米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年10月20日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                        --変わらずの寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 207 1/2 - 07 209 1/2 205 1/2 206 -1 337899 -246
MAR 05 217 1/4 - 17 219 215 1/2 216 1/2 - 1/2 134503 +1439
MAY 05 224 226 222 3/4 223 1/4 - 3/4 43016 +772
JUL 05 230 1/4 - 30 232 228 3/4 229 1/2 - 3/4 52089 +1152
SEP 05 238 - 38 3/4 238 3/4 235 3/4 235 3/4 - 1 12580 +66
DEC 05 245 - 45 1/4 247 244 1/2 244 3/4 - 1/2 25917 +100
            607943 +3307

 

大 豆                                             --高値寄り付き、高値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 539 - 28 534 525 532 1/2 + 4 3/4 115172 -3338
JAN 05 533 1/2 - 33 536 1/2 528 1/2 534 3/4 + 2 1/2 74302 +6780
MAR 05 538 1/2 541 1/2 534 538 3/4 + 1 33122 +1617
MAY 05 543 1/2 - 43 546 1/2 540 544 1/4 + 1 19545 +1048
JUL 05 550 - 49 552 546 549 1/2 + 1/2 16406 +719
AUG 05 550 550 550 550 - 1/2 574 +0
            264885 +6719

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15840 +160 OCT 2063 -4 DEC 313 1/2 - 5 3/4 108.18 - 108.34
DEC 15980 +170 DEC 2076 -7 MAR 325 - 4 3/4  
JAN 16140 +110 JAN 2088 -3 MAY 329 3/4 - 4 1/4  
MAR 16300 +50 MAR 2098 -3 JUL 332 1/4 - 5 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

前日引け値とほぼ変わらずの寄り付きとなった後は、昨日からのフォロースルーもあって一時大きく値を上げた。ブリッシュコンセンサスの内容が強材料視され始めたのと、米国の日本の高官が今週後半にBSE問題について話し合いの場を設けるという報告があったことも若干ではあるが強材料となった。しかし209.50のトライに失敗した後は利益確定売りも含めたファンドの売りが目立ち、一気に約4セント値を下げた。その後、一日の多くが強気サイドでの取引となったが、引け際には再び下げ、結局12月限で1.0セント安の206.00として引けている。

 

(大豆) 

前日のフォロースルーからやや高値寄り付きとなった後も、期近を中心に値を上げる展開が続いた。「収穫はほぼ終わり、季節的な下げは終焉を迎えた」と見るトレーダーが多くなってきたことがマーケットを支える一因となっている。南米での雨が材料としては弱いものの、流れは最後まで変わらず、11月限は4.75セントアップの532.50として引けを迎えた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の買い越し、大豆市場では売り買い同数量であったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約28,500枚のショート、大豆では約40,900枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日はベルトの10%以下、ミネソタ北部、オハイオ・インディアナの一部などに小雨があった程度。次の本格的な降雨システムは土曜にかけて到来見込み。ミズーリ、アイオワ、サウスダコタなどを中心に全体の80%がカバーされる見込み。気温は平年並みからやや高め推移が続く。 月末にかけて今後10日程特にベルトの北部・西部が引き続き雨の中心となることから収穫作業の後半戦、やや滞りが予想される。 しかし雨量自体は限られると思われ、大きな支障が出るとは見られていない。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (10月26日〜10月30日) 】 

  気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A N
ミネソタ A N
ネブラスカ N N
インディアナ A N
オハイオ A B
ミシガン A N

引き続き高めの気温推移が継続。降水量は山を越えた格好で概ね平年並みが見込まれている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチンは昨日全般的にドライとなった。週末にかけては全体の55%の範囲で0.25-1.25インチまでの降雨が見込まれる。中心はコルドバ北部・東部、サンタフェ北部、ブエノスアイレス中央部・北西部など。 今週末そして6-10日間予報では再び降雨システムの到来が予想される事から現在10-15%と言われるドライ地域の範囲が拡大する事はないと見られている。 ブラジルでは昨日全体の10%で降雨。向こう5日間で全体に65%の範囲に0.25-1.5インチの降雨が予想される。特にリオグランデドスル・マトグロッソドスル・サンタカタリナ・パラナ・マトグロッソ南部などと、中西部から南部地域がその中心となりそう。気温は平年並みからやや高め推移。 現在ドライと言われている地域は北東部産地の15%のコーン・大豆生産地とされているが、金曜にかけてそれら地域でも降雨が予想されている。又6-10日間予報に目を向けても乾燥気味と言われる北部地域が雨の中心となりそうで、土壌へは良い雨のパターンとなっている。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 400-600 592.4
コーン 1,000-1,400 1,484.3
大豆 900-1,100 980.9
大豆粕 175-225 175.2
大豆油 10-20 17.5


 

【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

  今週 前週
肥育用ブロイラー卵導入数      104 104
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   102 102

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

このような横ばい相場が続いている間は相変わらず先の動きが読みにくい。しかし一つ気になるのは、今日の相場が序盤の勢いを失った理由の一つとして、「中国が韓国向けのオファー価格を切り下げ、売り攻勢を強め出した」という噂が流れたことが挙げられる点である。中国が今後安定的に輸出玉を出してくるようになるとは思っていないが、中国の一時的な動きがマーケットの短期的な動きに影響を与える可能性は充分にあるので、要注目ではある。(K)



(大豆)

農務省の大きな上方修正を見た後相場は一気に5ドルラインに迫り更なる下落を期待させる場面が続いたが実際の値動きは硬直的で5ドルの壁をトライする動きはお目見えしないまま1週間余りが過ぎた。特に本日を含め過去3日間の展開を見るにつけ、大きな投機筋の売越しは確実に意識されてきており積極的なショートカバーが相場の値位置をここまで回復させている。一気にいけなかったという部分が5ドルラインへの値動きを躊躇させる結果となり逆に“ハーベストローは見た”といった認識が市場へも広がり始めている。短期的には勢いに540から550へ向けての回復もあり得る。一気に取引レンジが現在の520-530といったレベルから550-560といったレベルへジャンプアップする展開は材料からしても考えられないものの、農務省発表後に続いた520-510という底値圏を出発点に年末に向けてのポストハーベストラリーがアップダウンを繰り返しながら見られる展開が今後訪れると思われる。と、今週の動きを見てハーベストローはつけた、という見方に現在変化しているところである。(A)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)