米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年10月5日

 

 

本日の相場

とうもろこし                        --ほぼ変わらず寄り付き、やや高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 203 3/4 - 03 206 202 1/2 204 1/2 + 1 3/4 348681 +299
MAR 05 214 1/4 - 14 216 1/2 213 1/2 215 + 1 1/2 121591 +3515
MAY 05 221 1/2 - 21 1/4 223 1/2 220 1/2 222 1/4 + 1 39418 +737
JUL 05 228 - 27 1/2 229 3/4 227 229 + 1 1/2 44190 +852
SEP 05 234 236 234 235 + 3/4 11213 +294
DEC 05 242 1/4 - 42 244 241 3/4 243 1/4 + 1 21320 +808
            588126 +6489

 

大 豆                           --やや安値寄り付き、 一旦戻るも最後はまちまちで引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 521 - 20 530 1/2 519 524 - 1 1/4 137285 +948
JAN 05 528 1/2 - 28 537 1/4 527 532 1/2 - 1/2 33848 +1724
MAR 05 535 1/2 544 1/2 533 1/2 539 1/4 + 1/4 24230 +34
MAY 05 540 550 540 546 1/2 + 1 1/4 14522 +790
JUL 05 547 556 1/2 546 1/2 552 1/2 + 1/2 10402 +784
AUG 05 549 555 549 552 + 1/2 493 +30
            226221 +4547

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15260 -330 OCT 2105 +36 DEC 306 1/4 3 3/4 110.79 - 111.22
DEC 15630 -310 DEC 2116 +35 MAR 318 1/2 3 3/4  
JAN 15760 -290 JAN 2116 +33 MAY 324 3 1/2  
MAR 16100 -210 MAR 2118 +30 JUL 327 1/4 3 3/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

昨日引け後の農務省作柄報告での改善・収穫進捗度。又今朝のインフォーマ発表内容(生産量11.375−収量155)についてもネガティブな内容となり、寄り付き直後には昨日の約定安値である12月限202-1/2をトライする事となったがプレークされず。逆に売り過剰感が市場に蔓延していた事から投機筋の買戻しや商業筋のプライシングタイプの買い物が目立ち、値位置は昨日つけた寄付きのギャップ(204-05)を埋め高値は206まで付ける事となった。韓国向けのオリジン不明コーン155,000トンの成約なども昨晩確認されている。 天候推移は順調にてその面からの懸念材料はなく、ファンダメンタルズにも殆ど変化は見られないものの、売り過剰感から本日のようなリパウンドも生みやすい市場環境となっている。


(大豆) 

大豆はやはり昨日の農務省の作柄報告、或いは本日のインフォーマ発表の生産量31.07億−収量42.2という数字が効き寄付きでは再びギャップをつけての安値開始となった。しかしその直後で11月限519まで約定安値更新(2003年7月以来の安値)を果たすとすぐに買戻しが入り始める。昨日空けた窓(534まで)を埋めることは出来なかったが高値は昨日の高値を抜き530-1/2まで達した。サポート材料としては、昨晩の韓国による52,500トンの買い付け報告や休み中の中国からオファーを取得する動きがあるといった噂も市場に流れた。 終盤は閑散取引の中買い物が続かず高値からは値を削って引けたものの、約定安値更新の場面では、商業筋の買い物も値動きを支える方に作用した。


 

本日ファンド筋はコーン市場では4,000枚の買い越し、大豆市場では500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約46,900枚のショート、大豆では約42,100枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日はミシガン北部において0.25インチ以下の降雨を見たのみでその他の地域は全般的にドライとなった。気温はベルト南東部が平年並みとなるもその他の地域では大きく平年レベルを下回る寒々とした一日となった。最高気温は南部の一部で70度前半をつけるも、最低気温は20度前半。ミシガン・ウィスコンシン・ミネソタ・オハイオ北部・インディアナ北部・イリノイ・アイオワ中央部や東部においては霜が確認されている。 しかし収穫が進む中で霜による被害は限られたものとされる。 本日以降週末にかけては全体の35%の範囲に1インチ以下の降雨が予想される。気温は本日を境に徐々に平年並みへ回復見込み。週後半ではシカゴランドでも最高気温が70台前半、最低気温は50度前半にまで回復すると見られている。 多少の降雨が予想されるものの、収穫作業へ与える影響は少なく、相場にはネガティブなインプットとなっている。


米国各産地6-10日間予報 (10月11日〜10月15日) 】 

  気温 降水量
西部ベルト A N/A
東部ベルト A N

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

 

 

 

 

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)INFORMA(スパークス)発表内容

 

本日寄り付き前に発表されたインフォーマの内容は以下の通り。

(単位・・・生産量:億ブッシェル、イールド: BU/ACRE)

  INFORMA (OCT) INFORMA (SEP) USDA (SEP)
コーン 11.375  (155.00) 11.041 (150.40) 10.961 (149.40)
大豆 3.107   (42.20) 2.878  (39.10) 2.836   (38.5)

コーン・大豆ともにネガティブな内容が確認されたことから本日寄り付き前の弱材料とされた。

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)
 

相場は10月12日農務省発表に向けて様子見姿勢継続。

昨日から本日にかけてFC STONE, INFORMAと相次いで大きな生産量予想を市場へ提供してきた。これまでの下落相場も未曾有の大豊作を先取りしてここまで沈んできたと言う点においては同様の事にて、本日ファンダメンタルズに変化があったわけではない。只、コーン155、大豆42.2と、農務省発表を前にして具体的な数字が相場に織り込まれていく事で両商品共に9月に見られたような一方的な相場展開はそろそろ期待できなくなってきていると考えるべき。農務省発表という大きな節目であり収穫もほぼ半ばとなる来週〜再来週にかけてが、ハーベストローのタイミングになるのではないかと見ている。現物価格の低迷がこれまでも指摘されてきたが、それによる農家のホールド姿勢が今後徐々に価格へ再び反映されてくる事も考えられる。 しかし、現段階ではサポート材料も出てこない。需要サイドからの後押しなしには相場も活気付くことは出来ない。コーンについては特に今後飼料用小麦との価格競争が予想され、米国産コーンにとっては厳しい戦いが待ち受ける。又歴史的な高値にある国内艀市場も輸出価格を押し上げる結果となっており競争力を削いでいる事も事実。大豆も中国が依然として不透明。少なくとも昨年度のような”材料”には現時点ではなりそうにもない。 これらからもハーベストローを見た後のラリーにも大きな期待は持てないといったところ。

価格目標としては、大豆11月限:500、コーン12月限:200、このラインは非常に強いサポートになるはずであり、この10月の段階ではこのラインがしっかりと価格を支えるのではないかと考えているが。(A)

 

 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)