米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年10月25日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                         --変わらずの寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 202 1/4 - 01 3/4 206 1/2 201 3/4 205 1/4 + 3 1/2 330786 -3678
MAR 05 212 3/4 - 12 1/4 216 3/4 212 1/4 215 1/2 + 3 1/4 144126 +5532
MAY 05 220 224 1/2 220 223 1/4 + 3 1/4 45799 +1544
JUL 05 226 1/2 - 26 230 1/4 226 229 1/2 + 3 1/4 53332 +309
SEP 05 234 236 1/2 234 236 + 3 12847 +213
DEC 05 242 245 1/2 242 244 1/4 + 2 1/2 26964 +692
            615843 +4637

 

大 豆                                        --やや高値寄り付き、大きく高値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 535 1/2 - 34 545 532 1/2 541 + 11 69337 -34937
JAN 05 535 1/2 - 35 548 535 545 1/4 + 13 1/4 87010 +2360
MAR 05 541 - 40 552 540 550 3/4 + 14 1/4 36595 +1510
MAY 05 548 1/2 - 48 558 1/2 547 1/2 557 1/4 + 12 1/2 21107 +108
JUL 05 556 - 55 564 1/2 555 564 + 13 18864 +752
AUG 05 562 565 1/2 562 565 1/2 + 13 814 +217
            239960 -29821

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15840 +200 OCT 2186 +101 DEC 316 +7 1/2 106.53 - 106.71
DEC 15980 +210 DEC 2201 +102 MAR 326 3/4 +8  
JAN 16220 +210 JAN 2207 +97 MAY 330 3/4 +8  
MAR 16420 +230 MAR 2214 +91 JUL 333 +7  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

寄り付きは金曜の終値とほぼ変わらずにて取引されたが、直後には大きく値を上げた。10日間の移動平均を上へ抜けたことがファンドの買いを加速し、午前中に発表された週間輸出検証高の数字が予想を上回ったこともまた買い材料とされた。その後も強気ムードでの取引が続き、各限月高値引けとなった。12月限は3.50セントアップの205.25として引けている。 尚、中国政府筋は吉林省や黒龍江省の生産量が過去最高になると予想しており、このことはコーンマーケットには若干の重石となっている。

 

(大豆) 

寄り付きから前日比4-5セントアップと、強気な取引となったが、直後には更にもう一段値位置を上げた。目先のレジスタンスと目されていた11月限540 1/2を上へ抜けたこととがテクニカルな売りを呼んだことに加え、週間輸出検証高の数字も予想を上回ったことも強材料視され、上げた値位置をしっかりとキープして、各限月二桁高となって引けを迎えた。11月限は11.0セントアップの541.00として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では6,000枚の買い越し、大豆市場では5,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約36,700枚のショート、大豆では約43,100枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

週末は、ベルトの北部と東部を中心にコーン・大豆ベルトの50%の地域で雨となった。本日はベルト全体でドライな一日となるものの、明日から木曜にかけては再び雨の予報となっているが、ベルト中央部と南部を中心としたものとなろう。一方、木曜の夜にベルトの北西部で発生する雨雲は、土曜の夜にかけてベルト東部へと移動する。

一連の雨による収穫の遅れの程度は限られたものとなり、6-10日後予報後半から11-15日後予報ではドライな天候が示唆されているので、収穫は概ね順調に進むと考えられる。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (10月31日〜11月4日) 】 

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A N
ミネソタ A N
ネブラスカ A N
インディアナ A N
オハイオ A N
ミシガン A N

先週までの予報と変わり、降雨が平年並みとなっている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチンでは、週末の雨によりコルドバ州北部やブエノスアイレス東部にて土壌水分か改善され、ドライ気味とされる地域はサンタフェ州中央部とブエノスアイレス州の東部のみとなった。今週は概ねドライな天候が予報されているため、ベルト北部や中央部では土壌水分が低下する傾向となるが、来週には北部を中心とした雨が予報されており、現在全体の10%とされている乾燥懸念地域が拡大する恐れは少ない。

ブラジルでは、週末の雨によりベルト南部と西部において土壌水分が増したと思われる。そして今週は北部を中心に雨の予報が出ている。ブラジルでは多くの地域で今月に入ってから例年の100-175%の雨が降っており、北東部を除いては発芽期にとって十分な雨を得たと言えるだろう。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  10/21の週 10/14の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  1,041.2 599.2 971.6 6,152.1 6,477.6
ダイズ  1,177.9 992.3 1,288.2 3,877.1 3,566.4
小麦 524.2 543.7 575.3 12,420.5 12,643.1

コーン・大豆共に強気な発表内容となった。

 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(10/24の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  10/24の週 10/17の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 47 30 71 68
イリノイ   81 74 76 79
ネブラスカ   45 31 54 65
ミネソタ 28 14 85 68
インディアナ   72 60 47 60
オハイオ 48 38 31 43
ウィスコンシン 26 13 47 43
サウスダコタ 21 14 63 53
ミズーリ 81 78 87 88
ミシガン  34 19 24 39
主要18州平均   55 44 67 68

《コーン・クロップコンディション》

主要生産州 非常に悪い 悪い 普通 良い 非常に良い
アイオワ 2(2) 5(5) 18(18) 49(49) 26(26)
イリノイ 1(1) 2(2) 13(13) 57(57) 27(27)
ネブラスカ 2(2) 4(5) 14(17) 47(48) 33(28)
ミネソタ 2(3) 7(6) 28(24) 47(50) 16(17)
インディアナ 2(2) 3(3) 11(11) 46(46) 38(38)
サウスダコタ 3(3) 5(6) 18(21) 49(51) 25(19)
ウイスコンシン 5(4) 13(12) 24(27) 44(36) 14(21)
主要18州平均 2(2) 5(5) 18(18) 48(49) 27(26)
18州平均(昨年) na(7) na(12) na(28) na(40) na(13)
収穫の進捗率は市場予想の下限であり、若干ではあるが弱気に捉えられる。クロップコンディションレポートはニュートラル。



《大豆生産主要州の収穫進捗状況》
 

  10/24の週 10/17の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   95 91 97 94
イリノイ   81 78 87 86
ミネソタ 91 59 99 94
インディアナ 87 82 78 81
ネブラスカ 91 80 92 91
オハイオ 73 70 77 79
ミズーリ 57 47 53 67
主要18週平均 80 71 82 82

 ほぼ予想通りにて、ニュートラル。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)
 

大豆のトレンドははっきりと上を向いている。ファンドが大量に売り越していること、収穫がほぼ終了し、ハーベストプレシャーが一段落したこと、そして海外の一番の得意先である中国がどうやら安定的な買い付けを再開し始めたこと、などの諸事情を考えても、大豆相場に対する見方は暫く強気としておいてほぼ間違いないと考える。

コーン相場は相変わらず横ばいが続いており、先の動きを予想しにくい状況であるが、収穫の進捗も半分を超えたこと、一般的な農家は2ドル以下では売ってこないであろうこと、などを考えると12月限のプライシングに関してはあまり待っていても下への極端な動きは期待できないのではと考える。収穫のタイミングでの農家売りが思ったより大きくない原因の一つとして、「今年の場合、収穫期より前(8月後半から9月にかけて)の段階で、カントリーエレベーターが例年より多くの玉を農家から先渡し契約にて買い付けを行っていた」ことが挙げられる。これらの先渡し契約の内の一部は、エレベーターによるヘッジショートとしてポジションが残っているはずであり、12月限が2ドルに近付いたレベルでは彼らのショートカバーも入ってくるものと思われる。(K)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)