米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年9月20日

 

 

本日の相場

とうもろこし                  --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 215 - 14 3/4 215 212 1/2 212 3/4 - 2 1/2 357993 +1476
MAR 05 225 - 24 3/4 225 222 1/2 222 3/4 - 2 1/2 98706 +2892
MAY 05 231 3/4 - 31 1/4 231 3/4 229 1/2 229 1/2 - 2 1/2 31399 +245
JUL 05 236 3/4 - 36 1/2 236 3/4 234 3/4 235 - 2 36452 +239
SEP 05 242 1/4 242 1/4 240 240 - 2 1/2 7854 +272
DEC 05 248 1/2 - 48 1/4 248 1/2 246 3/4 247 1/4 - 1 1/2 17416 +211
            551286 +5360

 

大 豆                      --ギャップをつけて安値寄り付き、 安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 548 - 46 548 542 1/2 543 3/4 - 9 1/4 128964 +1032
JAN 05 556 - 55 556 550 550 3/4 - 9 3/4 21959 +511
MAR 05 560 1/2 - 60 563 557 1/2 558 3/4 - 8 1/2 15598 +643
MAY 05 569 569 565 565 - 9 1/2 11590 +123
JUL 05 574 - 73 1/2 575 570 571 - 9 6383 +73
AUG 05       570 1/2 - 9 1/2 219 +6
            188597 +2509

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 16180 -160 OCT 2177 -31 DEC 328 3/4 - 4 1/2 109.75 - 109.97
DEC 16340 -200 DEC 2162 -27 MAR 340 - 3 3/4  
JAN 16500 -170 JAN 2157 -28 MAY 344 1/2 - 3 3/4  
MAR 16820 -230 MAR 2155 -30 JUL 345 1/2 - 3 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

非常に弱い動きとなっている。本日も期近契約安値を更新しており、これで12月限月は先々週の金曜日から7日間連続での契約安値更新となった。目新しいファンダメンタルの材料に欠け、閑散としたマーケットの中、ストップロスオーダーを巻き込みながら下値を模索してる。コマーシャル筋のプライシングがサポートするものの、ファンドの売りは強い。期近の理想的な天候により作付けの遅かったクロップの成長も順調に推移し、収穫を終えた農家からは予想以上のイールドの報告が届いていることも要因の一つ。値動きは安値で寄り付いた後も階段状に安値を切り下げていき、本日の安値圏にて取り引き終了となっている。12月限月の終値は前日比2.5セント安の212.75セントとなっている。

 

(大豆) 

大豆は先週金曜日のフォロースルーからギャップをつけての安値寄り付き。8月につけた11月限月の直近の安値552セントを割ってのいきなりのオープニング となった。これにより、更にストップロスオーダーも巻き込み、安値は期近11月限月では 前日比10.5セント安の542.5セントをつけた。期近の天候が順調に推移していること、6-10days天気予報にも早霜の可能性がないことなども売り圧力をかけることとなった。寄り付き後は11月限月で543-547セントのレンジにて取り引きされて、最後は安値圏での引けとなっている。11月限月の終値は前日比9.25セント安の543.6セント。


 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の売り越し、大豆市場は2,500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約32,900枚のショート、大豆では約31,500枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

先週末はアイオア、ミズーリ、カンザス地方に予想していた以上の降水があり、雨量はほとんどの地域で1インチ以上、多いところは2.8インチを超えるところもあった。雨雲はネブラスカからノースダコタ東部、ミネソタ西部にも今晩発達しそうだ。予想雨量は0.5インチ以上になる見通し。ハリケーン・アイヴァンの影響による降雨はオハイオ、ケンタッキー東部、ペンシルヴェニアにて金曜日夜から土曜日明け方にかけて1インチから多いところで5インチ以上にもなっており、各地で洪水、河川の氾濫などの被害をもたらしている。一方、週末の気温は例年よりも暖かく、このような気温が今月一杯続くとの予報も出ている。ほとんどの地域では最高気温は70度台から80度台となっており、西部地方では90度を超えるところも多く見られた。今週前半は高気圧が中西部の東側2/3の範囲を覆っており、この高気圧が徐々に東部に移動し、今週後半に弱くなってくる模様だ。この高気圧の気圧線にあたる西部は降雨も多く予報されており、気温も先週よりは低くなることが予報され、このような状態が高気圧の移動とともに今週後半より西部から徐々に東部へシフトしていくものと考えられる。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月26日〜9月30日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A B
東部ベルト A B/N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  9/16の週 9/9の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  683.0 585.4 813.7 1,551.7 2,104.5
ダイズ  73.0 287.2 190.6 430.1 418.3
小麦 684.9 527.6 1,028.4 9,040.7 9,474.0

 

 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(9/19の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地のデント・ステージ進捗状況》 

  9/19の週 9/12の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 92 81 96 96
イリノイ   97 95 95 97
ネブラスカ   90 78 94 97
ミネソタ 66 40 98 97
インディアナ   95 92 86 94
オハイオ 90 85 83 88
ウィスコンシン 43 31 82 80
サウスダコタ 75 55 97 94
ミズーリ 98 95 97 98
ミシガン  55 38 70 80
主要18州平均   85 75 93 94

《コーン主要産地の成熟進捗状況》

  9/19の週 9/12の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 38 17 67 71
イリノイ   72 46 55 71
ネブラスカ   32 11 43 57
ミネソタ 1 0 66 49
インディアナ   64 48 34 59
オハイオ 31 17 12 35
ウィスコンシン 5 1 30 29
サウスダコタ 19 7 45 44
ミズーリ 85 74 87 88
ミシガン  10 3 15 32
主要18州平均   43 27 54 60

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  9/19の週 9/12の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 2 0 4 6
イリノイ   10 3 7 11
ネブラスカ   4 1 5 9
ミネソタ 0 0 3 1
インディアナ   8 3 4 8
オハイオ 1 0 1 3
ウィスコンシン 0 0 0 1
サウスダコタ 0 0 2 3
ミズーリ 30 20 40 42
ミシガン  0 0 1 3
主要18州平均   9 5 10 12

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(3) 7(8) 17(19) 50(48) 24(22)
イリノイ 1(1) 2(3) 13(14) 57(56) 27(26)
ネブラスカ 3(4) 6(7) 20(22) 46(44) 25(23)
ミネソタ 3(3) 9(12) 36(37) 44(39) 8(9)
インディアナ 3(2) 4(5) 14(14) 48(50) 31(29)
サウスダコタ 4(2) 8(9) 22(23) 46(48) 20(18)
ウイスコンシン 6(6) 20(15) 21(30) 40(37) 13(12)
主要18州平均 3(3) 7(7) 20(21) 47(47) 23(22)
18州平均(昨年) 9(10) 15(16) 30(30) 36(35) 10(9)
先週比Good/Excellentの合計が、1ポイント良化していることは材料としてやや弱いものの、デントステージ進捗、成熟進捗状況が平均と比べ遅くなっていることは、強材料と見ることが出来る。


《大豆生産主要州の落葉進捗状況》
 

  9/19の週 9/12の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   64 31 62 54
イリノイ   62 37 43 54
ミネソタ 29 10 80 66
インディアナ 78 60 50 66
ネブラスカ 57 21 44 52
オハイオ 58 38 46 65
ミズーリ 40 24 27 37
主要18週平均 52 30 53 56

《大豆生産主要州の収穫進捗状況》 

  9/19の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   3 4 4
イリノイ   11 3 5
ミネソタ 0 8 7
インディアナ 14 4 6
ネブラスカ 6 2 4
オハイオ 6 1 5
ミズーリ 4 1 3
主要18週平均 8 5 6


《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 3(3) 9(9) 21(22) 49(49) 18(17)
イリノイ 1(1) 4(4) 18(19) 54(56) 23(20)
ミネソタ 5(4) 12(13) 42(42) 36(36) 5(5)
インディアナ 3(4) 5(5) 19(19) 50(50) 23(22)
ネブラスカ 4(5) 12(12) 29(31) 43(40) 12(12)
オハイオ 4(5) 11(10) 28(28) 42(44) 15(13)
ミズーリ 2(3) 7(7) 26(27) 51(50) 14(13)
主要18州平均 3(3) 8(8) 25(26) 47(48) 17(15)
18州平均(昨年) 9(9) 18(17) 33(33) 33(33) 7(8)
GOOD-EXCELLENTのカテゴリーにて1ポイントの良化となったが、ほぼ市場予想通り。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

今日で7日連続最安値を更新したコーンマーケットだが、下げの勢いはまだ続く。買い意欲は依然として見られず。本日発表された収穫進捗率は9%。典型的な収穫期の値動きは10月中旬以降。方針は変えずに、12月限205セント当たりをひとまずターゲットとおいて、暫くは様子見としたい。(K)

 

 

(大豆)

暫く様子見。

クロップコンディションもこの時期には珍しく二週連続で改善し、Good-Excellentの合計は9月の需給報告直前のレベルにまで戻した。このことは、「次回の発表で生産量が上方修正されるのでは」という考えを後押しすることとなる。中国の搾油マージンが改善してきていることから同国の大豆輸入状況に対して注意を向けなければならならず、また、10月に作付けの最盛期を迎えるブラジルの天候も今後気になるところである。しかし、短期的にはハーベストプレッシャーと共に下値を目指す展開を予想する。(K)
 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)