米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2004年10月7日
| 本日の相場 |
とうもろこし --高値寄り付き、安値引け―
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | ||
| DEC 04 | 208 3/4 - 08 1/2 | 209 1/2 | 205 3/4 | 206 | - 1 1/4 | 348454 | +1942 |
| MAR 05 | 219 1/2 - 19 1/4 | 220 | 216 3/4 | 217 | - 1 | 123629 | +1252 |
| MAY 05 | 226 - 25 1/2 | 226 3/4 | 223 1/2 | 223 3/4 | - 1 | 40360 | +447 |
| JUL 05 | 232 3/4 | 233 | 230 | 230 1/4 | - 1 1/4 | 45297 | +831 |
| SEP 05 | 239 1/4 | 239 1/2 | 236 1/2 | 236 1/2 | - 1 | 11331 | +55 |
| DEC 05 | 245 1/2 | 246 | 244 | 244 1/4 | - 3/4 | 22300 | +241 |
| 593155 | +4783 |
大 豆 --高値寄り付き、まちまちの引け--
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| NOV 04 | 530 1/2 - 29 1/2 | 532 | 524 | 525 3/4 | - 1/2 | 138171 | -793 |
| JAN 05 | 238 - 37 | 539 1/2 | 532 | 535 1/4 | + 1 1/4 | 38437 | +2303 |
| MAR 05 | 545 - 44 | 546 1/2 | 539 1/2 | 541 1/4 | + 1/4 | 25138 | +187 |
| MAY 05 | 552 - 51 1/2 | 553 | 546 1/2 | 547 3/4 | + 0 | 14926 | -67 |
| JUL 05 | 560 - 59 | 560 | 551 1/2 | 554 | - 1/4 | 10780 | +308 |
| AUG 05 | 557 | 557 | 552 | 553 | - 3 | 476 | -23 |
| 233565 | +1998 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| OCT | 15510 | +160 | OCT | 2064 | -36 | DEC | 302 3/4 | + 3/4 | 111.10 - 111.27 |
| DEC | 15840 | +170 | DEC | 2073 | -36 | MAR | 315 | + 1 | |
| JAN | 15990 | +190 | JAN | 2090 | -23 | MAY | 320 1/2 | + 1 | |
| MAR | 16280 | +140 | MAR | 2098 | -18 | JUL | 324 1/2 | + 1/2 |
| 本日の相場の動き |
(コーン)
|
寄り付きは大豆・大豆粕の輸出成約の内容につられやや高値でスタートするもそのレベルが本日の高値となった。コーンの成約内容は市場予想をやや下回り779,000トンに留まった。その後は終盤まで12月限208-209の間で小刻みな上下動を繰り返すも市場は閑散で、最後はやや下げ前日比軒並み1セント安で取引を終了している。仕向け地不明の115,000トンの成約が報告されたが、その他新規材料難。収穫作業も順調に進んでおり買いは続かなかった。 |
(大豆)
|
輸出成約では大豆・大豆粕が市場予想を上回る結果となり、寄り付き前の支援材料となった。予想通り寄付きは高値で開始されるもそこが本日の高値。その後は一気に値位置を落とし11月限は概ね525-527というレンジ内取引。フロアーも非常に閑散としマチマチで本日の取引を終了している。輸出成約の内容に買い上げられるも瞬時にして売り物が入り結局価格は上げきらず、生産量の上昇修正が来週火曜に予想される中、積極的な買い物は入りにくい市場環境が続いている。 |
| 本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の売り越し、大豆市場では500枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約40,900枚のショート、大豆では約39,600枚のショートとなった模様。(推定) |
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
| 昨日はベルトの25%の範囲に0.10-0.50インチまでの降雨。中心はカンザス南東部、ネブラスカ中央部、ミズーリ中西部といった地域。その他の地域は全般的にドライ。気温は徐々に平年並みからやや高めのレベルへ戻っており、週末から火曜にかけて続いた低温は峠を越した感がある。 本日から金曜にかけてはベルと全体の35%の範囲に1.0インチまでの降雨。気温は平年比やや高め推移が週末にかけて予想されている。 この通過する前線による雨については軽微なものであり、収穫作業に支障となるレベルではないと見られている。 |
【NWS 米国各産地6-10日間予報 (10月13日〜10月17日) 】
| 気温 | 降水量 | |
| イリノイ | B | A |
| アイオワ | B | B |
| ミネソタ | B | B |
| ネブラスカ | B | B |
| インディアナ | B | A |
| オハイオ | B | A |
| ミシガン | B | A |
やや向きが変わり、ベルト全体的に平年以下の気温に下がる見通しが出ている。
アルゼンチン・ブラジル
| これまでアルゼンチンではドライ傾向が続いており小麦・大豆・コーンの作付けを前にしてやや不安定な環境にあるということがいえる。しかし同国産地へはこの金曜から来週頭にかけてまとまった降雨が期待されていることから、土壌水分改善には貢献するものと思われている。 ブラジルも乾燥傾向が続いているものの、来週には前線の到来が予想されている事から予想通りとなれば恵みの雨という事になる。 |
| 本日の発表等 |
【寄り付き前の発表】
| 1) USDA発表 週間輸出成約高(9月30日の週) (単位:千トン) |
| 週間成約高 | 輸出成約量累計 | 成約残 | ||||
| 今年度 | 来年度 | 今年度 | 昨年度 | 今年度 | 来年度 | |
| コーン | 779.2 | 0.0 | 11,214.8 | 12,251.5 | 7,397.0 | 0.0 |
| 大豆 | 960.5 | 60.0 | 9,394.3 | 10,620.1 | 8,206.5 | 60.0 |
| 小麦 | 803.7 | 0.0 | 14,851.5 | 14,654.7 | 4,803.3 | 3.5 |
| 大豆粕 | 379.2 | 7.3 | 1,586.8 | 1,693.5 | 1,586.8 | 58.8 |
| 大豆油 | 36.0 | 0.0 | 121.3 | 119.3 | 121.3 | 0.0 |
大豆は予想の上限、大豆粕に至っては大きく予想を上回る事となり、寄り付き前の強材料とされた。
| 2) USDA発表 週間輸出船積高(9月30日の週) (単位:千トン) |
| 輸出高 | 輸出高累計 | USDA通年予想 | |||
| 今週 | 先週 | 今年度 | 昨年度 | ||
| コーン | 1,180.3 | 1,003.3 | 3,817.8 | 3,800.4 | 53,340 |
| 大豆 | 392.5 | 332.5 | 1,187.8 | 806.1 | 27,220 |
| 小麦 | 717.7 | 721.4 | 10,048.2 | 9,907.2 | 25,860 |
| 大豆粕 | 60.7 | 33.3 | 0.0 | 15.8 | 3,950 |
| 大豆油 | 1.2 | 3.4 | 0.0 | 1.3 | 410 |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
|
基本的には来週辺りにもう一段の下げを期待。 USDAによるクロッププログレスの発表数値が示すように、米国最大のコーン産地、アイオワ州では未だ本格的な収穫は始まっていない。あるサプライヤーの話では、同州では来週1週間で一気に収穫が進捗しそうであるとのこと。このことは同時期にまとまった農家売りが発生することを意味する。今日時点で各地の現物価格はシカゴマイナス30セント前後となっており、未だ農家が売る気になるような状態ではない。しかし同州のオン・ファームの保管スペースは去年のUSDAの発表によると1650(百万BU)。それに対して同州の今年のコーン・大豆の生産量予想合計は2402(百万BU)である。よって、売りたくなくとも売らざるを得ない農家が相当量発生すると考える。 一方で、各分析会社の弱気な生産量予想を受けてもそれに対する反応が鈍かった今週のマーケットを見ていると「底は近いか?」という気になるのも確か。しかし急激な上げを見る可能性が低い以上、ここはあせらず待ちたい。(K) |
(大豆)
|
12日の農務省発表、予想レンジは生産量2941-3107(収量39.9-42.4)。期末在庫は249-450。いずれを取っても9月の発表内容からは大きく上方修正されることになりそうだ。只、9月頭以降ひたすら下げ続けてきたこの相場。ファンドの売り越しも40,000枚近くになってきている中で、これ以上の下げ余力がどこまであるのか、というのが市場の興味となっている。その発表を来週に控え、この10営業日程は概ね520-540でのレンジ取引、どちらにも動けない状態が続いているのが良くわかる。 理想的な天候。とはいえこの9月イリノイでは史上3番目にドライな月。その影響で大豆鞘の乾燥は急ピッチで進み、収穫のタイミングが早まる結果となった。コーンと共に予想以上のイールドに各地の農家は驚き、カントリーエレベーターではこの時期には異例の”保管料アップ”を通知するといったケースも。一部のエレベータでは玉を詰め込みすぎた事からエレベータや平倉庫が崩壊したという事故も報告されているくらいである。歴史的な高騰を見せるバージ運賃と合わせ、インテリアではトラック+レールについても非常にタイトな状況が続き、主産地での流通網は麻痺状態というのが現場の声。例年には見られないこの手の情報が市場へインプットされ続け、それらが数値となって12日にお目見える。最終発表ではものの、市場の注目度は極めて高いものとなる。 価格トレンドは引き続き下向き。ポストバーベストラリーへはまだまだ時間を要しそうだ。(A)
|
| 弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。 |
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)