米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年10月22日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                            --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 203 1/2 - 03 204 201 1/2 201 3/4 - 2 1/2 334464 -4090
MAR 05 214 - 13 3/4 214 1/2 212 212 1/4 - 2 3/4 138594 +491
MAY 05 221 1/4 - 21 222 219 3/4 220 - 2 1/4 44255 +936
JUL 05 227 3/4 - 27 1/2 228 226 226 1/4 - 2 1/4 53023 -44
SEP 05 234 3/4 234 3/4 233 233 - 2 12634 -22
DEC 05 243 1/4 243 1/2 241 1/4 241 3/4 - 2 1/2 26272 +92
            611206 -2666

 

大 豆                                          --やや安値寄り付き、高値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 527 1/2 - 26 533 1/2 525 3/4 530 + 2 104274 -7106
JAN 05 529 - 28 535 1/2 528 532 + 1 84650 +3281
MAR 05 533 1/2 540 533 1/2 536 1/2 + 1/2 35085 +859
MAY 05 540 546 540 544 3/4 + 3 20999 +1142
JUL 05 546 - 45 1/2 553 545 1/2 551 + 3 1/4 18112 +1186
AUG 05 549 552 1/2 549 552 1/2 + 3 3/4 597 +3
            269781 -401

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15640 -210 OCT 2085 +45 DEC 308 1/2 - 3 1/4 107.30 - 107.64
DEC 15770 -200 DEC 2099 +44 MAR 318 3/4 - 3 1/4  
JAN 16010 -130 JAN 2110 +42 MAY 322 3/4 - 4  
MAR 16190 -110 MAR 2123 +42 JUL 326 -3 3/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

前日のフォロースルーもあって約1セント下げて寄り付いた後も、徐々に弱含む展開が続いた。途中一旦値を持ち直す場面も見られたが、10日間の移動平均(204.50)を上へ抜けなかったことが、さらなるテクニカルな売りを誘発し、結局は一日のほぼ最安値圏にて引けを迎えた。週末から来週にかけて収穫が大きく進捗しそうであるという予想も重石となった。12月限は2.50セント安の201.75として引けている。

 

(大豆) 

寄り付きは若干弱く、前日比約1セント下げて取引されたが、セッション前半はファンドを中心に買い上げられた。USDAのデイリーレポートにて中国への204,000トンの成約が発表されたこと、SAFRASがブラジルの大豆の生産量を6660万トンから6320万トンに下方修正したことなどが強材料視された。また、10/29の第一受渡通知日を控え、12月限のポジションをファンドがカバーし始めていることも下値を支える材料となっている。後半にはって勢いを無くしたものの、下げ幅は限られ、各限月高値引けとなっている。11月限は2.0セントアップの530.00として引けた。


 

本日ファンド筋はコーン市場では5,000枚の売り越し、大豆市場では500枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約42,700枚のショート、大豆では約48,100枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は全域でドライ。本日から土曜にかけてを中心に全体の75%の範囲で0.25-1.25インチまでの降雨予想。ベルト中央部から東部地域がその中心となりそう。しかしその後日曜以降は再びドライとなり来週半ばまではその傾向が続くと思われる。しかし今後2週間にかけては、少なくとも3つのまとまった降雨システム到来により定期的に降雨を見るようなパターンが続くので、収穫作業も前へ進みづらいといった状態が続きそうだ。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (10月28日〜11月1日) 】 

気温 降水量
イリノイ A A
アイオワ A A
ミネソタ A A
ネブラスカ A N
インディアナ A A
オハイオ A N
ミシガン A A

気温は上昇し引き続き降雨も活発な状態が続くと見られている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチンは昨日 殆どドライ継続。土曜にかけてはサンタフェ北東部を中心に1.0インチまでの降雨が予想される。カバー率は全体の30%程度。その後の降雨は来週月曜〜火曜で中心はブエノスアイレス南部で全体の35%をカバーすると見られる。評価はほぼ据え置き。現在の降雨パターンもあり、ストレスを抱える地域の拡大はないという思われ、全体の10-15%というドライ傾向の範囲はそのレベルを当面は維持する見込み。

ブラジルでは昨日全体の25%の範囲に0.25〜1.00インチまでの降雨。週末も全体の55%の範囲に雨を降らせると予想されている。来週火曜までの間で全体の80%が0.50-2.50インチの降雨を見るとされており、土壌水分に問題はない。現時点でドライと指摘される地域はミナスジェライス北部・バイア・ゴイアス東部など全体の10%程。しかしその他の産地地域においてはこの10月に3-6インチまでの降雨を既に見ており十分すぎる雨量を既に受けていると言う事が出来る。

 

本日の発表等

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (10月19日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   47,645 ショート   40,900 ショート   17,319
大豆粕  ショート   16,100 ショート   16,800 ショート   18,789
大豆油 ショート   10,162 ショート   11,700 ショート   17,224
コーン  ショート   37,720 ショート   31,500 ショート   56,341
小麦  ショート   20,036 ショート   21,600 ショート   21,770

各商品共に中立。

 

2) USDA 週間ローンデータ (Oct 19 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 34.7 -8.8 0.3 0.0 1,291.9 8.8
2004クロップ 74.9 25.4 0.0 0.0 14.7 6.6

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 2.3 -0.6 0.1 0.1 154.2 0.5
2004クロップ 58.7 35.5 0.0 0.0 1.5 0.7

 


 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

12月限は2ドル近辺が狙い目。

大豆の収穫をほぼ終え、天候も回復に向かい出し、ベルト全体で残り約半分となったコーンの収穫がいよいよ再開され始めた。暫く落ち着きを取り戻していたバージフレートマーケットも、本日は再び勢いを取り戻している。日曜から来週の前半にかけては収穫作業をするに当たって理想的な天候となるので、収穫も一気に進捗することとなり、コーンマーケットには暫く重石となる。契約安値を更新するまでの大きな動きまでの大きな動きは期待していないものの、12月限を買うタイミングとしては絶好の機会が訪れると予想する。収穫が終わり、マーケットの関心が需要面に向いてしまうと、2ドルや2ドル割れというレベルで12月限を買うことは難しくなるかもしれない。原油高・原料安によってエタノールの競争力は向上している。(K)



(大豆)

【今週の相場回顧】

先週農務省の発表でショックを受けた相場は今週頭まで11月限で520以下のレベルで取引されたが発表当日の約定安値506は支えられ5ドルラインへ迫る更なる売り込みは見られないまま今週へ入った。そんな中農家売りは影を潜め、又同時に輸出市場では中国のまとまった買付けなども報告された事が主因で国内・輸出市場では現物が再び大きく値を上げる結果となり、又天候は雨がちなパターンが続き、投機筋の売り越しも50,000枚に迫る勢い・・といったサポート材料が効き今週はショートカバー先行に11月限も16セント上昇する事となった。値位置は先週の510台中心から今週は530ラインまで持ち上げられた。

【来週の展開】

先週一気に安値更新への動きで5ドルラインへ迫るかと思われた相場も上記要因などが台頭し結局今週値位置を上げる事となった。雨勝ちではあるものの収穫もあと20%を残すのみとなり、時間の経過と共にポストハーベストラリーへの市場意識も徐々に高まってきているようにも映る。これらの動きを見るにつけ、ハーベストローは先週つけた、という見方に大きく傾いてきている。今週の展開から来週は一旦520或いはそれ以下にまで値を下げるといった動きも期待できるが、アップダウンを繰り返しながらもトレンドは徐々に上向きに転換してくると思われる。今週は到達できなかったが、540ラインを上に抜ければ市場は更に買い優勢となり、取引レンジがもう一段押し上げられる事になる。(A)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)