米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年11月3日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                          --やや高値寄り付き、やや安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 199 1/2 - 99 201 198 3/4 199 - 3/4 324764 -1097
MAR 05 211 - 10 1/2 212 1/4 210 210 1/2 - 3/4 166083 +4965
MAY 05 218 1/2 - 18 219 3/4 218 218 1/4 - 1/2 49169 +192
JUL 05 225 226 1/2 224 3/4 225 - 1/2 55699 +113
SEP 05 234 1/4 - 33 1/2 234 1/4 232 1/2 232 1/2 - 1/2 14828 +47
DEC 05 241 1/2 - 41 1/4 242 1/4 241 241 1/2 + 0 29072 +478
            641847 +4712

 

大 豆                                             --変わらずの寄り付き、安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 528 1/2 - 28 538 521 1/2 524 1/4 - 3 3/4 14960 -3027
JAN 05 525 - 24 532 516 518 1/2 - 7 116366 +667
MAR 05 528 535 520 1/2 522 1/2 - 6 1/2 42889 -7
MAY 05 534 - 33 1/2 539 524 528 1/4 - 6 1/4 25862 +183
JUL 05 540 1/2 - 40 545 531 1/2 534 1/4 - 5 1/2 20978 +611
AUG 05 535 537 535 535 1/2 - 6 1/4 980 +0
            229287 -1532

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 15060 -50 DEC 2053 -46 DEC 300 1/4 -2 106.09 - 106.48
JAN 15150 -90 JAN 2064 -45 MAR 314 1/4 -6  
MAR 15370 -100 MAR 2080 -37 MAY 319 1/4 -2  
MAY 15570 -120 MAY 2090 -34 JUL 323 1/4 -3  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

閑散とした一日であった。若干の安値寄り付きとなった後、序盤は商業筋の積極的なプライシングもあって買い上げられたが、その勢いはあっという間に途切れ、その後は少しずつ値位置を下げていく展開が続いた。マレーシアが中国産コーンを少なくとも75,000トン買い付けたという報告や、香港で鳥インフルエンザが発生したとの報道があったことも売り材料とされた。弱気な大豆相場の影響もあって流れは最後まで変わらず、結局各限月やや安値引けとなった。12月限は0.75セントダウンの199.00として引けている。

 

(大豆) 

激しい値動きを辿る一日となった。寄り付きは前日引けとほぼ変わらずであったが、11月限のデリバリーが無かったこと、農家が売り物を出してこないことなどが期近のマーケットに影響し、序盤は11月限を中心に買い上げられた。そかしその後、10日間移動平均を上へ抜けなかったこと、INFORMAが33億ブッシェルという生産量予想を立てているというリークがあったとの噂などがきっかけとなり、マーケットは突如値を崩し出し、一方的に下げる展開が最後まで続いた。結局各限月安値引けとなり、11月限は3.75セントダウンの524.25として引けている。


 

本日ファンド筋はコーン市場では3,000枚の売り越し、大豆市場でも3,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約54,100枚のショート、大豆では約49,300枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日中西部では主に東部地域、インディアナ・オハイオ・ミシガンを中心に全体の20%の範囲で1.0インチまでの降雨を見た。気温は低め推移で高い南東部でも最高気温は60度後半までに留まった。本日から木曜にかけては特に南部・東部地域を中心に全体の45%の範囲に1.0インチまでの降雨が予想されるが、その後週末にかけては総じてドライが戻ってくるという予報となっている。木曜以降については向こう10日間ドライ中心のパターンが予想されており、これまで降雨により遅れていた収穫作業も最終段階に入ると思われる。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月9日〜11月13日) 】 

気温 降水量
イリノイ B B
アイオワ B N
ミネソタ B A
ネブラスカ N N
インディアナ B B
オハイオ B B
ミシガン B N

パターンに変化見られず。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 昨日はサンタフェ南部、コルドバ中東部、ブエノスアイレス北東部などを中心に全体の50%の感で強い雷雨を見た。雨量は2.0インチまで。向こう5日間で全体の30-40%の大豆・コーン産地を1.0インチまでの降雨が予想されている。本日の集中雷雨により一部の土壌水分は潤いを取り戻したと言われる。しかし本日、来週の予報に変化が見られ産地西部地域がよりドライ傾向になるとされている。雨の欲しいブエノスアイレス西部、コルドバ南部、ラパンパなどでの状況が懸念されている。

ブラジル : 昨日は25-30%の範囲で0.50インチまでの降雨。マトグロッソ・ゴイアスなどが中心。今後中央部・南部では土曜まで、その後日曜には北部産地へかけての雷雨前線の通過が予想されており、向こう5日間で全体の75%の範囲に2.0インチ、所によっては4インチまでの雨量が期待されている。引き続きタイムリーな降雨パターン継続が予想されている。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 250-400 430.7
コーン 1,000-1,200 1,090.0
大豆 800-1,000 925.4
大豆粕 100-200 183.0
大豆油 5-15 12.3


 

【引け後の発表】

2) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

  今週 前週
肥育用ブロイラー卵導入数      103 102
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   104 104

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

激戦となった大統領選挙は、ブッシュ大統領の再選という形で本日幕を閉じたが、コーンマーケットは非常に静かな一日であった。来週金曜日のクロッププロダクション・需給報告の発表を前に、マーケットがどこまでの数字を織り込んでいくかが、短期的な動きを決定する上での重要な要素となってくる。明後日に出されると言われるINFORMA(元SPARKS)の生産量予想も要注目である。場合によっては、これまで述べてきた値動きの予想を覆し、12月限が新安値を更新するような展開が訪れるかもしれない。(K)





(大豆)

ここにきて11月農務省発表における”予想以上に大きな”生産量への警戒感もこの下げを後押ししている。歴史的に共和党勝利の年はベアリッシュという言い方もされているが、今年の場合は史上最高の豊作見込みにてどちらが勝利しようが長期的な見方はベアリッシュに変わりはないが。 しかし来週の発表へ向けての展開がどこまでの下げを可能にするのか、ポストハーベストラリー期待から見れば来週までの値動きで今後の見方を修正していく必要も出てくる。(A)


 

 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)