米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年9月3日

 

 

本日の相場

とうもろこし                     --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 224 - 23 1/2 225 222 1/2 223 1/2 -4 1/4 11258 -2044
DEC 04 231 - 32 233 1/2 230 1/2 231 -5 1/4 362226 +191
MAR 05 241 241 1/2 239 239 1/4 -5 1/4 79797 +114
MAY 05 245 1/2 - 45 3/4 247 1/2 245 245 1/4 -5 27928 +477
JUL 05 251 - 51 1/2 252 1/4 249 3/4 250 -5 29996 +33
SEP 05 254 255 252 1/2 252 1/2 -4 1/2 6840 +64
            535647 -899

 

大 豆                        --安値寄り付き、 安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 04 623 - 22 3/4 623 613 1/2 614 3/4 -13 2842 -354
NOV 04 623 - 22 623 608 612 1/4 -16 1/2 127299 -609
JAN 05 631 631 615 1/2 618 1/2 -17 1/4 16537 +1039
MAR 05 635 - 36 636 623 626 1/2 -15 3/4 11049 +132
MAY 05 636 - 36 636 624 1/2 628 -14 9702 -213
JUL 05 638 - 35 639 930 634 -10 1/2 4893 +53
            175860 +134

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
SEP 17430 -340 SEP 2623 -34 SEP 308 -3 1/4 109.24 - 110.55
OCT 17150 -450 OCT 2587 -33 DEC 319 -3 1/2  
DEC 17230 -550 DEC 2543 -35 MAR 329 -4 1/4  
JAN 17480 -500 JAN 2529 -26 MAY 334 -3  

 

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

本日も安値寄り付き。 特に本日はギャップをつけての安値寄り付きで始まった。大きな要因は早霜懸念が後退したことである。もともと今週の相場は早霜懸念を先取りしたファンドの買いが高値を支えていただけに、早霜による被害がかなり限定されそうだという予報には売りを進めた。そのほかにも本日寄り付き前にINFORMA(元SPARKS)が発表したコーン生産量が11.041十億Buと大きな数字であったことも弱材料となった。本日はLong weekendの前ということもあり、セッションの終わりにかけてはマーケットは閑散となり、結局寄り付き後はほとんど値動きがなく(12月限月では3セントの値幅)、12月限月で前日比5.25セント安の231セントにて引けた。これにて、今週は先週終値から2セント高にて取り引きを終えたことになった。

 

(大豆) 

各限月ともに安値寄り付き。 昨日と同様、来週末の早霜の被害がかなり限定的になるという予報が出され、昨日に続いての下落となった。その後も、11月限月で言えば、10日および50日平均線を下回ったことによって、テクニカル的に売りが続くこととなった。本日寄り付き前にINFORMAの出した大豆生産量は2.878十億Buとなっており、材料としては中立であった。本日は結局寄り付きからずるずると安値を更新していったが、昼頃に608セントの期近サポートラインまで下落すると、買いが見られ始め、そこから4セントばかり上げたところが本日の終値となった。11月限月の引け値は前日比16.50セント安の612.25セントとなっている。これにて、今週は先週終値から16.50セント高にて取引を終えたことになった。


 

本日ファンド筋はコーン市場では8,000枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約8,200枚のショート、大豆では約15,600枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 来週末の早霜被害は限定的なものに。

昨日 はコーンベルトの25%、主にインディアナ、オハイオ南部、ケンタッキーにごく少量の雨が降るにとどまった。雨量は0.01-0.61インチまで。最高気温は、80度から90度まで。本日も引き続き暖かい気温と乾燥気味の天候となっている。今週末もコーンベルト北西部を除き、80度程度と暖かくなりそうだが、来週は気温も上がらず、来週末には最高気温が60度から70度と落ち込むだろう。カナダからの寒気団は今週末から来週月曜日にかけてコーンベルト西部から移動し、降雨をもたらしそうだ。コーンベルト西部では一部雷雨となるだろう。ただ、この寒気団による早霜被害は予報されていない。また、ハリケーンも同じく今週末に米国南東部に上陸し、その後ケンタッキー、オハイオの東部に激しい雨をもたらすものと思われるが、来週早々にも上記寒気前線とぶつかることによって、その他のコーンベルト地帯にはそれほど影響を与えないと思われる。また、来週の後半にプレーン地帯北部、コーンベルト北西部に発生するであろう寒気団は、木曜日から金曜日にかけてダコタ地方に早霜を発生させることになるだろう。特にノースダコタはクロップの凍結が予想される。またその他のコーンベルト北西部も早霜が降りる可能性がある。土曜日にはミネソタ北部、ウィスコンシン北部に早霜懸念と予報されているが、それほどひどいものではなさそうだ。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月9日〜9月13日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト N N/B
東部ベルト N N/B

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

INFORMA(元SPARKS)の生産量予測 (単位:十億Bu)

  9月発表 8月発表 USDA8月発表
コーン 11.041 10.863 10.932
大豆 2.878 2.944 2.877

コーンには強材料、大豆には中立といえる。

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (8月31日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   19,121 ショート   17,800 ショート    7,589
大豆粕  ショート     4,195 ロング        480 ショート    6,657
大豆油 ロング     6,023 ロング    16,100 ロング     2,639
コーン  ショート     4,709 ショート    7,900 ショート   37,599
小麦  ショート   21,122 ショート   15,400 ショート   21,870

コーン、大豆ともにほぼ中立といえる。

2) USDA 週間ローンデータ ( Aug 31 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 164.2 -59.8 0.2 0.0 1,162.5 59.8
2004クロップ 4.6 2.8 0.0 0.0 0.0 0.0

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 11.5 -4.7 0.0 0.0 145.1 4.7
2004クロップ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0

コーンにはやや弱気、大豆には中立といえる。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

この2日間で9月前半の霜害に対する懸念が後退したことと、本日寄り付き前にINFORMA(元スパークス)から発表された生産量とイールドの予想数値が110.41億ブッシェル、150.5BU/エーカーとかなり弱気な数字であったことから、"Big Crop Get Bigger"の機運が高まってきた。連休が明けて霜懸念が高まっていなければ、来週にも12月限で225.00を割るような展開が待っているかもしれない。尚、昨日この欄で少し触れた、日本政府によるBSEに関するアナウンスは、本日のマーケットでは話題にさえ上らなかった。(K)



(大豆)

【今週の相場回顧】目先の高値を見る

今週は一際大きな節目を付ける週となった。2週間前の早霜で中西部北西部地域では50百万ブッシェル前後のロスが指摘されている中、目先の再びの早霜予報に投機筋の積極的な買いを浴び一気に当面の目標レベルであった6ドル半ばに到達する事となった。しかしその後は、予報が改善された事、9月中旬にかけて気温推移が平年並みとなるといった見方、デルタから中西部南部地域にかけても収穫が徐々に進展している事、又本日は中国向け貨物2杯が(先のデフォルトが原因で)差し押さえられたというニュースも入り、2日前の高値(11月限:652)を見た後一気に本日の安値まで44セントの下落を見る結果となった。

【来週の相場展開】

連休を挟むことになる。霜予報に大きな変化でも見られれば別であるが、目先の相場の流れは引き続き下向きで進むと思われる。ただ、農務省の発表を10日に控えている事もありそう一辺倒に下落があるとも思えない。610-600といったレベルへの下落を見た後は神経質に売り買いが交錯し発表前の模様眺めが続くか。需要サイドもぱっとしない。中国の動きは注目されるも、上段にある貨物差し押さえのニュースは市場に先行き不透明感を与えている。相場が一時期のレベルから大きく下落してきた事で同国の搾油マージンも改善を見ているものの、金融不安に大手メジャーも積極的な動きは出来ないと言われる。新穀の成約進捗は826日現在で2.253百万トンと昨年同期比20%程早いペースとはなっているものの、その過半数は昨冬成約分とされており、現在は全くスローな展開というのが実態。少なくとも発表前としては、強材料は織り込まれ済みで利食い先行型の流れが継続するのではないかと見ている。発表内容にもよるが、9月後半にかけての5ドル相場回帰も十分あり得る展開、買い方は様子見姿勢で臨んで差し支えないと考える。(A)

 


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)