米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年8月27日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --高値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 225 1/2 -25 3/4 225 3/4 220 220 1/4 -5 47891 -2833
DEC 04 234 1/2 - 34 3/4 234 3/4 228 1/2 229 -5 350900 -153
MAR 05 242 1/4 - 42 1/2 242 1/2 236 3/4 237 1/2 -4 3/4 75580 +716
MAY 05 248 248 242 3/4 243 -4 1/2 26107 +154
JUL 05 252 1/4 - 52 1/2 252 1/2 247 3/4 248 -4 28287 +37
SEP 05 254 1/4 - 54 1/2 254 1/2 251 251 -2 1/2 6391 +169
            551391 -1306

 

大 豆                        --高値寄り付き、 安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 04 621 - 19 621 595 1/2 600 1/2 -16 1/4 10949 -1271
NOV 04 611 - 08 611 589 1/2 595 3/4 -10 3/4 127300 +739
JAN 05 617 - 16 1/2 617 596 1/2 601 1/2 -10 1/4 13517 +381
MAR 05 620 602 1/2 602 1/2 607 1/2 -10 9316 +291
MAY 05 623 623 607 611 1/2 -8 8203 +84
JUL 05 626 626 612 617 1/2 -7 4451 +56
            176390 +297

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
SEP 17940 -640 SEP 2440 0'52 SEP 301 1/2 -4 1/4 109.37 - 109.65
OCT 17410 -410 OCT 2404 -0'41 DEC 314 1/4 -4 1/2  
DEC 17400 -540 DEC 2362 -0'27 MAR 325 1/4 -4 1/4  
JAN 17550 -540 JAN 2350 -0'22 MAY 330 -3  

 

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 終日一貫した下げ。

本日は 寄り付きこそ若干高かったものの、それ以降は一貫して下げ続け、最安値レンジにて本日の取引を終えている。ファンダメンタルを変えるような目新しいニュースがない中で、昨日のフォロースルー、目先の天気が良好なこと、昨日の週間輸出成約高の数字が予想を大きく下回ったこと、来週から始まりそうな収穫シーズンにて大きなイールド数字が出てくるのではないかという思惑や、先日17日につけたギャップを埋めたことも新たな売りを誘った。結局、引け値は12月限月で前日比5セント安の229セントとなっている。

 

(大豆) 

寄り付きこそ高値で寄り付いたものの、 それ以降は下げに転じた。昨日のフォロースルー、中国がアルゼンチンより大豆を買い付けたという噂、目先の天気予報が気温の上昇を示していることおよび今後2週間は早霜は発生しない予報となっていること、今週の初めに国内搾油業者が今後の必要数量を既に買い付けたことなどが弱材料と見られた。ただ、クロージング前の15-20セント下げたところからは買いも見られ、若干ながら下げ幅を縮小することとなった。引け値は11月限月で前日比10.75セント安の595.75セント。


 

本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の売り越し、大豆市場では3,500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約16,900枚のショート、大豆では約26,300枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日から本日朝にかけてコーンベルトの50%に降雨が見られた。降水量はアイオア中央部、東部、ミズーリ中北部に多く、1.00-2.25インチに達した模様。その他の地域は0.4-1.0インチ程度。最高気温はミネソタで70度後半、その他の地域では80度台。カンザス中南部では100度を超える地域があったもの、東部からイリノイ南部、ケンタッキー西部にかけては90度台前半となっている。引き続き週末も降雨が見られそうだが、コーンベルト西部では日曜日、東部では月曜日あたりが乾燥しそうだ。気温のほうは北部の最高気温が60度台、その他の地域も70度台となり、それほど暑くない週末が再びやってくる。ただ週があければ、暑い気温が戻ってきそうである。来週は総じて気温が上昇し、ドライな日々が続きそうだ。この暖かい気温は再来週に入ってからも続きそうで、クロップの成長を促すことになるだろう。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月2日〜9月6日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A B
東部ベルト A/N B

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (8月24日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   22,301 ショート   16,000 ショート    9,272
大豆粕  ショート     2,523 ショート    3,100 ショート    6,993
大豆油 ロング     4,587 ロング     7,800 ショート    4,905
コーン  ショート     7,916 ロング     4,400 ショート   36,555
小麦  ショート   16,582 ショート   11,100 ショート   21,957

コーン、大豆ともに強材料。

2) USDA 週間ローンデータ ( Aug 24 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 224.0 -43.50 0.2 0.2 1,102.7 43.3
2004クロップ 1.8 1.0 0.0 0.0 0.0 0.0

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 16.2 -2.0 0.0 0.0 140.4 2.0
2004クロップ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

コーンはローンより償還された数字が若干市場予想よりも大きく弱材料、大豆は中立。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

9月に入って更に下げるのを待ちたい。

霜の被害に対する懸念がクローズアップされているために忘れがちだが、今年の7月後半から8月にかけての気温の推移は、コーンの生育、特にシルキングから受粉期にかけてのコーンにとっては「これ以上無い」と言っていいぐらいの条件となった。アイオワ大学の教授によると、コーンの生育にとって理想的であるとされる夏場の最高気温は75F-86Fであり、ベルトの大部分の地域では、生育期の後半に平年以下の気温が続くことはクロップにとって理想的であると言える。

大豊作がほぼ間違いなしの本年度クロップの生産量を下方修正に向かわせる、現時点でたった一つの懸念は霜害。穀粒が成熟を迎える前に霜が降りてしまうとテストウエイトの減少に繋がる。生産量を表す際に一般的に使用されるブッシェルという単位は本来容積を表す単位だが、国内取引のルールで56パウンドを1ブッシェルとすると定められているため、テストウエイトの減少は結局収穫量の減少に繋がる。一般に、ベルト南部・西部では受粉後50日、ベルト東部・北部では受粉後60日程度で成熟期を迎えると言われており、今年の場合は9月の最初にベルト北部で霜が降りるほど気温が下がるかどうかが話題となっている。

しかし、短期の予報では平年を上回る気温が伝えられており、その間クロップの成熟は確実に加速される。結局は上述のような霜害によるテストウエイトが悪化は限られたものとなろう。収穫が本格化すれば12月限契約安値225をブレイクすることも十分有り得る。(K)



(大豆)

【今週の相場回顧】

中西部北西部産地を中心とした先週末の早霜関連が材料として台頭し今週の相場つきを形成した。11月限は580レベルから一気に620を越える動きを見せた。しかし投機筋の買い一服感を見た後は、先週末まで堅調推移できた現物市場も徐々に進む南部産地の収穫作業に今週は一転軟調化し、その他目先のスローな輸出需要なども弱材料視された事から、週後半は一転手仕舞い売りが中心の展開に本日は引け値も6ドルを割る結果となった。

【来週の展開】

月曜の作柄報告は更なる悪化が見込まれているものの、今週後半の流れから来週頭は売り先行型の値付きでスタートすると思われる。先週一段上がった580レベルを来週下へ抜ける展開があれば、そのまま560割れの約定安値がトライされる可能性もある。 8月に入ってからこの4週間は、5.6.7月と3ヶ月以上にわたって続いた下落相場の修正月という位置づけになったが、迎える9月が約定安値を目指す再びの下落月となるかどうかが市場の焦点。今後の天候推移や各地よりの収穫後の情報、そして9月の農務省発表などを確認しながら向かう方向を探る事になる。(A)


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)