米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年9月30日

 

 

本日の相場

とうもろこし                  --ギャップを付けて安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 205 3/4 - 05 206 3/4 204 205 1/2 - 1 3/4 344163 -489
MAR 05 216 1/4 - 16 217 1/2 215 216 1/4 -1 3/4 115347 +2112
MAY 05 223 1/2 - 23 1/4 224 1/2 222 1/4 223 1/2 - 1 3/4 37678 +493
JUL 05 229 3/4 - 30 230 3/4 228 1/2 229 3/4 -1 1/2 42465 +1019
SEP 05 237 237 3/4 236 236 1/2 -1 1/4 10734 +288
DEC 05 244 1/2 - 44 3/4 245 1/2 243 3/4 245 1/2 unch 19692 -187
            571803 +3244

 

大 豆                              --安値寄り付き、安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 531 1/2 - 30 1/2 532 525 527 -6 1/2 137247 +2638
JAN 05 540 - 38 1/2 540 532 534 3/4 -6 28000 +858
MAR 05 545 1/2 - 46 546 539 539 3/4 -8 1/4 20966 +1107
MAY 05 553 - 52 553 546 1/2 547 3/4 -6 3/4 12754 +134
JUL 05 558 1/2 558 1/2 553 555 -6 9241 +552
AUG 05 555 557 555 555 -6 230 unch
            212902 +5291

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15620 -230 OCT 2052 -029 DEC 306 3/4 -13 109.90 - 110.50
DEC 15970 -260 DEC 2074 -008 MAR 318 3/4 -14  
JAN 16110 -230 JAN 2076 -011 MAY 324 1/2 -12 1/2  
MAR 16410 -170 MAR 2079 -014 JUL 329 1/4 -10 3/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

寄り付き前に発表されたストックレポートはマーケット予想とほぼ同じレベルにて、ニュートラル。週間輸出成約高も材料としてはほぼ中立であった。そんな中、順調な収穫と産地からの高イールドの報告を受け、デイリーチャート上でギャップを付けての安値寄り付きとなり、契約安値を更新。その後、前半は行き過ぎ感により買い支えられ、ギャップを埋めることとなった。CRBインデックスが1981年来の高い水準となっていることも買い材料とされた。しかし、勢いは続かず、後半には再び値を下げ、結局は12月限で前日比1.75セント安の205.50として引けを迎えた。


(大豆) 

センサスの搾油報告は大豆には中立、大豆粕には若干強気な内容となった。ストックレポートは予想範囲内であったが、在庫の積み増しが確認されたことにより若干弱気に捉えられた。また、旧穀の生産量が上方修正されたことも売り材料となり、前日比2-3セント下げて寄り付いた直後にも更に大きく値を下げた。その後は動きの少ない相場が続き、11月限では6.50セントダウンの527.00として引けを迎えた。中国が米国産大豆のオファーを求めているという噂は絶えず、下値を支える材料となっている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では4,500枚の売り越し、大豆市場では2,500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約47,200枚のショート、大豆では約39,000枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は、朝方オハイオにて雨が降った他はベルト全体を通じて概ねドライな一日となった。予報は昨日からあまり変わっておらず、今後2回に分けて寒気団がやってくるとされる。第一団は土曜日の朝、ネブラスカ、北部アイオワ、ノース・サウスダコタ、ミネソタなどに訪れる。第二団は火曜の朝、北部インディアナ、北部オハイオに訪れる。両日とも朝方の気温は20台まで下がりそうだが、大きな霜の被害は予想されていない。


NOAA 米国各産地6-10日間予報 (10月6日〜10月10日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A B
東部ベルト N/A B

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン

これまでドライな天候が続いており、予報もドライ気味となっていることから、作付け期を迎えるにあたり土壌水分の不足が懸念される。

ブラジル

南部でここ最近続いた雨と、北部で予報されている雨により、土壌水分は保たれることとなる。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1) USDA 四半期在庫報告 (単位:十億ブッシェル) 

 

  在庫(9/1時点)  予想平均  予想範囲  6/1/04時点  9/1/03時点 
コーン  0.957 0.953 0.907-1.030 2.970 1.086
大豆  0.112 0.119 0.105-0.145 0.410 0.169
小麦  1.941 1.874 1.800-1.934 0.546 2.036

コーンの2003年度クロップ期末在庫は957(百万BU)となり、2002年度クロップと比べると12%ダウンとなった。内訳としては、オン・ファームが438で昨年比10%ダウン、オフ・ファームが520で昨年比14%ダウンとなっている。

大豆の2003年度クロップ期末在庫は112(百万BU)となり、2002年度クロップと比べると37%ダウンとなった。これは1977年以降で最も少ない数値である。内訳を見ると、オン・ファームが29.4で昨年比49%ダウン、オフ・ファームが83.1で昨年比31%ダウン。

加えて、2003年度大豆の生産量が36.1百万BU上方修正され、2450百万BUとなった。作付面積は変わらずだったが、収穫面積が155,000エーカー上方修正されたのに加えて、イールドが0.5アップし、33.9BU/エーカーとなった。

小麦の在庫は事前予想レンジを上回った。しかし2002年度クロップと比べると5%ダウンとなっている。内訳は、オン・ファームが昨年比16%アップ、オフ・ファームが昨年比15%ダウンとなっている。

 

2) 2004年米国産小麦生産量 (単位:十億ブッシェル)

 

  2004年生産量 予想平均 8月時点 2003年実績
米国産小麦合計 2.164 2.105 2.123 2.337
冬小麦 1.449 1.493 1.489 1.707
デュラム小麦 0.0905 0.087 0.089 0.097
春小麦・他 0.573 0.526 0.545 0.533

 

 

 

 

3)  USDA発表 週間輸出成約高(9月23日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 905.5 0.0 10,435.7 11,295.1 7,798.2 0.0
大豆 755.6 0.0 8,433.9 10,146.4 7,638.6 0.0
小麦 470.8 0.0 14,047.8 14,305.7 4,714.4 3.5
大豆粕 11.3 170.3 4,001.5 5,907.2 94.6 1,207.7
大豆油 -5.5 30.2 253.7 753.7 13.0 85.4

 

 

4)  USDA発表 週間輸出船積高(9月23日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 1,003.3 712.6 2,637.5 3,021.0 53,340
大豆 332.5 93.1 795.3 567.9 27,220
小麦 721.4 675.9 9,330.4 9,221.1 25,860
大豆粕 33.3 35.1 3,906.9 5,398.7 3,950
大豆油 3.4 4.5 240.7 693.4 410

 

 

5) センサス搾油報告(8月分) 

(単位 : ショートトン、 オイル ⇒ 1千ポンド) 

  8 (2004年)  7月 (2004年)  8月 (2003年) 
搾油量 3,089,345 3,458,174 3,752,758
粕生産量  2,294,193 2,551,885 2,759,625
粕在庫  163,978 305,402 229,492
皮生産量  186,012 200,356 206,964
皮在庫  32,346 39,230 37,393
粕・皮在庫  196,324 344,632 266,885
油生産量  1,185,912 1,303,961 1,440,404
油工場・倉庫在庫計  565,259 680,189 947,218
工場在庫(トン) 1,178,825 1,407,746 1,658,132

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)
 

コーン・大豆共様子見姿勢継続。

本日コーン相場は2日ぶりに契約安値を更新したが、新安値を更新したレベルでは強いサポートも入った。現物価格が極めて低い水準となっていることから、多くの農家は売り物を出してこず、相場の下値を支える要因となっている。しかしハーベストプレッシャーの大波はまだまだこれからであり、特に保管スペースの乏しいベルト東部の収穫が進捗するに伴い、今後現物がマーケットに放出されてくる。また、現在著しく安い現物相場の影響はシカゴにも波及してくる。さらに、イリノイ州のコーンのPCPは昨日から今日にかけて更に2セント下落しており、ローンに入っている旧穀が払い戻される動きが活発になろう。そしてその内の一部は現金獲得のために売りに出される。収穫が進み、予想以上のイールドが各地から報告される中、最終生産量が110億ブッシェルを越えるという声が以前にも増して一般的になってきており、今後益々マーケットにはプレッシャーとなる。

大豆相場はストックレポートが若干マーケット予想平均を下回り、オープニングコーンは高かったにも関らず、開けてみると売り物が先行し、下落した。マーケットが目指している方向は下向きであり、今後も暫くは売り優勢の展開が続くものと思われる。ハーベストローも10月中旬以降になると考えられることから、需給報告までは徐々に下げる展開を予想している。(K)

 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)