ 0 3 4
ミズーリ 29 25 25
ミシガン  0 0 0
主要18州平均   6 5 7

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 6(6) 19(18) 50(48) 23(26)
イリノイ 1(1) 4(3) 15(16) 54(53) 26(27)
ネブラスカ 1(1) 4(4) 17(15) 47(44) 31(36)
ミネソタ 4(2) 9(8) 31(28) 46(52) 10(10)
インディアナ 2(3) 4(4) 15(14) 52(53) 27(26)
サウスダコタ 3(2) 9(4) 23(18) 47(53) 18(23)
ウイスコンシン 5(5) 16(15) 24(26) 44(38) 11(16)
主要18州平均 2(2) 7(6) 20(19) 48(48) 23(25)
18州平均(昨年) 8(6) 13(10) 29(24) 39(44) 11(16)

GOOD+EXCELLENTの合計が2ポイント悪化したことは強材料。


《大豆生産主要州の着鞘進捗状況》
 

  8/22の週 先週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   98 92 96 97
イリノイ   94 89 86 91
ミネソタ 90 70 98 97
インディアナ 95 85 77 89
ネブラスカ 95 87 92 94
オハイオ 93 84 83 91
ミズーリ 81 69 76 77
主要18週平均 91 81 87 90

《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 6(7) 21(19) 50(49) 21(23)
イリノイ 2(1) 5(4) 21(21) 53(54) 19(20)
ミネソタ 4(3) 8(8) 32(34) 45(45) 11(10)
インディアナ 3(4) 5(6) 19(17) 51(51) 22(22)
ネブラスカ 1(1) 9(5) 23(19) 46(51) 21(24)
オハイオ 6(4) 11(10) 28(27) 42(44) 13(15)
ミズーリ 3(2) 7(5) 26(23) 52(55) 12(15)
主要18州平均 2(2) 7(6) 24(23) 50(50) 17(19)
18州平均(昨年) 8(5) 13(11) 31(28) 38(43) 10(13)

GOOD+EXCELLENTの合計が先週比引き続き悪化(2ポイント)。市場には強材料。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

早霜懸念により再びマーケットがリスクプレミアムを織り込みだしていること、季節的要因(近年、畑乾燥が始まり出すとレーティングが下方修正され出す傾向にある。)とは言え、クロップコンディションが悪化していることにより、暫くはブリッシュな展開が続くこととなろう。しかし、実際に9月前半に大きな早霜の被害が発生しない限り、実際のイールドが現在USDAが発表しているレベルからあまり下方修正されるとは考えていないので、上値の限界は12月限で250-255、収穫が活発化する頃には再び下方トレンドになると予想している。(K)



(大豆)

週末を挟み材料は複数出ている。先週実施されたPRO-FARMER TOURにおける最終報告では単収38.1(生産量:2805百万ブッシェル)、週末におけるデルタ地域での雨が大豆の収穫ペースに与える影響への心理的不安。更には金曜夜を中心に発生したカナダからND,MNでの早霜の報告。ウィニペグのキャノーラ市場がこの材料で大きく動いた部分も特に本日の大豆油市場への動きに表れていた。本日NDの一農家へコンタクトを試みたところ、同農場の隣町にある某農場では所有する400エーカーの大豆畑が金曜の霜によってほぼ全滅の状態だというコメントがあった。ごく一部の情報ではありながらも、今回の霜が実際にクロップに被害を齎した事は間違いない。11月限は560ラインで底値を確認した後先週は6ドルの壁を意識させる展開となったが、8月も第四週。これまでの天候パターンが重なる中、霜の被害が確認されたことはその程度を問わず、投機筋の買い気を煽るには十分な材料となり一気に6ドル台での高値引け。上昇基調が鮮明になってきた。640-660といったレベルへの上昇は十分射程内に入ってきたといえる。(A)

 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)