米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年9月15日

 

 

本日の相場

とうもろこし                  --高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 218 1/2 - 18 220 217 1/4 218 1/2 + 1/2 356683 -233
MAR 05 227 3/4 - 27 1/2 229 1/2 226 3/4 228 1/2 + 1 1/4 87539 +1547
MAY 05 234 3/4 - 34 1/2 236 233 1/2 235 + 1 30520 +232
JUL 05 239 3/4 - 39 1/2 240 3/4 238 3/4 240 + 1 35533 +754
SEP 05 245 - 44 3/4 245 244 1/4 244 3/4 + 3/4 7487 -216
DEC 05 251 1/4 - 51 251 1/2 250 1/2 251 + 1/4 16927 +114
            537045 +1707

 

大 豆                      --高値寄り付き、 高値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 570 - 68 1/2 572 564 1/2 566 1/2 + 1 126718 -767
JAN 05 576 1/2 - 76 579 572 1/2 574 1/4 + 1 1/4 19972 +332
MAR 05 583 1/2 - 83 586 579 580 1/2 +1 1/4 13769 +171
MAY 05 590 591 1/2 584 1/2 586 1/4 +1 11614 +214
JUL 05 592 1/2 597 590 591 1/4 +1 5706 +57
AUG 05       590 +0 209 +5
            181755 -473

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 16520 + 20 OCT 2313 +18 DEC 337 1/4 + 5 1/2 109.63 - 110.35
DEC 16720 + 0 DEC 2287 +24 MAR 347 1/2 + 5  
JAN 16840 - 20 JAN 2286 +24 MAY 351 1/2 + 4 3/4  
MAR 17140 - 40 MAR 2280 +21 JUL 351 3/4 + 4 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

 

(コーン) 

本日はコレクションの一日となった。ここ3日間の下げ、昨日につけた契約安値からマーケットには売れ過ぎ感が出てきており、それが本日の取り引きに反映された。12月限月の寄り付きは先日比0.5セント高のやや高値寄り付きとなり、その直後には再び契約安値更新(217.25)となったものの、その後はテクニカル的な買いが継続し、11:43には本日の高値220セントをつけることとなる。ただ、220台に入ると頭を押さえられ、そこからは値を落とすこととなった。今週月曜日に北西部から始まった雨は予想以上の大雨となっていること、ハリケーン・アイヴァンの動き、昨日切り落ちした9月限月デリバリーが880コントラクトもあったこと、昨日から本日にかけての韓国の入札買い付けと強材料も本日のマーケットをサポートしたと考えられる。結局、12月限月の終値は前日比0.5セント安の218.50セントと、セッション中盤には買われたものの、先日比ほぼ変わらずにて引けた。

 

(大豆) 

本日のオープニングは前日終値より3-4セントほど高く寄り付いた。オープニング前にUSDAが発表した向け地不明の110.000トンの商売が材料視されたのも一つの要因であろう。その後も、ここ数日間売られてきたコレクション、ハリケーン・イヴァンの影響、北西部の多量な降雨などから値を上げて、11月限月では前日比7.5セント高までつけたが、その後は、フィールドからUSDAの発表を上回るイールド数値がマーケットに流れてきたことなどから売られて、結局11月限月は前日比1セント高の566.50セントと、前日比プラスであったものの、本日の安値圏にて取り引き終了となっている。


 

本日ファンド筋はコーン市場ではイーブン、、大豆市場は1,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約20,800枚のショート、大豆では約27,100枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

ネブラスカからウィスコンシン西部にかけて昨夜から大雨が降り、2日間続けての雨量の合計は1インチから多いところでは6インチを超えるところもあった。アイオア、ミネソタ南部からウィスコンシン中西部にかけては洪水になる危険がある。この雨はこのまま東部にゆっくりと移動しており、本日はインディアナまでの地域に雨をもたらす。気温は北西部を中心に非常に冷えこむものの、今週末には暖かくなるだろう。次の寒気団は来週火曜日にカナダPlainsに予想され、水曜日にはミネソタ北西部、ダコタ地方東部に下りてくる予報となっているが、現在南部に発達しているハリケーン・アイヴァン、次のハリケーンであるジェーンは中西部に寒気が入り込むのを防ぐため、このハリケーンが非常に予報を難しくしている。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月21日〜9月25日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A A/N
東部ベルト A A/N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1) ブリッシュコンセンサス 

 

  9/14/04 9/7/04 8/31/04 8/24/04 8/17/04
大豆  41 43 47 45 43
大豆油  38 43 49 41 36
大豆粕  39 40 44 44 43
コーン  20 24 30 33 31
小麦  31 25 28 28 28

 

【セッション中の発表】

2) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 400-550 486.9
コーン 550-700 583.6
大豆(新穀)

300-400

391.7

大豆粕

50-75

35

大豆油

0-5

0.6


【引け後の発表】

3) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

  9/11の週 9/4の週
肥育用ブロイラー卵導入数      104 104
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   103 103

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

意見変わらずベアリッシュ。

農家売りも少なく、現物相場は堅調である。農家の強気な姿勢が収穫を遅らせている一因にもなっている。しかし、このことは裏を返せば、一斉に収穫が始まる頃には売り物が潤沢に出てきて相場を押し下げる要因になるということでもある。10月に入ればもう一段の下げが期待できると考える。(K)

 

(大豆)

8月からの流れを振り返る。11月限は徐々に高まる豊作期待を背景に、投機筋のポジションは一気に20,000枚を越えるネットショートに切り替わり中旬には安値552にまで至った。その後は8月の農務省発表による低水準にイールド予想或いは20-21に見た早霜を材料とし、僅か20日間で1ドルの回復を見、高値652を付ける。しかし9月に入ってからは、天候パターンが改善し霜懸念が遠のいた点、又各地よりの予想以上のイールド報告なども重なり再び下落モード。9月の農務省発表においてはイールドは再び下方修正されたにも関わらず、中国を筆頭とした需要サイドに不安を与える材料も重なりこれまで引き続き下落基調を維持してきている。

今週頭の作柄報告でもデータで確認されたが、現在の相場は”イールドの改善+生産量の増加”を先取りしながら確実に値位置を削ってきている。イリノイ・アイオワ・インディアナ・ミズーリそしてデルタ地域は、新穀の収穫が進んでいる中、各筋の収穫報告からも、農務省予想のイールド以上が期待できるという評価が市場に浸透しつつあり、それが更に相場のムードをネガティブな方向へ導いている。 中西部北西部地域における状況は今後の一サポート材料にはなり得るものの、その他地域の状況がそれら強材料を打ち消すに十分な雰囲気を現在の市場は持っており、パターンとしては、”上がれば売られる”といった展開のもと、8月につけた安値552は10月に向けてブレークされる可能性が強いと思われる。安値目標は11月限520-540とおきたい。(A)


 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)