米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年11月15日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                            --ギャップを付けて高値寄り付き、高値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 203 1/2 - 02 205 202 202 1/2 + 2 1/2 253406 -10262
MAR 05 215 - 13 1/2 216 1/4 213 1/2 214 + 2 3/4 230804 +6003
MAY 05 220 3/4 - 20 1/4 223 3/4 220 1/4 221 1/4 + 2 1/2 56659 +2473
JUL 05 227 1/4 - 27 229 1/2 227 227 3/4 + 2 3/4 62392 +1419
SEP 05 234 1/4 - 34 236 1/4 234 234 1/2 + 2 1/2 16250 +255
DEC 05 241 1/2 - 41 1/4 243 241 241 1/2 + 2 34821 +1245
            656918 +1254

 

大 豆                               --ギャップを付けて高値寄り付き、高値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 536 - 33 1/2 540 533 1/2 535 3/4 + 10 3/4 274 -354
MAR 05 538 - 37 544 537 541 1/2 + 12 116360 +2034
MAY 05 545 - 44 549 1/2 544 546 1/4 + 11 47082 +3041
JUL 05 553 - 50 556 1/2 550 552 + 10 1/4 27832 +271
AUG 05       555 + 10 24550 +509
SEP 05 556 561 556 560 + 13 1391 +263
            225405 +5799

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 15370 +400 DEC 2151 +57 DEC 306 1/4 + 3 1/2 105.24 - 105.53
JAN 15470 +390 JAN 2161 +57 MAR 317 + 4  
MAR 15710 +340 MAR 2171 +63 MAY 323 1/2 + 4  
MAY 16000 +400 MAY 2172 +54 JUL 330 1/4 +4 1/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

弱気な発表から週末を挟んだ本日もまた、強気な相場となった。金曜の朝に新安値を更新するに至った相場に対する売られ過ぎ感、金曜後半の動きからのフォロースルーなどのテクニカル要因によりファンドを中心に買われ、デイリーチャート上で1セントのギャップを付けて高値寄り付きとなった後も、序盤は買い上げられた。動きの少ない中盤となった後、終盤には値を崩したが、朝に付けたギャップの上限ではファンドによる更なる旺盛な買いに支えられ、各限月高値引けとなった。12月限は2.50セントアップの202.50として引けている。

 


(大豆) 

先週金曜の弱気な内容を確認した後の高値引けにフォローする形。本日相場はギャップをつけて高値寄り付き、その後も投機筋のショートカバー優勢は変わらずセッションを通じ、大豆三品揃って力強い値動きとなった。1月限は高値で寄り付いた後は終日ほぼ535-540のレンジ内、寄り付きでつけたギャップを埋めにかかる気配もなく高値を維持したまま本日の取引を終了している。 輸出検証高は40.50百万ブッシェルと予想通りの内容となるも、上記テクニカルな動きが値動きに大きく作用する結果となった。先週初めて米国内で確認されたさび菌問題は同地域で追加の事例が確認されるなど、引き続き相場を支える材料として働いている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では16,000枚の買い越し、大豆市場では4,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約31,600枚のショート、大豆では約38,200枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

週末を挟み過去3日間。雨量は全体の10%以下、0.25インチ以下に限られた。最高気温は高い南部地域でも50度半ばまで、最低気温は北部で15度前後までの低下を見ている。向こう5日間、全体の60%で1.0インチまでの降雨が予想されている。既に殆どの収穫作業は終了しているが、遅れている北西部地域においてもむこう10日間雨量は非常に限られると見られ、問題なく作業を終了すると思われる。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月21日〜11月25日) 】 

気温 降水量
イリノイ N N
アイオワ N N
ミネソタ A B
ネブラスカ N A
インディアナ N N
オハイオ N N
ミシガン N B

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 過去3日間ラパンパ、北部そして西部ブエノスアイレス、南部エントレリオスなどを中心に1.0インチまでの降雨を見た。カバー率は全体の65%。向こう5日間でも20-35%の範囲で1.0インチまでの降雨が予想される。週末の降雨で、ドライが懸念されるコルドバ西部・北部、サンタフェ北西部などにも多少の落ち着きが確認されている。又、向こう2日間の降雨が土壌水分の改善に更に貢献するとされる。

ブラジル : 週末は全体の45%の範囲に1.75インチまでの降雨。マトグロッソ、ゴイアス、バイア、ミナスジェライスなどを中心に降雨に恵まれた。今週も再び金曜にかけて断続的な降雨が予想され、向こう5日間で全体の75%を3.5インチまでの雨量が期待される。 引き続き降雨パターンは理想的、土壌水分も十分といったところ。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  11/11の週 11/4の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  947.5 1,195.6 1,041.0 8,966.6 9,137.5
ダイズ  1,102.3 1,064.2 1,012.5 7,566.0 7,609.2
小麦 503.4 492.5 526.5 14,104.9 14,234.4

 

【引け後の発表】

2) コミットメント オブ トレーダーズ (11月9日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   60,210 ショート   57,600 ショート   39,664
大豆粕  ショート   23,730 ショート   20,500 ショート   25,718
大豆油 ショート   12,092 ショート   12,200 ショート   16,409
コーン  ショート   62,601 ショート   61,200 ショート   73,695
小麦  ショート   32,179 ショート   21,500 ショート   32,470


 

3)USDA週間クロップ・プログレス(11/14の週) 

【単位 : %】 

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  11/14の週 11/7の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 87 77 97 97
イリノイ   95 91 97 98
ネブラスカ   82 73 94 93
ミネソタ 83 59 100 96
インディアナ   93 86 88 94
オハイオ 88 78 83 87
ウィスコンシン 64 51 85 84
サウスダコタ 70 47 97 92
ミズーリ 91 88 97 98
ミシガン  75 63 65 80
主要18州平均   86 76 94 94

コーンの収穫が思ったより進捗していないことは、若干弱気に受け止められる。



《大豆生産主要州の収穫進捗状況》
 

  11/14の週 11/7の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   100 98 100 100
イリノイ   95 90 99 99
ミネソタ 99 95 99 99
インディアナ 97 93 98 98
ネブラスカ 99 98 100 99
オハイオ 92 87 98 98
ミズーリ 80 68 92 94
主要18週平均 93 87 96 96

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

本日の上昇を確認したことで、12月限の買い場は終わり、いよいよポストハーベストラリーが始まるといった感が強い。しかし未曾有の大豊作を受け、極端に値位置を上げる展開もまた想像し辛い。

本日パウエル国務長官の辞任が伝えられたが、続いてアン・ベネマン農務長官も辞任すると予想する声もまた強い。農業法の期限が2007年度クロップまでであるため、長官の交代による短期的な影響はあまり考えられないものの、新長官のバックグラウンドには念のため注意を傾けたい。というのも、アン・ベネマン長官がカリフォルニア州出身であるため、2002年農業法の内容では米(こめ)農家にとって若干有利な内容になったという指摘もあるからである。(K)




(大豆)

先週金曜の農務省発表では大方の予想通り“大きな数字”が確認された。その後相場は回復し本日の高値へ繋がっている。テクニカルに金曜の内容はbuy the factを促した。投機筋の大きな売り越しという環境下、目先の展開に下げ余地がないと判断されれば本日のような手仕舞いが加速する事となる。1月限は550が一つの目標。これが上に抜けるようであればそのショートカバーに拍車がかかり570-580あたりまでの上昇も考えられる。このように年末に向けての短期的な方向については、買い方優勢。値位置は徐々に上がる展開を予想する。(A)

 



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)