米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年11月8日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                     --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 198 - 97 3/4 199 1/4 197 1/2 198 -1 1/2 306022 -11286
MAR 05 210 1/4 - 09 3/4 210 3/4 209 1/2 210 1/4 -1 1/2 188625 +13479
MAY 05 217 1/2 218 1/4 217 217 1/2 -1 1/2 52535 +98
JUL 05 223 3/4 224 1/2 223 1/2 224 -1 1/2 57343 +222
SEP 05 232 232 1/2 231 3/4 231 3/4 -1 1/2 15229 -93
DEC 05 240 3/4 - 40 1/2 241 1/2 240 1/2 241 -1 1/4 30999 +1043
            653116 +3497

 

大 豆                                      --安値寄り付き、安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
NOV 04 503 1/2 - 03 508 501 502 -3 4933 -2190
JAN 05 504 - 03 1/4 511 503 505 1/2 +1/4 124787 +443
MAR 05 510 1/2 - 11 1/2 517 1/2 510 511 3/4 -1/4 43010 -391
MAY 05 516 1/2 - 17 524 1/4 516 1/2 518 1/4 -1 26707 +322
JUL 05 525 - 24 1/2 531 1/2 524 1/2 525 1/2 -1 1/4 23572 +795
AUG 05 531 1/2 531 1/2 527 527 -1 981 -46
            231292 -1054

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 14870 +170 DEC 2012 -15 DEC 308 3/4 +2 1/4 105.50 - 105.67
JAN 14960 +90 JAN 2022 -15 MAR 322 +2 1/2  
MAR 15160 +40 MAR 2034 -20 MAY 327 +2  
MAY 15370 +50 MAY 2045 -22 JUL 334 +3 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

1-2セント下げて寄り付いた後は、動きの少ない一日となった。強気なトレーダーは契約安値のサポートを信じ、弱気なトレーダーは生産量の上方修正の可能性、収穫終盤での売り物に期待している。

週間輸出成約高は若干強気な内容となり、セッション前半は強気な相場となったが、後半は収穫進捗に対する期待などを背景に売り優勢の展開となり、前半の上昇を食いつぶす形となり、結局は各限月安値引けとなった。12月限は1.50セント安の198.00として引けている。

 

(大豆) 

先週末のフォロースルーから本日は安値スタート。1月限は寄り付き後直ぐに本日の安値503(約定安値)を付けたが直後からコレクションの積極的なショートカバーが入りセッション中盤に向けては回復基調。11時前には本日の高値511を付ける。その後は引けまでほぼ506-508を挟んだレンジ内取引に終始しそのまま取引を終了している。

週末で収穫も大方が終了したと見られ現物が引き続き市場へ出てくるという思惑は相場の頭を大きく抑え続ける。輸出市場では中国が搾油マージン悪化を理由に船積みを遅らせようとしている事、又キャンセルに動いているとの噂までも流れ本日は大きくベーシスが下落している。 本日発表の輸出検証高は39.1百万ブッシェル(先週52.6)と予想を下回った。



 

本日ファンド筋はコーン市場では1,500枚の売り越し、大豆市場では1,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約60,100枚のショート、大豆では約61,400枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部 

週末ミシガン北部では3インチまでの降雪が見られたがその他の地域では概ねドライ。今週は水・木とカンザス・ミズーリ・イリノイ南部・インディアナ南部などを中心に全体の60%に範囲で降雨が予想される。金曜には五大湖周辺の北部地域で若干の降雪も見込まれる。 週末が総じてドライだった事で収穫が遅れていた地域でも作業に進展を見る事が出来ている。ほぼ終了、という段階にまで来ている。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月14日〜11月18日) 】 

気温 降水量
イリノイ A N
アイオワ A A
ミネソタ A A
ネブラスカ N A
インディアナ A N
オハイオ A B
ミシガン A N

気温が全般的に上昇傾向となってきた。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 週末を挟み過去3日、ラパンパ南部・ブエノスアイレス南部、北東部、コルドバ南部など全体の10%に小雨がパラついた以外は全体的にドライな週末となった。今週は金曜にかけて全体の40%で0.75インチまでの降雨予想となっている。 現段階で最もドライといわれる地域はコルドバ・ラパンパ、そしてブエノスアイレス南西部となっている。向こう10日間適度な降雨は全般的に予想されるものの、上記ドライとされる地域の状況が改善するレベルには達しない見込みにて引き続き注意が必要。

ブラジル : 週末を挟み全体の55%の範囲に1.0インチまで、所によっては2インチまでの降雨を見た。今後2日間では北部産地中心に、その後火曜夜半より金曜にかけては南部から北部にかけて2.0インチまでの降雨が予想される。中心はリオグランデドスル・パラナ・マトグロッソ州など。 向こう10日間、引き続き降雨システムの到来は理想的。土壌水分も十分に潤っており作物の発芽を促進すると思われる。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  11/4の週 10/28の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  1,195.6 654.8 802.6 8,008.5 8,096.5
ダイズ  1,064.2 1,447.9 1,684.8 6,391.8 6,596.7
小麦 485.3 683.9 520.1 13,594.2 13,707.8

コーンにはやや強気、大豆にはやや弱気な発表内容となった。

 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(11/7の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  11/7の週 10/31の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 77 62 95 92
イリノイ   91 86 94 95
ネブラスカ   73 59 88 87
ミネソタ 59 45 98 92
インディアナ   86 80 79 86
オハイオ 78 61 68 77
ウィスコンシン 51 41 76 72
サウスダコタ 47 33 92 84
ミズーリ 88 85 95 96
ミシガン  63 51 49 68
主要18州平均   76 65 89 89



《大豆生産主要州の収穫進捗状況》
 

  11/7の週 10/31の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   98 97 100 99
イリノイ   90 86 97 97
ミネソタ 95 93 99 98
インディアナ 93 90 96 96
ネブラスカ 98 96 99 98
オハイオ 87 80 95 95
ミズーリ 68 62 85 89
主要18週平均 87 84 94 94

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

本日の発表が示唆するように、大産地アイオワでは未だ30%近くが未収穫となっている。本日ベルト西部のサプライヤーと話をする機会があったが、未だエレベーターに所有権が移っていない玉(農家所有の玉)が予想以上に多いという話である。12月197.00のテクニカルサポートはかなり堅いのも事実だが、収穫が終盤に差し掛かるにつれ、先物相場にも大きなプレッシャーとなってくることもまた間違いない。こないだまでの12月限のプライシング方針で正しかったのかどうか、正直まだ迷いはあるが、今週金曜日の発表が答えを出してくれるかもしれない。(K)



(大豆)

1月限。10月中旬の安値ラインがブレークされた事はテクニカルにも非常に弱く映っている。豊作期待については先月来市場へは織り込まれてきているものの、輸出サイドの材料も泣かず飛ばずで肝心の中国は逆に弱材料を市場へ提供すると言う流れに、相場もトレンドを変える力を持ち合わせない。しかしこれまでの売り込まれ方を見ても売り過剰感は確りと市場にあるのも事実。相場がここまで下げてきた事から、”4ドル見たさ”からのテクニカルな売込みが今週12日の発表前後にかけてあってもおかしくないが、ポストハーベストラリーのタイミングが意識されている事も事実ゆえ、現在のトレンドもそう長くは続かないと考える。しかし、もし現在の下落トレンドが引き続き継続する展開となれば、今年度の大底を今年中につけるという流れも考えられる。その意味では今シーズンの相場の波もこの11月の値動きによるところが大きいとも感じている。(A)


 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)