米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年10月28日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                    --変わらずの寄り付き、変わらずの引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 206 1/2 - 06 207 1/4 205 1/4 206 1/4 + 0 328066 -1894
MAR 05 217 1/4 - 16 3/4 218 216 217 1/4 + 0 147380 -568
MAY 05 225 225 1/2 223 3/4 224 3/4 + 1/4 46701 +49
JUL 05 231 - 30 3/4 231 3/4 230 1/4 231 1/4 + 1/4 53986 +789
SEP 05 237 1/2 238 237 237 1/4 + 0 13794 +534
DEC 05 245 3/4 246 1/4 245 245 1/4 - 1/4 27455 +394
            619461 -685

 

大 豆                                     --変わらずの寄り付 き、まちまちの引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 530 1/2 - 30 534 527 529 1/2 - 1/2 36175 -12763
JAN 05 535 1/2 - 34 1/2 538 531 535 1/2 + 1 3/4 102901 +6509
MAR 05 541 1/2 - 40 544 538 542 1/4 + 2 1/2 41459 +2231
MAY 05 549 - 48 551 545 1/2 548 1/2 + 1 1/4 23597 +785
JUL 05 555 - 54 1/2 558 1/2 552 1/2 556 + 2 1/4 19480 +856
AUG 05 556 558 555 558 + 1 841 +21
            231278 -2124

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
OCT 15540 + 10 OCT 2149 +28 DEC 322 1/4 + 3 106.08 - 106.36
DEC 15690 + 20 DEC 2161 +23 MAR 333 1/2 + 3 1/2  
JAN 15930 - 20 JAN 2171 +22 MAY 338 1/2 + 3  
MAR 16180 +0 MAR 2172 +17 JUL 340 1/2 + 3 3/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

週間輸出成約高の発表内容(1,090千トン)は、予想レンジ(1,100-1,400千トン)を若干下回り、材料としては弱かった。中国が12月積の売りに対して積極的だという噂は依然としてやまず、相場の勢いを削ぐこととなっているが、ファンドの買いにより下値は支えられている。取引量が少なく、相場の動きは非常にスロー。寄り付きから引けまで前日引け値を挟み狭いレンジ内での取引が続いた。結局、12月限は前日比変わらずにて引けている。

 

(大豆) 

週間輸出成約高は事前予想と変わりなく、材料視されず。センサスによる搾油量レポートもインパクトに欠ける内容にて、前日終値とほぼ変わりないレベルでの取引開始となった。その後、序盤は方向性に欠ける動きとなったが、その後相場は弱気ムードでの取引となった。中国が公定歩合を引き上げたことが経済成長の速度低下、大豆消費量のスローダウンを連想させ、若干弱材料視された。引け際にやや値位置を戻したが、結局はまちまちの引けを迎えた。11月限は0.50セントダウンの529.50として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では2,000枚の買い越し、大豆市場では1,500枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約32,200枚のショート、大豆では約46,100枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日は全体の20%しかし広範囲にわたり0.40インチまでの降雨を見た。カンザス南部・北東部、ミズーリ北部・西部、サウスダコタ中央部・北東部などがその中心となった。気温は平年比高め推移で南部地域の高いところでは70度半ばまで上昇している。 本日より西部、中南部において降雨がスタートし金曜から土曜にかけてそれが中央部、東部へと広がる見込み。土曜朝までに全体の45%を覆う形となる。その後来週火曜までに次のシステムにより全体の60%が1.5インチまでの降雨を受ける予報。このように来週火曜までは降雨を受けやすく収穫作業に支障が出る地域があるが、その後6-15日の範囲においてはドライが戻ってくると思われる。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月3日〜11月7日) 】 

気温 降水量
イリノイ A A
アイオワ A A
ミネソタ N N
ネブラスカ N N
インディアナ A A
オハイオ A A
ミシガン A A

気温・降水量共に再び上昇傾向にある。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチンは昨日概ねドライ。今晩から土曜にかけてはブエノスアイレス北西部、コルドバ、サンタフェ北部・南西部などを中心に全体の10-15%の範囲で降雨が予想される。現在ドライと言われる地域はサンタフェ中央部、ブエノスアイレス東部など。11月中旬以降に降雨が戻ってこなければ再び土壌水分不足が材料となってくる。  ブラジルは昨日全体の20%の範囲で1.0インチまでの降雨を見た。中心はマトグロッソ西部。気温は北東部で高め推移以外は平年比やや低め推移となった。向こう5日間で全体の65%の範囲に1.5インチまでの降雨が見込まれておりその中心はマトグロッソ・パラナ南部・サンタカタリナ、リオグランデドスル南部などとなっている。  この10月ブラジル各産地においては平年を上回るレベルの降雨を見たことから、コーン・大豆生育の初期段階としては上々の滑り出しという評価となっている点、アルゼンチンのややドライという状況と違うところ。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(10月21日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 1,090.0 0.0 15,089.6 16,109.8 8,531.5 0.0
大豆 925.4 0.0 12,288.4 14,379.7 8,598.0 60.0
小麦 430.7 0.0 16,192.9 15,687.4 4,640.4 3.5
大豆粕 182.9 0.1 2,177.9 2,146.1 2,012.0 56.7
大豆油 12.3 0.0 159.2 137.0 143.4 0.0

コーンは若干弱気、大豆はニュートラルな内容となった。
 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(10月21日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 1,196.4 606.4 6,558.1 6,476.2 52,710
大豆 1,036.2 973.0 3,690.4 3,512.5 27,900
小麦 438.8 539.2 11,552.5 11,628.3 26,540
大豆粕 49.3 66.5 165.9 230.2 4,900
大豆油 1.7 11.5 15.8 20.7 520

 

 

3) センサス搾油報告(9月分) 

(単位 : ショートトン、 オイル ⇒ 1千ポンド) 

  9月(2004年) 8月 (2004年)  9月 (2003年) 
搾油量 3,621,278 3,089,345 3,829,070
粕生産量  2,655,240 2,294,193 2,813,649
粕在庫  176,874 163,978 192,386
皮生産量  211,060 186,012 209,873
皮在庫  35,420 32,346 27,563
粕・皮在庫  212,294 196,324 219,949
油生産量  1,388,087 1,185,912 1,445,209
油工場・倉庫在庫計  571,144 565,259 796,377
工場在庫(トン) 1,057,007 1,180,617 1,490,169

 内容としては中立。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 


12月限の買い方に関しては意見変わらず、200セントに近付いたところではある程度抑えていきたい。横ばいパターンのまま10月を終えそうだが、11月は季節的にやや上向きのトレンドとなる可能性がある。しかし歴史的な大豊作は揺ぎ無く、あまり際立った動きは予想しない。(K)





(大豆)

目先は下向き。短期的な調整局面といえる。しかし農務省発表後につけた安値を越える展開は期待できず、年末に向けてのトレンドは緩やかな上昇トレンドとなる。 中国が1995年来の利上げを実施した。同国搾油業者の契約履行能力にまで及ぶものではないと考えられるものの、やや劣化気味の搾油マージン或いは、目先の玉が確保されている環境などを考えると心理的にはネガティブな材料として扱われる事になる。(A)


 

 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)