米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年10月18日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                        --やや安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 206 - 05 1/2 206 1/2 203 3/4 204 - 2 3/4 341925 -2433
MAR 05 216 - 15 1/2 216 1/4 214 1/4 214 1/2 - 2 1/4 131310 +1411
MAY 05 222 1/2 223 1/4 221 1/2 221 3/4 - 2 42012 -1019
JUL 05 229 3/4 - 29 1/2 230 228 228 1/4 - 2 1/2 50919 -441
SEP 05 236 1/4 236 3/4 235 1/4 235 1/4 - 1 3/4 12474 +96
DEC 05 244 1/2 245 1/4 244 244 1/4 - 1/ 1/2 25209 +641
            605717 -1718

 

大 豆                                         --安値寄り付き、 まちまちの引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 509 1/2 - 08 1/2 517 1/2 508 1/2 514 3/4 + 3/4 124239 -729
JAN 05 514 - 13 1/2 522 1/2 513 1/2 520 1/4 + 1 1/2 64703 +4878
MAR 05 520 - 19 1/2 528 519 1/2 526 1/4 + 3/4 31140 +1271
MAY 05 528 1/2 - 27 1/2 534 527 1/2 532 1/4 - 1/4 18087 +518
JUL 05 535 539 1/2 535 537 1/2 - 1 15225 +381
AUG 05       539 - 1 574 +4
            259591 +6362

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15410 +140 OCT 2009 -23 DEC 314 3/4 - 4 1/2 109.22 - 109.46
DEC 15520 +130 DEC 2029 -18 MAR 326 1/2 - 4 1/4  
JAN 15720 +110 JAN 2042 -17 MAY 330 1/2 - 3 1/2  
MAR 15950 +120 MAR 2061 -11 JUL 333 1/2 - 2 3/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

USDAから日本向け296,944トンの輸出制約の発表があったことは材料として強かったが、先週新安値を付けてからこれまでの動きに対して買われ過ぎの感もあり、やや安値での寄り付きとなった後も、ジリジリと下げ続けた。午前中に発表された週間輸出検証高の数字も市場予想を下回り、売り材料とされた。流れは変わらないまま引けを迎え、12月限は2.75セントダウンの204.00となっている。取引量は約52,000枚と少なかった。

 

(大豆) 

南米での時期を得た雨のせいもあって、寄り付きは前日比5-6セント下げての取引となった。しかしその後は各限月徐々に強含む展開が続いた。午前中に発表された週間輸出検証高の内容が強気であったこともファンドの買い材料とされた。しかし取引量が少なかったことが上昇幅を抑えることにも繋がり、上値は限られた。結局まちまちの引けとなり、11月限は0.75セントアップの514.75となって引けた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では1,300枚の売り越し、大豆市場では2,800枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約37,500枚のショート、大豆では約47,400枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

週末を挟み過去3日間で大豆・コーン産地の35%の範囲に概ね1インチ以下の降雨を見た。中心はミズーリ中東部・オハイオ北部・イリノイ中央部・ミシガン南部と東部といった地域。中西部の北部地域では一部僅かならが降雪を見ている。今週は火曜にかけて主に南部地域で降雨予想、中心はイリノイ中東部・インディアナ・オハイオといった地域。全体の35%に1インチ以上の降雨が予想される。 その後木曜から土曜にかけては全体の75%で1.5インチまでの降雨、中心はベルト中央部〜東部の北半分とされている。  このように今週は雨がちなパターンが継続すると見られる。今後10日間ベルト南部〜東部にかけてが中心。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (10月24日〜10月28日) 】 

  気温 降水量
イリノイ A A
アイオワ N A
ミネソタ N A
ネブラスカ B N
インディアナ A A
オハイオ A A
ミシガン A A

先週から上記予報に変化なし。雨がちな天候パターンが継続見込み。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

週末を挟みアルゼンチンでは全体の80%の大豆産地、60%のコーン・小麦産地に1.75インチまでのまとまった降雨を見た。特にコルドバ中南部・南東部、サンタフェ南部、エントレリオス南部・東部。最高気温は北部で80度大まで上昇している。 今週はほぼ全域で金曜までドライが継続すると見られるがその後はブエノスアイレス西部、サンタフェ南部などを中心に全体の60%の範囲で0.25-1.25インチの降雨が予想される。 週末の降雨が予想以上であったことから、市場は落ち着いている。  ブラジルでは週末を挟み全体の70%の範囲に3.0インチまでのまとまった降雨を見ている。今週も引き続き活発な前線の影響で毎日各地で降雨が見込まれる。向こう5日間で55%の範囲がそうなる見込み。  ブラジルでは向こう10日間引き続き降雨に問題ないとされ、現在ドライとされる地域は北東部産地の15%、しかしこの範囲も今後10日間で更に縮小されると見られ、作物にとっては十分なパターンとなっている。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  10/14の週 10/7の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  566.6 890.9 856.4 5,078.3 5,506.0
ダイズ  987.9 496.7 688.2 2,694.8 2,278.2
小麦 540.9 566.6 537.7 11,893.5 12,067.8

コーンは弱気な数字だったが、大豆は予想を上回り強材料となった。

 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(10/3の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地の成熟進捗状況》

  10/17の週 10/10の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 100 94 100 100
イリノイ   100 99 99 100
ネブラスカ   91 84 96 98
ミネソタ 95 83 99 98
インディアナ   99 96 95 98
オハイオ 94 88 86 92
ウィスコンシン 72 45 98 93
サウスダコタ 93 83 100 98
ミズーリ 100 100 100 100
ミシガン  90 66 92 94
主要18州平均   95 88 97 98

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  10/17の週 10/10の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 30 16 48 48
イリノイ   74 64 60 66
ネブラスカ   31 19 39 50
ミネソタ 14 4 61 46
インディアナ   60 47 32 47
オハイオ 38 25 18 30
ウィスコンシン 13 5 31 28
サウスダコタ 14 9 41 36
ミズーリ 78 72 81 82
ミシガン  19 13 15 26
主要18州平均   44 34 51 53

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 5(5) 18(18) 49(49) 26(26)
イリノイ 1(1) 2(2) 13(13) 57(57) 27(27)
ネブラスカ 2(4) 5(5) 17(17) 48(52) 28(22)
ミネソタ 3(3) 6(5) 24(27) 50(49) 17(16)
インディアナ 2(2) 3(3) 11(11) 46(43) 38(41)
サウスダコタ 3(4) 6(6) 21(27) 51(48) 19(15)
ウイスコンシン 4(4) 12(13) 27(23) 36(41) 21(19)
主要18州平均 2(3) 5(5) 18(18) 49(49) 26(25)
18州平均(昨年) 7(7) 12(13) 28(29) 40(39) 13(12)
内容としては中立。


《大豆生産主要州の落葉進捗状況》
 

  10/17の週 10/10の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   100 98 100 99
イリノイ   100 98 99 99
ミネソタ 99 99 99 99
インディアナ 99 98 98 99
ネブラスカ 99 98 99 99
オハイオ 97 94 99 100
ミズーリ 94 90 93 95
主要18週平均 97 94 97 97

《大豆生産主要州の収穫進捗状況》 

  10/17の週 10/10の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   91 81 91 83
イリノイ   78 70 75 74
ミネソタ 59 42 95 86
インディアナ 82 73 58 67
ネブラスカ 80 63 81 79
オハイオ 70 61 59 68
ミズーリ 47 39 36 52
主要18週平均 71 58 70 70

 

*大豆のクロップコンディションは先週が最後となった。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)
 

このような横ばい相場になってくるとその先の展開が予想しづらくなるので、本来であればマーケットに参加せず、という方針にしたいところである。しかしプライシング方針となるとそうも言ってられないので、コーンに関しては「2ドル近辺である程度買っておく」という方針を継続したい。

大豆に関しては発表の日につけたギャップが効いているので、上値の重い展開が続きそうである。基本的には、10月中は弱気な展開を予想、11月一杯はポストハーベストラリーを予想している。コーンと違って短期決戦となる大豆の収穫は現在猛烈な勢いで進捗しており、短期的な下げ圧力となる可能性がある。今月中に4ドル台を見る可能性はまだあるが、それにはもう一つきっかけが欲しいところ。現在ブラジルでは約3%、アルゼンチンではようやく0.3%の作付けが終わったと伝えられるが、南米の天候次第では上値リスクが増してくるので注意が必要。(K)
 

 


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)