米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年9月17日

 

 

本日の相場

とうもろこし                  --高値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 217 1/2 - 17 217 1/2 215 215 1/4 - 1 356517 -1952
MAR 05 227 - 26 3/4 227 1/2 225 225 1/4 - 1 95814 +1546
MAY 05 233 1/4 233 3/4 231 3/4 232 - 3/4 31154 +329
JUL 05 238 - 37 3/4 238 1/4 236 3/4 237 - 1/4 36213 +88
SEP 05 243 3/4 243 3/4 242 1/2 242 1/2 - 1 7582 +36
DEC 05 249 3/4 - 49 1/2 250 248 1/2 248 3/4 - 1 17205 +223
            545926 +277

 

大 豆                      --安値寄り付き、 安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 556 - 55 561 1/2 552 1/4 553 - 4 1/4 127932 -184
JAN 05 564 - 63 569 560 560 1/2 - 4 3/4 21448 +781
MAR 05 571 - 70 1/2 577 566 1/2 567 1/4 - 5 1/4 14955 +474
MAY 05 576 1/2 - 76 582 573 1/2 574 1/2 - 3 11467 -149
JUL 05 582 1/2 - 82 586 1/2 578 580 - 3 1/4 6310 +492
AUG 05 582 1/2 583 578 580 - 3 1/2 213 +4
            186088 +1410

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 16340 - 40 OCT 2208 -39 DEC 333 1/4 - 5 109.95 - 110.13
DEC 16540 - 30 DEC 2189 -29 MAR 343 3/4 - 5  
JAN 16670 - 60 JAN 2185 -32 MAY 348 1/4 - 5 1/4  
MAR 17050 + 30 MAR 2185 -28 JUL 349 - 4 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

昨日と同様にオープニングは今までの売り過剰感からのコレクションによって買いが入るものの、オーダーが一掃されると下落してしまう。寄り付き後は終日1-2セント程度の中で動き、引けにかけて安値圏に値が収束していった。本日はファンダメンタルを変えるようなニュースにも乏しく、マーケットが閑散としていたため値動きは小幅にとどまった。収穫が徐々に進んでおり、確認されるのはUSDA予想よりも大きな生産量、イールドであり本日も期近限月の契約安値を更新し、ファンドのテクニカルな売りが続いた。これで12月限月は先週の金曜日から6日間連続の契約安値更新となっている。本日の12月限月の終値は前日比1セント安の215.25セントとなっており、先週終値より7セント安にて今週の取り引きを終えた。

 

(大豆) 

オープニングは 昨日のフォロースルーにより安値寄り付きだったものの、その直後は売り過剰感からコレクションの買いが入り、前日比4.25セント高の局面もあった。ただ、その後は静かなマーケットの中、ファンドの売りにより再度オープニングまで下落した。このまま3セント程度の幅で取り引きが繰り返され、安値圏ではコマーシャル筋の買いも入り、これがマーケットのもう一段の下げを押しとどめているものの、値動きは引けに向けて安値圏に収束していった。11月限月の終値は前日比4.25セント安の553セントとなっており、先週終値より19セント安にて今週の取り引きを終えた。今日のところは、最近の最安値552セントを割れずに終了している。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の売り越し、大豆市場は1,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約30,900枚のショート、大豆では約29,000枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日はオハイオからイリノイ南部にかけてシャワーがあったものの、中西部を通して目立った雨はなかった。オハイオからケンタッキー東部にかけてハリケーン・アイヴァンの影響による降雨が昨晩から今朝にかけてあり、雨量が1-3インチに達した模様。本日、明日もオハイオ南東部、ケンタッキー東部、ペンシルヴァニアにはこのアイヴァンの影響による激しい雨が予報され、洪水が発生する地域も出てくるだろう。その他の地域は週末は乾燥気味となりそうである。最高気温はほとんどの地域で70度台、一部80度台前半のところもあった。台風・ジェイニーは来週に米国上陸となりそうだが、次の台風・カールも見え始め、そのインパクトは各予報モデルによって異なり、大きな流動要因となっている。ただ、高い可能性としては来週も寒気がカナダプレーンにあるものの、この台風・ジェイニーによってコーンベルトへの影響は限定的なものとなり、ほとんどの地域では暖かくなるものと思われる。また、コーンベルト北部のダコタ地方、ミネソタ、ネブラスカには来週早々にも1-3インチ程度の激しい雨が予報されている。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月23日〜9月27日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A N/A
東部ベルト A N/A

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (9月14日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   26,067 ショート   28,200 ショート   10,397
大豆粕  ショート     8,957 ショート     8,500 ショート   11,309
大豆油 ロング     5,243 ロング         660 ロング     2,691
コーン  ロング    25,972 ショート   20,900 ショート   41,309
小麦  ショート   16,648 ショート   12,800 ショート   20,288

コーン、大豆ともに予想の範囲内にて中立。

2) USDA 週間ローンデータ ( Sep 17 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 133.7 -16.3 0.2 0.0 1,193.0 16.3
2004クロップ 10.6 4.8 0.0 0.0 0.3 0.3

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 8.3 -1.4 0.0 0.0 148.3 1.4
2004クロップ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.5 0.5

コーン、大豆ともに予想の範囲内にて中立。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

意見継続。暫くはWAIT&SEEの姿勢で臨みたい。収穫の最盛期を目の前にして買い控えムードが漂っており、本日で6日連続最安値を更新したコーンマーケットは、大きなファンダメンタルズの変化が無ければ来週も弱気ムードが継続し、中期的には12月限で205セントレベルを目指すことになると予想する。

以前にも述べたが、多くの農家がマーケットに対してブリッシュな見方をしていることと、エネルギーコストが高騰していることなどから、収穫をなるべく遅らせようとする農家が例年にも増して多い。よってハーベストプレッシャーの一番大きな波は来月末近くになるのではと予想する。(K)

 

(大豆)

今週の相場回顧】

先週金曜の農務省発表を受けて大きく安値を付けた線が今週の動きを作る事となった。月曜の作柄報告ではクロップの改善が見られ、需要サイドでは今週中国がようやく動き出し5-6杯の大豆を買い付けたと言われる。ここまで値を下げた事で同国の搾油マージンも$1以上にまで回復してきており、再び買い付け余力が出てきたとの見方もある。しかし相場の動きは終始売り方優勢、上げたところは売り込まれるという展開で結局は本日の安値引け。約定安値にほぼ並ぶ552.25にまで値を落とす事になった。サポート材料が値動きに反映できず、現在の(非常にネガティブな)相場環境を改めて確認する週となった。

【来週以降の展開】

現在市場は、生産量・期末在庫共に農務省9月発表値を上回る内容を織り込んできている。引き続き良好な天候パターンと収穫の進捗にハーベストプレッシャーも後押しする。本日何とか持ち堪えられた値動きも早晩安値はブレークされ、5ドルラインへ向けた更なる下落パターンがより現実的になってきている。来週仮に本日の安値がサポートされ短期的に上昇局面を迎える場面があってもそれは追わずに更なる下落場面を待ちたい。10月に向けてのトレンドは引き続き下向き。どこまで値を下げるかについては幾つかのポイントが挙げられる。先ずは目先のハーベストプレッシャーと良好な作柄報告が市場へのインプットを続ける。又各分析屋は10月農務省発表へ向け自社の予想数値を市場へ披露する動きが今後出てくるが、総じて“上方修正”が予想の中心になると思われる。1012日を前に向こう3週間で上記弱い材料がどこまで市場に織り込まれるか。現在の市場を見るに、未だ“総弱気”といったムードにまで至っているとは思えず、現在の値位置が安値の限界とは思えない。対して中国の動き。現在は相場の流れに呑み込まれる形になってはいるものの、値ごろ感から今後同国の買い付けが徐々にペースアップする可能性もあり、今後の一方的な展開を抑える材料ではあり続けると思われる。10月の発表数値が中期的な方向を決定付ける事にはなろうが、現在は上記思惑で目先どこまでの下落が可能となるのか、520-530レベルという声も多いが、状況次第では5ドルラインへより迫る勢いを見せる可能性もある。(A)

 

 


 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)