米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年10月8日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                               --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 205 - 04 1/2 206 204 1/4 204 1/2 - 1 1/2 344845 -3609
MAR 05 216 1/4 - 15 3/4 216 3/4 215 215 1/4 - 1 3/4 124717 +1088
MAY 05 223 - 22 3/4 224 222 222 1/4 - 1 1/2 40850 +490
JUL 05 229 1/4 - 29 230 228 1/4 228 1/2 - 1 3/4 45892 +595
SEP 05 236 1/4 236 1/4 234 1/2 234 1/2 - 2 11395 +64
DEC 05 243 1/2 243 1/2 241 1/2 242 1/4 - 2 22665 +365
            592134 -1021

 

大 豆                                 --高値寄り付き、 高値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 527 - 26 533 524 528 1/4 + 2 3/4 134296 -3875
JAN 05 535 1/4 - 34 1/2 540 532 538 1/4 + 3 42967 +4530
MAR 05 541 1/4 - 41 546 1/2 538 1/2 543 3/4 + 2 1/2 25894 +756
MAY 05 549 1/2 - 49 554 546 550 3/4 + 3 15299 +373
JUL 05 555 1/2 - 55 560 1/2 552 556 3/4 + 2 3/4 11052 +272
AUG 05       556 + 3 450 -26
            235584 +2019

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15710 +200 OCT 2051 -13 DEC 303 1/4 + 1/2 109.37 - 110.51
DEC 15990 +150 DEC 2061 -12 MAR 315 + 0  
JAN 16140 +150 JAN 2078 -12 MAY 319 1/2 - 1  
MAR 16390 + 110 MAR 2088 -10 JUL 323 1/2 - 1  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

新しい材料に欠け、需給報告が近いこともあって閑散としたマーケットとなった。収穫の進捗とともに産地から入ってくる高イールドの報告は本日もマーケットには重石となった。前日引け値より若干安値での寄り付きとなった後は小幅の動きに終始し、各限月安値引け、12月限は1.50セントダウンの204.50セントとして引けを迎えた。


(大豆) 

昨日から今日にかけての雨と、来週前半に予報されている雨が収穫の進捗を妨げるとして、若干強材料視されたこなどにより、買いが先行したが、発表を間近に控えていることもあって取引量は限られた。やや高値寄り付きとなった後も強気な展開が続き、午後には11月限で一旦は533.00を付けたが、そのレベルを上へ抜くことができないと見るや失望売りも見られ、引け際には値を戻した。しかし下げ幅は限られ、結局各月高値引け、11月限は2.75セントアップの528.50として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では500枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約38,500枚のショート、大豆では約40,200枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は雨雲がベルト西部を通過し、各地の雨量は0.25-1.25インチとなった。範囲はベルト全体の約30%。この雨雲は本日ベルト当部にまとまった雨をもたらし、明日土曜には収束に向かう見込み。来週月曜から火曜にかけてはベルトの南部・東部を中心に約45%の範囲により強い雨が予報されており、収穫に若干の遅れが生じると思われる。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (10月14日〜10月18日) 】 

  気温 降水量
イリノイ B N
アイオワ B B
ミネソタ B B
ネブラスカ B B
インディアナ B A
オハイオ B A
ミシガン B A

中西部全体を通じて気温の低下が予報されている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチンでは昨日多くの地域で降雨が観測されたが、雨量は限られた。月曜には北部と西部にまとまった雨が予報されており、作付け前のコンディションを幾分改善させる。

ブラジルの中央部や南部では来週にまとまった雨が予報されているが、同国北部はその恩恵にあずかれず、作付けの遅れが予想される。その影響が深刻なものとならないよう、今月後半までには十分な降雨を得ることが必要となる。

 

本日の発表等

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (10月5日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   44,217 ショート   41,100 ショート   20,369
大豆粕  ショート   14,858 ショート   13,400 ショート   17,547
大豆油 ショート    2,110 ショート    6,800 ショート    9,049
コーン  ショート   41,592 ショート   47,000 ショート   62,085
小麦  ショート   27,685 ショート   29,300 ショート   29,019

ほぼニュートラルだが、大豆のショートが史上最高となっており、やや強気。
 

2) USDA 週間ローンデータ (Oct 5 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 54.6 -32.2 0.2 0.0 1,272.1 32.2
2004クロップ 35.5 5.3 0.0 0.0 5.3 2.1

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 3.5 -2.1 0.0 0.0 153.1 2.1
2004クロップ 7.2 3.5 0.0 0.0 0.4 0.3

 



 

【2004年度クロップ生産量に関する市場予想】

(単位:百万BU)

  市場予想平均 市場予想レンジ 先月発表数字 03年度
コーン 11,208 11,059-11,375 10,961 10,114
大豆 3,018 2,941-3,107 2,836 2,454

【2004年度クロップ期末在庫に関する市場予想】

(単位:百万BU)

  市場予想平均 市場予想レンジ 先月発表数字
コーン 1,502 1,378-1,623 1,209
大豆 364 249-450 190
小麦 588 549-620 578

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

まだもう一段の下げがあると予想するが、底もまた近いと感じる。

史上最高の大豊作となり、各地で保管能力を上回る収穫量となっている今クロップのマーケットに対する影響はこの程度では収まらず、収穫が進むにつれ、来週さらなるプレッシャーをマーケットに与えていくこととなる。また、マーケットは既に110億BUという生産量数字を織り込み済みと言われるが、実際にその数字が発表されたタイミングでは、事実を確認しての売りが多く出ると考えられる。例年であれば立ち枯れ期にはレーティングが悪化するクロップコンディションの発表においても今年は逆に改善を示し、Good-Excellentの合計が73%にもなっていることが、来週発表される生産量が上方修正されるという考えを後押しする。しかし一方では、ここ最近の現物の動きやバージフレートの動きを見ていると、シカゴ相場の底が近いことを感じさせ、近々買い場が訪れるという予想を抱かせる。(K)
 



(大豆)

本日のコミットメントオブトレーダーズの発表によるとファンドのネットショートは44217枚となり、ついに史上最高の数値となった。ここ最近の動きを見ても今のレベルを大きく下へ割り込むには何らかの特別なインプットが必要であるように感じるが、近々大きく上げるような可能性も考えにくく、まずは来週の農務省からの発表を見てみることとしたい。(K)


 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)