米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年9月23日

 

 

本日の相場

とうもろこし                  --変わらずの寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 210 1/4 - 10 210 1/2 207 207 3/4 - 2 1/2 349599 -3194
MAR 05 220 1/4 - 20 220 1/2 217 1/2 218 1/4 - 2 1/4 106820 +2297
MAY 05 227 1/2 - 27 1/4 227 1/2 224 1/4 225 - 2 34011 +789
JUL 05 233 1/4 - 33 233 1/4 230 1/4 231 - 2 38344 +723
SEP 05 239 - 38 3/4 239 236 3/4 236 3/4 - 1 3/4 8940 +829
DEC 05 245 - 44 3/4 245 243 243 3/4 - 1 18942 +652
            558275 +2241

 

大 豆                      --高値寄り付き、 やや安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 543 - 41 543 534 1/4 537 3/4 - 1/2 131967 -4
JAN 05 550 550 542 1/4 545 1/2 - 3/4 23350 +1285
MAR 05 557 557 550 553 1/2 - 1/2 18152 +798
MAY 05 564 564 557 1/2 560 1/4 - 3/4 11759 -43
JUL 05 568 1/2 570 563 566 - 1/2 7333 +189
AUG 05       566 - 1/2 227 +6
            197126 +2417

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15940 +00 OCT 2156 -22 DEC 325 1/4 - 1/2 110.34 - 110.69
DEC 16210 +40 DEC 2151 -20 MAR 336 1/2 - 1/2  
JAN 16360 -10 JAN 2145 -18 MAY 340 1/4 - 1 1/4  
MAR 16680 -10 MAR 2136 -22 JUL 343 1/2 - 1 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

12月限の契約安値更新は本日で遂に10日連続となった。寄り付き前に発表された週間輸出成約高は予想を上回って強気な内容となったが、それだけではコレクションの要因とはならなかった。前日引けと変わらないレベルで寄り付いた後は一方的に下げる展開となった。天候・豊作期待など弱気な材料に包まれた相場は12月限210セントをあっさりと割り込んだ。このことが心理的な弱材料となり、さらに相場は下げ続けた。引け際には若干値を戻すも、各限月前日比安値引け、12月限は2.50セントダウンの207.75として引けている。

(大豆)

週間輸出成約高が予想を超えて強気な数字となったため、寄り付きは前日比3-5セント上げての取引となったが、その後のマーケットが強気ムードを維持できなかったことが失望売りを誘い、段階的に値を下げる展開となった。収穫が徐々に進捗していること、各地から高イールドの報告が入りだしていることもプレッシャーとなった。しかし一方では中国が米国産の買い付けを模索しているという噂が絶えず、下値を支える要因となり。引け際には約3セント値を戻し、結局、終値は前日比わずかな下げに留まった。11月限は1/2セントダウンの537.75。

 

本日ファンド筋はコーン市場では6,500枚の売り越し、大豆市場では1,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約47,400枚のショート、大豆では約35,500枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部    収穫期のクロップにとって理想的な天候が継続

昨日はベルトの北西部にて引き続き降雨が見られた。範囲はベルトの20%、雨量は0.25-1.5インチと限られた。この雨雲は本日ベルトの西部にて雨をもたらした後、その活動を弱める。週末はドライな天候となるが、週明けには再びベルト西部で雨の予報となっている。しかし雨量・範囲共に限られる見込み。温かい気温が継続すると予想されており、収穫期を迎えるクロップにとってはほぼ理想的な天候と言える。ハリケーン"Jeanne"はフロリダの東475マイルの地点に位置しており、進路を西に取っているが、上陸したとしても恐らく東海岸沿いに北上する見込み。大陸の中心に向かって奥深く侵入してこない限りはクロップへの影響はほとんど無かろう。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月29日〜10月3日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A B/N
東部ベルト A B

昨日と変わらず。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1)  USDA発表 週間輸出成約高(9月16日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 1,178.0 0.0 9,551.8 10,379.0 7,896.0 0.0
大豆 1,003.2 0.0 7,678.2 9,445.1 7,215.4 0.0
小麦 414.1 3.5 13,577.0 13,542.9 4,968.0 3.5
大豆粕 8.4 109.4 3,990.2 5,874.5 116.6 1,037.3
大豆油 4.6 0.0 259.1 752.0 21.9 55.1

コーン・大豆共に強気な内容となった。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(9月16日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 712.6 713.0 1,655.8 2,127.3 53,340
大豆 93.1 297.3 462.8 367.5 27,220
小麦 675.9 607.7 8,609.0 8,560.4 25,860
大豆粕 35.1 38.8 3,873.6 5,338.6 3,950
大豆油 4.5 20.6 237.2 681.9 410

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

弱気継続、コーン・大豆共に様子見。12月限コーンに関しては、205近辺でサポートが入ると予想するが、上げたところではまとまった売りが入るため、買い急ぐ必要はない。11月限大豆のターゲットは変わらず520-525。

溢れ出てくる現物は期近のバージフレートの高騰、期近のCIF NOLAマーケットの下落を招いている。また、それによりリバー周辺の現物価格は軒並み下げ、当社がリバーエレベーターを所有するPekin市近辺での期近のベーシスも昨日から今日にかけてブッシェル当たり5セントも下げることとなった。この動きは10月に入っても継続し、その弱さはシカゴ相場にも波及する。

また、現在一時的に各地でLDP価格(ローンレートとPCP価格の差)と現物価格との合計がローンレートを大きく上回っており、多くの農家がLDPの申請を出し始めている。このことは、「現物も早めに売り抜いてしまおう」と考える農家が多く出現することを意味し、短期的にシカゴ相場にもプレッシャーとなろう。

余談だが、昨日全米で最大規模のベーカリー、Interstate Bakeriesが会社更生法の手続きを申請した。去年から続いていた売上げの落ち込みが原因だが、その背景には、現在全米でブームになっているLOW CARBO(低炭水化物)ダイエットの影響がある。同様の原因により、パスタ業界でもこのところ倒産・工場閉鎖などが相次いでいる。今のところ穀物市場には大きな影響を与えていないものの、牛肉消費量の拡大(コーンには強材料)、余剰小麦の餌用への転用(コーンには弱材料)など、その影響が取り沙汰される可能性もゼロではなく、要注目である。(K)

 

 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)