米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年11月5日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                     --変わらずの寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 197 1/2 - 97 1/4 200 3/4 197 1/4 199 1/2 + 2 317308 -7644
MAR 05 209 1/4 - 08 3/4 212 3/4 208 3/4 211 3/4 + 2 1/4 175146 +5256
MAY 05 217 1/4 - 17 220 1/2 217 219 + 1 3/4 52437 +3041
JUL 05 223 1/2 - 23 1/4 226 3/4 223 1/4 225 1/2 + 1 1/2 57121 +867
SEP 05 232 234 231 1/4 233 1/4 + 2 15322 +290
DEC 05 240 - 39 3/4 242 3/4 239 3/4 242 1/4 + 2 29956 +446
            649619 +2330

 

大 豆                                      --変わらずの寄り付き、まちまちの引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 509 1/2 - 09 510 504 1/4 505 - 4 1/2 7123 -3403
JAN 05 506 - 05 510 1/2 504 1/4 505 1/4 - 1 124344 +4887
MAR 05 511 - 10 517 1/2 510 512 + 1/4 43401 -276
MAY 05 518 - 17 1/2 523 1/2 517 1/2 519 1/4 + 0 26385 +346
JUL 05 525 - 24 529 3/4 524 526 3/4 + 2 22777 +119
AUG 05 528 531 527 528 + 2 1027 -91
            232346 +1684

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 14700 -180 DEC 2027 +39 DEC 306 1/2 + 3 1/2 105.53 - 106.28
JAN 14870 -140 JAN 2037 +33 MAR 319 1/2 + 3 1/4  
MAR 15120 -110 MAR 2054 +35 MAY 325 + 3  
MAY 15320 -110 MAY 2067 +37 JUL 330 1/2 + 4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

197.00のサポートラインは堅かった。オープニング前に発表されたINFORMAによる予想は、イールド160.3、生産量117.5億BUと弱気な内容であったが、マーケットは「事実を確認して買われる」動きとなった。前日引けと変わらないレベルにて寄り付いた後はファンドによる大量のショートカバーを背景に、前半はひたすら上昇を続けた。後半は勢いを無くしたものの、各限月高値引けとなっている。12月限は2.0セントアップの199.50として引けている。

 

(大豆) 

前日引けとあまり変わらない寄り付きとなった後は、INFORMAからのやや弱気な生産量予想などもあり、週間的に値を崩し、1月限の契約安値、11月限の最近の安値を更新したが、そのレベルでは強いサポートが入り、直後に反発。序盤はテクニカルな買いにより値を上げる展開となった。セッション中盤は動きが少なかったが、11月限510セントがレジスタントとなった。そのレベルを上に抜くことが難しいと見るや、終盤にはファンドを中心としてテクニカルな売りが優勢となり、結局は一日の安値圏にて引けを迎えた。



 

本日ファンド筋はコーン市場では11,500枚の買い越し、大豆市場では2,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約58,600枚のショート、大豆では約62,400枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

昨日はベルト北東部の一部でのみ雨となったが、範囲は全体の15%程度に限られた。今日から週明けまではドライな天候が続くので、収穫作業は進捗すると予想される。気温の低下が続きそうだが、クロップに大きく影響することはなさそうである。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月11日〜11月15日) 】 

気温 降水量
イリノイ B N
アイオワ B N
ミネソタ B A
ネブラスカ B N
インディアナ B N
オハイオ B A
ミシガン B A

パターン継続。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチンでは、昨日降った軽い雨により、ブエノスアイレス州では土壌水分が改善された。現時点で乾燥懸念が大きいのは、コルドバ北部、サンタフェ州のところどころ等に限られる。しかし、らパンパやコルドバ州西部では今月中頃までにまとまった雨がもたらされなければ乾燥懸念が浮上しそうである。予報ではドライパターンが継続することになっており、生育初期段階にあるコーン・大豆に与えるストレスの程度が心配される。

ブラジルでは、今後5日間はベルト北東部のみに限られた雨が降ることとなるが、6-10日後の予報ではベルトの大部分で雨の予報が出ており、コーン・大豆の発芽期には好条件となろう。

 

本日の発表等

【引け後の発表】

1) コミットメント オブ トレーダーズ (11月2日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   51,425 ショート   46,400 ショート   32,667
大豆粕  ショート   21,038 ショート   19,100 ショート   24,084
大豆油 ショート    4,706 ショート    6,300 ショート   10,402
コーン  ショート   66,170 ショート   51,100 ショート   76,692
小麦  ショート   26,475 ショート   23,300 ショート   28,787

大豆・コーンは予想よりもショートが大きく、やや強材料。
 

2) USDA 週間ローンデータ (Oct 31 WEEK 現在) (単位:百万ブッシェル)  

【コーン】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 14.6 -9.5 0.5 0.1 1,311.8 9.4
2004クロップ 135.6 30.7 0.0 0.0 24.4 3.5

【大豆】 

  9ヶ月残高  先週比  FORFEIT計  先週比  REDEEMED計  先週比 
2003クロップ 1.3 0.4 0.1 0.0 155.2 0.4
2004クロップ 122.0 30.5 0.0 0.0 2.9 0.3

 


 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

INFORMAのイールド・生産量予想を見た時点では、ほぼ間違い無く本日中に12月契約安値を更新すると思った(実際、オープニングコールは1/2-1.00セントダウンとなっていた)が、197.00のサポートは思ったより堅く、10月の発表の日と同様このレベルを下へ抜くことはできず、マーケットはテクニカルな買いにより反発することとなった。しかし、来週の発表における生産量の上方修正に対する期待、中国の積極的な韓国向けオファーの噂、中国の生産量増加予想(中国の政府筋は128万トンと予想)などによるプレッシャーもまた重くのしかかり、本日の反発もそう大きくなかったことを考えると来週にはいよいよ新安値を更新してもおかしくない。(K)



(大豆)

現物価格の上昇・フューチャーの下落というパターンが続いている。通常、現物価格の強さは先物相場にも波及するのだが、今年の場合は、農家の売り惜しみによって現物価格が上昇している一方で、豊作を先取りして投資家がショートを積み重ねていることを背景に先物が上昇している。よって、実際に売り物が出てきたタイミングでは投資家は早めに手仕舞ってくる可能性を考えると、現在の下げはそう長くは続かないのでは、という気もする。 しかし、現時点では「豊作期待」という材料が何よりも強いので、短期的な値動きに対する予想は弱気。後は、輸出に関しては一番の得意先である中国の動向、益々存在感を増してきている南米の生産量の行方にかかってくるが、現在USDAが発表しているブラジルの生産量6450万トンという数字に関しては、「楽観的過ぎるのでは」という意見が多い。(K)


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)