米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年10月4日

 

 

本日の相場

とうもろこし                        --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 204 1/4 - 04 204 1/2 202 1/2 202 3/4 - 3 1/4 348382 +598
MAR 05 215 1/2 - 15 215 1/2 213 1/4 213 3/4 - 3 1/4 118076 +1858
MAY 05 222 1/2 222 3/4 220 3/4 221 1/4 - 3 38681 +425
JUL 05 228 3/4 - 28 1/2 228 3/4 227 227 1/2 - 2 3/4 43338 +505
SEP 05 236 - 35 3/4 236 234 234 1/4 - 3 1/4 10919 +90
DEC 05 244 1/2 - 44 244 1/2 242 242 1/4 - 3 1/2 20512 +0
            581637 +3582

 

大 豆                           --安値寄り付き、安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 525 - 23 528 522 525 1/4 - 9 1/4 136337 +1307
JAN 05 532 - 31 535 529 1/4 533 - 9 32124 +3400
MAR 05 539 541 535 1/2 539 - 8 3/4 24196 +620
MAY 05 545 - 44 547 542 545 1/4 - 8 1/4 13732 +985
JUL 05 551 554 1/2 548 552 - 8 1/4 9618 +280
AUG 05 550 551 1/2 550 551 1/2 - 8 3/4 463 +175
            221674 +6781

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15590 -180 OCT 2069 -8 DEC 302 1/2 - 1 1/4 110.84 - 111.19
DEC 15940 -230 DEC 2081 -9 MAR 314 3/4 - 1 1/4  
JAN 16050 -220 JAN 2083 -12 MAY 320 1/2 - 1/2  
MAR 16310 -220 MAR 2088 -16 JUL 323 1/2 -2 1/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

週末にベルト西部を中心に霜が降りたものの、被害の程度は限られるという見方が多いこと、引き続き収穫を終えた各地域から高イールドのレポートが入ってきていることなどを受け、前日比約2セント下げての寄り付きとなった後も、前半は下げ一辺倒の展開が続いた。午前中に発表された週間輸出検証高の数字が若干弱気だったこともプレッシャーとなった。12月限の契約安値は本日も更新されることとなったが、202.50を付けてからは買い支えられ、その後はほぼ横ばい。そのまま引けに至り、12月限は202.75として引けた。


(大豆) 

週末の霜のクロップへの影響は限られるという見方、収穫に適した天候が続いていることなどが材料視される形で、前日比約10セント下げて寄り付いた後も下げ相場が続いた。午前中に発表された週間輸出検証高が市場予想を上回ったことが支援材料となったが、弱気ムードに飲み込まれ、マーケットは更に下を目指す動きを取った。11月限は最近の安値をさらに更新することとなり、引け際に多少戻すも11月限では9.25セントダウンの525.25として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では5,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約50,900枚のショート、大豆では約41,600枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

週末はアイオワ・ミネソタ南東部・ウィスコンシンなどを中心に50%の範囲で0.50インチ以上の降雨を見た。気温は予報どおり大きく下がり、北西部地域では最低気温が20度前半というレベルにまで落ちた。その影響から中西部産地各地で霜の発生が確認されている。特にダコタ両州・ネブラスカ東部・ミネソタ南西部・アイオワ北西部などで最も広範囲に発生したと伝えられている。 しかし収穫作業も急ピッチに進んでいた事などもあり、本日の相場材料とは殆どなることはなかった。 今週は向こう5日間で全体の30%の範囲に1.0インチまでの降雨予想。気温も週前半は低めが続き、今晩〜明日にかけても再び20度台半ばまで気温が低下する見込み。各地での霜発生が予想されている。


米国各産地6-10日間予報 (10月10日〜10月14日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A N/A
東部ベルト A N/A

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

 

 

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  9/30の週 9/23の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  933.9 1,072.8 869.0 3,618.9 3,786.7
ダイズ  519.8 343.1 263.2 1,293.0 868.2
小麦 796.3 878.9 804.6 10,731.0 10,894.6

コーンには若干弱気な内容、大豆には若干強気な内容となった。

 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(10/3の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地のデント・ステージ進捗状況》 

  10/3の週 9/26の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 100 97 100 100
イリノイ   99 98 100 100
ネブラスカ   98 96 99 100
ミネソタ 95 86 99 99
インディアナ   99 99 100 100
オハイオ 100 96 98 98
ウィスコンシン 75 59 98 96
サウスダコタ 96 88 100 100
ミズーリ 100 99 100 100
ミシガン  89 73 94 96
主要18州平均   97 92 99 99

《コーン主要産地の成熟進捗状況》

  10/3の週 9/26の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 85 59 95 96
イリノイ   97 90 93 95
ネブラスカ   71 51 82 90
ミネソタ 36 15 98 92
インディアナ   91 82 73 88
オハイオ 75 55 54 69
ウィスコンシン 28 12 76 70
サウスダコタ 52 29 91 87
ミズーリ 99 94 96 97
ミシガン  45 28 56 68
主要18州平均   74 58 87 89

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  10/3の週 9/26の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 8 5 15 19
イリノイ   44 27 28 37
ネブラスカ   13 7 16 25
ミネソタ 0 0 16 11
インディアナ   29 17 12 24
オハイオ 11 4 5 12
ウィスコンシン 2 0 11 9
サウスダコタ 3 1 16 15
ミズーリ 64 51 65 66
ミシガン  5 1 4 8
主要18州平均   23 16 24 28

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 5(6) 18(18) 49(51) 26(23)
イリノイ 1(1) 2(2) 13(13) 57(57) 27(27)
ネブラスカ 3(5) 5(6) 20(21) 47(42) 25(26)
ミネソタ 3(2) 7(8) 30(30) 48(51) 12(9)
インディアナ 2(2) 3(4) 12(13) 48(48) 35(33)
サウスダコタ 3(4) 9(8) 25(25) 47(46) 16(17)
ウイスコンシン 5(5) 16(13) 21(26) 45(43) 13(13)
主要18州平均 2(3) 6(6) 19(20) 49(48) 24(23)
18州平均(昨年) 8(8) 13(14) 29(29) 38(38) 12(11)
市場予想は変わらず-1ポイント程度の改善であったため、若干の弱材料となる。


《大豆生産主要州の落葉進捗状況》
 

  10/3の週 9/26の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   96 84 95 91
イリノイ   93 78 87 90
ミネソタ 84 57 99 98
インディアナ 95 88 84 92
ネブラスカ 95 93 89 94
オハイオ 83 77 85 92
ミズーリ 76 60 71 74
主要18週平均 86 72 86 88

《大豆生産主要州の収穫進捗状況》 

  10/3の週 9/26の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   49 16 46 35
イリノイ   50 29 31 33
ミネソタ 20 0 58 46
インディアナ 55 34 16 29
ネブラスカ 37 17 26 30
オハイオ 37 22 13 27
ミズーリ 25 11 11 20
主要18週平均 36 18 31 32

 


《大豆生産主要州クロップコンディション》

括弧内は先週    【単位 : %】

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 6(7) 20(20) 52(51) 20(20)
イリノイ 1(1) 4(4) 18(18) 54(54) 23(23)
ミネソタ 6(5) 14(11) 33(36) 39(41) 8(7)
インディアナ 2(3) 4(5) 16(17) 49(49) 29(26)
ネブラスカ 4(5) 10(11) 25(26) 46(43) 15(15)
オハイオ 4(4) 8(9) 24(24) 44(46) 20(17)
ミズーリ 2(3) 8(7) 24(27) 46(48) 20(15)
主要18州平均 3(3) 8(7) 23(24) 47(48) 19(18)
18州平均(昨年) 9(9) 18(18) 35(34) 31(32) 7(7)
多少の悪化が示唆され、若干の強材料となるが、大きな材料とは見なされない。


 

3) FC STONE社のPRODUCTION予想

本日引け後、同社によるイールド・生産量予想が発表された。内容は以下の通り。

  イールド(BU/ACRE) 生産量(十億BU)
コーン 152.1 11.153
大豆 41.5 3.057
相場へのインパクトは限られるが、マーケットの生産量予想は現時点でコーン11.3、大豆3.0と言われる中、コーンには若干強きな内容とも捉えられる。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

様子見姿勢変わらず。

あまりの現物相場の低さに農家は極力玉を売りに出さず、手元においておこうと考えている。この動きがバージフレートの高騰に歯止めをかけるかと思いきや、このところ続いていた中西部の少雨傾向により水かさが減っていることと、原油相場の高騰がバージフレート相場の上げに追い討ちをかける格好となっている。これによりリバー沿いの現物相場の低迷は暫く回復の望みが薄い状況になっており、現物相場の弱さは今後もシカゴ相場に波及し続ける。(K)



(大豆)

先週末の上昇局面から今週は引き続き戻しを見るかと思っていたが、週末よりの低温傾向にもかかわらず相場はギャップを付けての安値取引となった。本日・明日までと低温傾向は継続するも、本日引け後の発表でも確認されたように落葉は86 、収穫も36 進捗している事から霜による被害は最低限に抑えられるという思惑から相場へは材料視されることは殆どなかった。しかしサポートである11月限522は本日持ち堪えられ、このまま一気に5ドルを目指すといった流れはひとまず抑えられた格好となった。引け後にはFC STONE41.5(生産量30.57億)を出したが、妥当な見方とすれば、1994年のイールドを凌ぐ内容は期待できない、というところか。これまでの作柄報告などのデータから比較しても数値的には94年を上回る内容とはなっておらず、イールド期待も40.5-41.0あたりがその中心になってくるものと思われる。ハーベストローが一体どのタイミングでお目見えするのか?恐らく発表までは持ち越されると考えているが、発表が一つの節目となり、9月頭から豊作期待を先取りしながらここまで下げてきた相場つきに徐々にトレンドの変化が見られてくるものと予想する。向こう23週間で安値をつけ、その後相場は回復基調・・といった流れを見ることになろう。(A)

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)