米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年9月7日

 

 

本日の相場

とうもろこし                  --ギャップを付けて安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
SEP 04 218 3/4 - 18 1/4 221 1/2 218 1/4 219 1/4 - 4 1/4 8714 -2544
DEC 04 225 3/4 - 25 228 3/4 225 226 1/2 - 4 1/2 362476 +250
MAR 05 234 1/2 - 34 1/4 236 3/4 233 1/2 234 1/2 - 4 3/4 79974 +177
MAY 05 240 3/4 - 40 1/2 242 1/2 240 240 3/4 - 4 1/2 28197 +269
JUL 05 245 1/2 - 45 247 1/2 245 245 3/4 - 4 1/4 30024 +28
SEP 05 249 1/2 250 1/2 249 249 - 3 1/2 6903 +63
            533905 -1742

 

大 豆                     --ギャップを付けて大きく安値寄り付き、大きく安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
SEP 04 596 - 94 598 583 588 - 26 3/4 1897 -945
NOV 04 590 - 86 594 579 583 1/2 - 28 3/4 126003 -1296
JAN 05 594 - 93 599 1/2 587 591 - 27 1/2 17408 +871
MAR 05 603 - 02 606 591 597 1/4 - 29 1/4 11537 +488
MAY 05 609 - 08 609 1/2 596 601 3/4 - 26 1/4 9732 +30
JUL 05 615 - 11 615 604 608 - 26 5012 +119
            175296 -564

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
SEP 17340 -90 SEP 2495 -128 SEP 305 3/4 - 2 1/4 109.27 - 109.75
OCT 16780 -370 OCT 2434 -153 DEC 317 1/4 - 1 3/4  
DEC 16870 -360 DEC 2397 -146 MAR 327 3/4 - 1 1/4  
JAN 17040 -440 JAN 2387 -142 MAY 329 1/2 - 4 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 霜害の懸念後退により、下げる

連休が明け、注目された予報において霜害の可能性が後退したことが弱材料視された。金曜引け際のフォロースルーもあって、12月限はデイリーチャート上で2日連続となるギャップを付け、各限月前日比約5セント下げて寄り付いた。その後、3月限は契約最安値を更新したが、12月限の契約安値225.00が強いサポートラインとなり、それ以上の下げは実現せず。ベルト各地で収穫が始まっていること、マレーシア・ベトナムなどで鳥インフルエンザの被害が拡大傾向であることなども材料として弱かったが、その後は大きな動きのないまま引けを迎え、各限月4セント強安となっている。

 

 

(大豆) 霜害の懸念後退により、大幅な下げ

霜害の懸念が後退し、短期の予報、6-10日後、11-15日後の予報全てが平年を上回る気温を示唆していることが材料となり、オープニングから激しく売られた。デイリーチャート上で大きなギャップを付け、各限月20セント前後下げて寄り付いた後も、序盤は弱気な相場が続いた。11月限580セント付近でサポートが入り、5セント程度値を戻した後は安定し、そのまま引けを迎えた。

 


 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約10,200枚のショート、大豆では約18,600枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

連休を挟んだ4日間ベルト全体の60%に0.25-1.5インチまで、所によっては3インチまでの降雨を見た。サウスダコタ北東部、ノースダコタ東部、ミネソタ中央部・南東部、ウィスコンシン北西部、アイオワ中央部、カンザス中東部、ミズーリ中西部、インティアナ北東部、オハイオ中央部そしてミシガン南東部などがその中心となった。 これらの週末の降雨により、ややドライできたベルト北西部産地を中心とした生育のやや遅れている作物にとっては恵みの降雨となっている。この降雨を見た後、ベルト全体の約10%がドライによるストレスがあると言われるが、中心は南東部を除くネブラスカ、カンザス中央部、ウィスコンシン中央部・北東部、オハイオ中南部、アイオワ中東部、ミズーリ南部となっている。 

今週に入り、早霜懸念がなくなった。代りに向こう10日間は平年以上の気温推移が見込まれる形になっている。この形はこれまでの懸念材料を一掃するものであり、本日の大きな相場要因となっている。

 


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月13日〜9月17日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A A/N
東部ベルト A B/N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  9/2の週 8/26の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  756.5 827.2 560.7 283.4 337.3
ダイズ  83.0 62.4 172.9 69.9 39.5
小麦 892.9 722.9 653.3 7,864.1 7,585.2

 

 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(8/29の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地のドウ・ステージ進捗状況》 

  9/5の週 8/29の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   90 81 94 95
イリノイ   99 96 96 98
ネブラスカ   94 92 96 97
ミネソタ 74 35 97 97
インディアナ   99 96 91 96
オハイオ 96 91 91 93
ウィスコンシン 56 43 83 81
サウスダコタ 84 74 95 94
ミズーリ 100 96 99 99
ミシガン  68 49 76 74
主要18州平均   89 79 94 95

《コーン主要産地のデント・ステージ進捗状況》 

  9/5の週 8/29の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 63 39 75 80
イリノイ   87 76 71 80
ネブラスカ   64 46 73 80
ミネソタ 20 6 76 71
インディアナ   82 67 50 77
オハイオ 69 49 44 58
ウィスコンシン 14 4 44 43
サウスダコタ 35 17 63 66
ミズーリ 91 85 91 92
ミシガン  25 9 28 40
主要18州平均   61 46 68 74

《コーン主要産地の成熟進捗状況》

  9/5の週 8/29の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 9 2 22 26
イリノイ   27 14 17 28
ネブラスカ   3 1 12 19
ミネソタ 0 0 12 9
インディアナ   27 14 6 22
オハイオ 5 3 1 9
ウィスコンシン 0 0 0 3
サウスダコタ 3 1 12 14
ミズーリ 60 38 63 61
ミシガン  0 0 0 5
主要18州平均   17 11 20 25

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 7(6) 21(19) 49(52) 21(21)
イリノイ 1(1) 3(3) 15(17) 58(54) 23(25)
ネブラスカ 3(2) 7(6) 17(21) 50(45) 23(26)
ミネソタ 4(4) 10(12) 33(35) 44(42) 9(7)
インディアナ 3(2) 5(5) 15(15) 50(51) 27(27)
サウスダコタ 5(3) 12(10) 27(27) 47(44) 9(16)
ウイスコンシン 6(5) 16(20) 29(23) 38(40) 11(12)
主要18州平均 3(2) 7(7) 21(21) 49(49) 20(21)
18州平均(昨年) 11(9) 16(16) 29(29) 35(36) 9(10)
状況の悪化が示唆される内容となったが、予想範囲内にて、あまり材料視されていない。
 


《大豆生産主要州の落葉進捗状況》
 

  9/5の週 8/29の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   8 1 10 9
イリノイ   17 4 4 10
ミネソタ 2 0 21 13
インディアナ 29 12 10 23
ネブラスカ 7 2 8 13
オハイオ 21 5 9 20
ミズーリ 10 4 7 9
主要18週平均 15 6 14 16


《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 3(2) 8(7) 24(23) 48(50) 17(18)
イリノイ 2(2) 5(4) 22(23) 54(53) 17(18)
ミネソタ 6(8) 17(14) 36(34) 35(38) 6(6)
インディアナ 4(4) 5(6) 19(18) 51(51) 21(21)
ネブラスカ 4(3) 12(11) 30(27) 44(46) 10(13)
オハイオ 4(5) 10(10) 27(28) 46(44) 13(13)
ミズーリ 3(2) 7(6) 24(23) 53(55) 13(14)
主要18州平均 3(3) 9(8) 26(25) 47(48) 15(16)
18州平均(昨年) 9(8) 17(16) 31(31) 35(36) 8(9)
GOOD-EXCELLENTのカテゴリーにて2ポイントの悪化となったが、ほぼ市場予想通り。
 

 

3) ブリッシュコンセンサス 

 

  9/7/04 8/31/04 8/24/04 8/17/04 8/10/04
大豆  43 47 45 43 40
大豆油  43 49 41 36 30
大豆粕  40 44 44 43 41
コーン  24 30 33 31 29
小麦  25 28 28 28 29

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

もう一段の下げを期待。

霜害に対する懸念が後退して大きく下げたが、本日のマーケットでは12月限225.00で強いサポートが入った。このレベルでサポートされるのは8月以降これで3回目となるが、12月限225.00は長期のマンスリーチャート上でもトレンドライン上にあり、必然的にこのレベルでのテクニカルサポートは強いものとなる。しかし、収量に影響を与える天候面における最後の脅威が去った今、ファンダメンタルズに裏打ちされた売り圧力は今後も続き、収穫が進捗する過程でこのレベルは近々ブレイクされることとなろう。(K)



(大豆)

大きなギャップを付けた。霜懸念が払拭された事は先週に高値を見た後の流れと重なって大きな売りを呼び込む結果となった。6ドルをこのような形で割るとは想定していなかったがそれだけ売られやすい環境になっていたということ。早霜の実績に加えたこの先の更なる作柄悪化懸念を先週半ばまで先取りする形で相場は進んでいた事もあり、高値を見た、と判断された後の本日の材料は予想以上に勢いがつく結果となった。さて本日の展開を見て、市場は益々弱気色を強める事になった。霜懸念の払拭により生産量に対する心理的期待感がやや復活(8月農務省発表に対する上方修正期待)し、又需要面では先週末述べた中国の貨物差し押さえに見られるように、今後同国に対する輸出進捗に影が落ち始めている点は、もう一つの弱材料となってきている。これらからも目先の展開は引き続きネガティブ。発表前にある程度織り込まれる形になってこようが、本日の動きを見るにつけ、8月上旬に付けた11月限の安値552への到達はぐっと近まったという事が出来る。買い方は引き続き様子見姿勢で臨みたい。(A)

 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)