米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年10月21日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                        --やや高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 207 - 06 3/4 208 3/4 204 204 1/4 - 1 3/4 338554 +655
MAR 05 217 - 16 3/4 218 1/4 214 3/4 215 - 1 1/2 138103 +3600
MAY 05 224 - 23 3/4 225 1/4 222 222 1/4 - 1 43319 +303
JUL 05 230 - 29 3/4 231 1/4 228 1/4 228 1/2 - 1 53067 +978
SEP 05 236 1/2 237 3/4 235 235 - 3/4 12656 +76
DEC 05 245 1/4 246 244 244 1/4 - 1/2 26180 +263
            613872 +5929

 

大 豆                                 --やや高値寄り付き、期近を中心に安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 534 - 33 537 1/4 527 528 - 4 1/2 111380 -3792
JAN 05 537 - 36 1/2 539 1/2 529 3/4 531 - 3 3/4 81369 +7067
MAR 05 540 - 39 1/2 544 535 536 - 2 3/4 34226 +1104
MAY 05 545 - 44 1/2 549 1/2 540 1/2 541 3/4 - 2 1/2 19857 +312
JUL 05 551 - 50 1/2 555 546 1/2 547 3/4 - 1 3/4 16926 +520
AUG 05 553 1/2 553 1/2 548 1/2 548 3/4 - 1 1/4 594 +20
            270182 +5297

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15850 + 10 OCT 2040 -23 DEC 311 3/4 - 1 3/4 107.37 - 107.64
DEC 15970 - 10 DEC 2055 -21 MAR 322 - 3  
JAN 16140 +0 JAN 2068 -20 MAY 326 3/4 - 3  
MAR 16300 +0 MAR 2081 -17 JUL 329 3/4 - 2 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

寄り付き前に発表された週間輸出成約高の数字が市場予想の上限であったことが材料視され、オープニングは前日比やや高値での取引となり、その後も序盤は強含んだ。しかし、その後は一転、一方的に下げる展開が最後まで続いた。中国が最大100万トンの輸出契約の交渉を行っているという噂や、黒海周辺国から非常に安い値段が出ているという噂、ルーマニアが輸出向けのコーンのオファーを出しているという報告、更には、欧州の餌用大麦の値段が著しく下がっているという噂などが売り材料とされた。弱気な流れは最後まで変わらず、結局は一日のほぼ最安値での引けとなり、12月限は1.75セントダウンの204.25として引けている。

 

(大豆) 

週間輸出成約高は、材料としてはほぼ中立であった。ファンドの大量のショートに対する警戒感、収穫もほぼ終わりに近づき、農家売りもあまり出てこないこともあって若干強めの寄り付きとなった。序盤も強気ムードでの取引となったが、相場が上昇力に欠けると見るや、テクニカルな失望売りが入り、その後は打って変わって一方的に下げる展開となった。中国の搾油マージンが低迷しており、大豆の買い付けに期待が持てそうにないことはシカゴ相場にも重石となっている。結局期近を中心に一日の安値圏にて引けを迎え、11月限は4.50セントダウンの528.00として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場では1,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約31,500枚のショート、大豆では約41,900枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日はベルトの10%以下の範囲にお湿り程度の雨量に限られた。金曜から土曜にかけては全体の75%に1.25インチまでの降雨予報が出ており再び各地で降雨を見る事となる。気温は平年比やや高め推移が来週頭まで継続しそうだ。 来週後半に再び前線の通過が予想され、ベルトの中央部・北東部がその中心となる。イリノイ・インディアナ・オハイオ・ミシガンなど。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (10月27日〜10月31日) 】 

  気温 降水量
イリノイ A A
アイオワ N N
ミネソタ N A
ネブラスカ B N
インディアナ A A
オハイオ A A
ミシガン A A

ベルト東部地域では降水量・気温共に平年比高めの予想が出されている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチンは昨日もドライ継続。今夜半より週末にかけてはブエノスアイレス・サンタフェ・コルドバあたりを中心に全体の50%の範囲に1.0インチまでの降雨が予想される。雨量が限られている事から一気にドライ地域の改善に繋がる事はないものの、6-10日予報においても雨が予想されており、総合的に状況はよい方向へ向かっていると言う評価となっている。 

ブラジルでは昨日全体の15%の範囲に0.75インチまでの降雨。来週月曜までの雨量は全体の70%の範囲に2.0インチまでと問題ない状況にある。昨日の雨は、ややドライといわれたゴイアス北部・マトグロッソ北東部でも確認されており、土壌水分改善に貢献している。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(10月14日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 1,310.5 0.0 14,009.7 14,635.8 8,638.0 0.0
大豆 987.8 0.0 14,009.7 14,635.8 8,638.0 0.0
小麦 318.1 0.0 15,762.0 15,670.4 4,648.5 3.5
大豆粕 230.5 0.2 1,995.0 2,080.6 1,878.4 56.6
大豆油 8.2 0.0 147.0 127.5 132.9 0.0

コーンは予想の上限であったためやや強材料、大豆は中立と見なされた。

 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(10月14日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 606.4 947.5 5,371.7 5,573.7 52,710
大豆 973.0 493.4 2,654.2 2,194.6 27,900
小麦 539.2 526.1 11,113.5 11,060.0 26,540
大豆粕 66.5 50.1 116.6 131.5 4,900
大豆油 11.5 2.5 14.1 10.1 520

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

意見変わらず、12月限は2ドル近辺である程度買っておきたい。

シカゴはこの一週間ずっと雨勝ちな天候であったが、今日は久しぶりに青い空を見た気がする。予報では来週の前半は中西部一帯でドライな天候に恵まれるので、収穫は大きく進捗することであろう。その際、一時的に農家からの売り物が出てマーケットを押し下げることとなるかもしれないが、新安値を更新するような大きな動きは期待しない。収穫が終わりに近づけば、マーケットの関心は生産量から次第に需要面へと向かうこととなる。(K)



(大豆)

雨がちな天候パターンが引き続き予想されている点もテクニカルと合わさりショートカバー先行型の市場を形成してきたがその上昇から本日などは若干の農家売りが相場の頭を抑える役目も果たした。540ラインを一気に抜けないところに今の相場を見るが、上げに敏感ではありながらもこの膠着相場が暫くは続くか。(A)



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)