米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年9月24日

 

 

本日の相場

とうもろこし                  --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 207 1/2 - 07 207 1/2 205 205 1/4 - 2 1/2 319615 +16
MAR 05 217 3/4 - 17 1/2 217 3/4 216 216 1/4 - 2 107708 +888
MAY 05 224 1/2 - 24 1/4 224 1/2 222 1/2 222 3/4 - 2 1/4 35103 +1092
JUL 05 230 1/2 230 1/2 228 3/4 229 - 2 39517 +1173
SEP 05 236 1/2 236 3/4 235 235 - 1 3/4 9674 +734
DEC 05 243 243 242 242 1/4 - 1 1/2 19411 +499
            562693 +4418

 

大 豆                      --安値寄り付き、 安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 535 - 33 1/2 535 523 523 1/2 - 14 1/4 133667 +1700
JAN 05 543 - 41 1/2 543 531 531 1/4 - 14 1/4 24410 +1060
MAR 05 550 550 1/2 539 539 1/2 - 14 18212 +60
MAY 05 558 558 546 546 3/4 - 13 1/2 11874 +115
JUL 05 564 - 63 564 553 1/2 553 3/4 - 12 1/4 7586 +253
AUG 05 558 558 553 1/2 553 1/2 - 12 1/4 228 +1
            200331 +3205

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15690 -250 OCT 2078 -78 DEC 321 3/4 - 3 1/2 110.64 - 110.75
DEC 15930 -280 DEC 2068 -83 MAR 334 - 2 1/2  
JAN 16130 -230 JAN 2071 -74 MAY 338 - 2 1/4  
MAR 16470 -210 MAR 2077 -59 JUL 341 1/4 - 21/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン) 

ついに12月限の契約安値更新が本日で11日連続となった。 日々安値圏で取り引きが終了することによりマーケットにはnegativeな雰囲気が漂っており、コレクションの動きが出てこない。本日の取り引き前に発表になったINFORMA(元SPARKS)の数字も、イールドが156.7Bu/Acre、生産量が115億Buと大きなものになっており、ファンドの売りに拍車をかけている。マーケットの動きも安値寄り付きに始まり、下値を探るような展開で徐々に下値を切り下げていき、安値圏での取り引き終了となっている。本日の終値は12月限月で前日比2.50セント安の205.25セント。これで今週一週間で12月限月は10セントの下げとなった。

(大豆)

他マーケットの弱さ、特にコーンの期近契約が連日契約安値更新を見せている中で、大豆にもその影響が出ている。引き続き中国が買い気配を見せているという噂がマーケットに流れており、実際に今週に入り3-5杯の中国向け商売が決まったと言う噂も流れたものの、本日のマーケットでは値を上げることができなかった。本日の取り引き前に発表されたINFORMA(元SPARKS)の数字は、イールドが41.4Bu/Acre、生産量が30.5億Buとなり、マーケットには失望感が広がった。値動きも安値寄り付きに始まり、一方的に値を切り下げていく展開。そのまま本日の安値圏にて取り引き終了となっている。11月限月の終値は前日比14.25セント安の523.50セント。これで今週一週間で29.50セントの下げとなった。

 

本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の売り越し、大豆市場では5,200枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約47,700枚のショート、大豆では約40,500枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は ミネソタ、ウィスコンシン、アイオアおよび東部ダコタ地方に雨が見られ、ダコタ地方東部にて所により1.0インチ程度まで観測されたほかは、おおむね0.35インチ程度の雨量となっている。最高気温は、ダコタ地方で50度台、ネブラスカ、カンザスおよびアイオアで70度台、中西部東側では80度台と暖かくなっている。本日は例年以上の気温となった東部も含めて、来週は例年並の気温が予想されている。来週の降雨は中西部西側にシャワーが見られるが総じて雨量は限られたものになる。来々週になると、コーンベルト全体に比較的大きな雨が見られそうだ。非常に限られたものではあるが、ミネソタ、ノースダコタ東部に来週の月曜日から火曜日にかけて霜が見られるかもしれない。次の可能性としては10月3-5日辺りに早霜懸念が出ている。今週はアイオアなど一部の地域で大きな雨が見られたものの、暖かく、乾燥気味な天候を背景に収穫が進んだと見られる。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (9月30日〜10月4日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A N/B
東部ベルト A B

昨日と変わらず。

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

本日の発表等

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (9月21日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   32,339 ショート   32,600 ショート   15,186
大豆粕  ショート     8,818 ショート   11,200 ショート   11,948
大豆油 ロング       135 ロング        250 ショート     1,166
コーン  ショート   29,227 ショート   33,000 ショート   46,541
小麦  ショート    9,027 ショート   13,300 ショート   12,587

コーン、大豆ともに予想の範囲内にて中立。

2) USDA 週間ローンデータ (Sep 24 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 113.4 -20.3 0.2 0.0 1,213.3 20.3
2004クロップ 17.6 7.0 0.0 0.0 0.7 0.4

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 6.9 -1.4 0.0 0.0 149.7 1.4
2004クロップ 1.0 1.0 0.0 0.0 0.0 -0.5

コーン、大豆ともに予想の範囲内にて中立。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

弱気な意見継続。下げの勢いは当初考えていたよりも遥かに激しく、12月限2ドル割れも十分視野に入ってきた。

昨日触れたLDPの高騰は今尚各地で続いており、イリノイ中央部のあるCountyのLDPは、昨日から今日にかけて8セントも上昇した。では、何故政府はそれほどまでにPCP価格を下げるのか?それは、旧穀のローン残高を減らすためである。本日発表された旧穀コーンのローン残高は113.4(百万ブッシェル)。この数字は、この時期としてはそんなに大きな数字ではない。しかし、大豊作の新穀を目の当たりにしていることが、政府に「旧穀のローン残高を減らしておきたい」という考えを持たせていると予想される。この旧穀のローン残高を減らすための政策が、二次発生的に本来新穀をローンに入れる予定であった農家にLDPを選択させ、且つ目先の現金を取得するために現物を売りに出すという構図を作っている。よって、相場へのプレッシャーの一つの要因である農家売りが目先どの程度の期間継続するかを判断するに当たっては、旧穀のローン残高も一つの指標となると言えよう。(K)

(大豆)

【今週の相場回顧】

8月につけた安値55211月限)を更新した相場は週後半にかけてその下げ足を更に早め1週間で30セントの下落を見せた。背景には引き続き順調な天候パターンと各地から報告される作柄報告の内容などもある。今週はアイオワ〜ミネソタにかけて産地を回ってきたが、農家の表情は23週間前と明らかに違ったものとなっている。82021日に早霜がニュースになったタイミングではこの地域の農家は今年の出来栄えに一抹の不安を持っていたが、その後の理想的な天候推移もあり現在収穫が開始された時点で実際に目の当たりにする作柄・イールドのレベルには驚いている・・というのが生の声となっており、彼ら自身が予想を上回る作柄状況に驚いているというのが現状。今週informaがイールド41.4と発表。市場予想では期末在庫予想は4-5億ブッシェルの幅まで膨らんできており、農家の声・毎週の農務省作柄報告の改善状況に呼応する形で10月の農務省発表を前に各方面から生産量の上方修正予想が相次ぐ形となっている。投機筋のネットショートもこれらを背景に増加の一途で本日時点ではこれまでの記録である37,000枚を既に超え、40,000枚前後まで達していると思われる。

【来週以降の展開】

値位置はこれまで目標としてきたレベルまで本日の下げで達する事となった。しかし未だ相場には“下げきった”という様子も見えない。仮にイールドが41を越えるような展開となれば期末在庫の増加期待を考慮すれば5ドルを割る展開も想定する必要が出てくる。今月頭から一方的に下げ続ける相場動向を見ても、5ドル近辺のサポートでは一旦の戻しが入る事が予想されるが、10月の発表内容次第ではその後のトレンドが5ドル割れを目指すといった展開も考えられる。 引き続き来週も現在のトレンドが継続するという見方で相場を追っていきたい。(A)

 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)