米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年11月18日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                 --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 204 1/2 - 04 204 3/4 202 3/4 204 - 1 3/4 221190 -8787
MAR 05 215 1/2 - 15 215 3/4 214 215 - 2 1/2 253952 +10192
MAY 05 223 - 22 1/2 223 221 3/4 222 1/4 - 2 1/2 59049 +398
JUL 05 229 1/2 - 29 1/4 229 1/2 228 1/4 229 1/4 - 1 3/4 65653 +929
SEP 05 235 236 1/2 234 1/2 236 - 1 1/4 16601 +56
DEC 05 243 - 42 3/4 244 1/2 241 3/4 244 1/4 - 1/2 36664 +674
            655837 +3516

 

大 豆                                 --やや安値寄り付き、高値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 552 1/2 - 51 557 549 1/2 555 + 2 110261 -1333
MAR 05 557 - 56 561 554 1/2 559 3/4 + 1 3/4 49211 +1349
MAY 05 562 1/2 - 62 567 1/2 561 1/2 566 3/4 + 2 3/4 30417 +809
JUL 05 570 - 68 574 1/2 568 572 3/4 + 2 1/4 26655 +507
AUG 05 576 577 572 576 + 2 1/2 1653 +174
SEP 05       577 + 2 324 -1
            226679 +1589

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 16010 +230 DEC 2144 -17 DEC 316 1/4 - 2 1/4 104.10 - 104.31
JAN 16160 +210 JAN 2156 -17 MAR 326 3/4 - 3  
MAR 16390 +150 MAR 2169 -13 MAY 333 3/4 -3 1/4  
MAY 16660 +120 MAY 2178 -17 JUL 339 3/4 -3  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

発表以来の上昇に対する一服感もあり、やや下げた。

週間輸出成約高は、予想レンジの下限にて、本日のマーケットにはやや弱気な材料とされた。また、USDAから「BSEのスクリーンテストにおいて陽性の可能性がある結果が出た」との発表があったこともまた嫌気され、寄り付きは前日比若干下げて取引された。しかしその後はほとんど動きの無い一日となった。昨日まで活発だったファンドのショートカバーも本日は鳴りを潜め、各限月安値引けとなっている。12月限は1.75セントダウンの204.00として引けている。

 


(大豆) 

本日も相場の先導役は投機筋のショートカバー。昨日の流れを引き継いで寄り付いた相場はアップダウンを繰り返しながらも序盤に2度本日の高値である557をつけた(1月限)。 寄り付き前の輸出成約では960,500トン(内中国向けが302,100トン)と予想の上限の数値が発表された事。農務省よりは別途116,000トンの中国向けの成約報告が市場に入った事。昨日フロリダ州でもさび菌が確認された事。そして寄り付き直前に農務省より米国内における2件目の狂牛病の疑いがアナウンスされた事など、本日の値動きを支える材料に事欠かず本日序盤の相場を作ったと言える。後半以降は勢いはなくなったものの、それでも高値を維持し前日比やや高値で本日の取引を終了している。



 

本日ファンド筋はコーン市場では1,500枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約22,600枚のショート、大豆では約27,700枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

昨日はベルと全体の30%に0.75インチまでの降雨。中心は五大湖周辺地域とミネソタ中南部、ネブラスカ北東部など。気温は引き続き平年以上のレベルを維持している。今後週末にかけては全体の75%の範囲で1インチまでの降雨が満遍なく予想される。しかし週末後半より来週前半にかけてはドライとなり、気温も平年並みに低下する見込みとなっている。明日辺りまでシカゴでも最高気温は60度半ばと暖かいが週末には20度近く気温は下落する事となる。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月24日〜11月28日) 】 

気温 降水量
イリノイ N N
アイオワ N N
ミネソタ N N
ネブラスカ N A
インディアナ N A
オハイオ B A
ミシガン B B

気温が若干戻り平年並みの傾向へと変化してきている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン :  昨日はドライ。気温は平年並みからやや低め推移。週末から来週火曜にかけては、産地の南部・西部を中心に再び降雨が予想される。中心はブエノスアイレス、ラパンパ、コルドバ南部などで全体の60%に1.25インチまでの降雨が見込まれている。作付けも順調でコーン・大豆共に3/4が終了。雨量も何とか保たれており、現時点では大きな問題とされていない。

ブラジル : 昨日はベルトの20%で0.75インチまでの降雨。マトグロッソ西部、マトグロッソドスル北西部、ゴイアス南部などがその中心となった。今後5日間もどこにでも降雨があるといったパターンが続く為、全体の45%の範囲で2.0インチまでが見込まれている。週末にかけてはややドライと言われる北部産地への降雨も期待されていることから、理想的な天候パターンとなっている。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

 

1)  USDA発表 週間輸出成約高(11月11日の週)  (単位:千トン) 

 

  週間成約高 輸出成約量累計 成約残
  今年度 来年度 今年度 昨年度 今年度 来年度
コーン 724.7 9.0 18,098.3 19,217.8 8,740.6 9.0
大豆 960.5 0.0 14,386.4 17,877.0 6,767.0 63.0
小麦 502.5 0.0 17,740.5 18,294.5 4,462.7 3.5
大豆粕 97.2 -0.3 2,445.2 2,679.0 1,924.8 56.0
大豆油 13.6 0.0 177.3 138.9 145.5 0.0



 

2)  USDA発表 週間輸出船積高(11月11日の週)   (単位:千トン) 

 

  輸出高 輸出高累計 USDA通年予想
  今週 先週 今年度 昨年度  
コーン 1,036.8 1,117.8 9,357.7 8,974.8 52,070
大豆 1,309.9 954.9 7,619.4 7,457.5 27,490
小麦 488.5 589.4 13,277.8 13,244.5 26,540
大豆粕 115.3 138.2 520.4 620.6 4,900
大豆油 9.3 5.5 31.8 37.6 500

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

本日早朝、USDAより、BSEのスクリーニングテストにてINCONCLUSIVE(結論を判定できない)のテスト結果が出たという発表があった。過去の例からも、再検査によって正式に陽性と判明したとしても国内の牛肉需要が大きく変化するとは思えないが、マーケットは一時的に弱気な反応を示す可能性があるので注意が必要。

USDAは、「今回のテスト結果は、BSEの感染例が発見されたことを意味しているわけではない。スクリーニングテストは過敏に反応しやすく、陰性のサンプルを使用しても陽性と出ることがある。今後確認のために再検査を行う予定になっている。陽性の可能性があるというだけの話なので、今回はサンプルの出所などに関する一切の情報を公表しない。再検査の結果は4-7日で判明する。そこで陽性と出れば、詳細な情報を公開することとなる。」とコメントしている。また、「米国政府は国産牛の安全性に関して自信を持っている」とのコメントも発表している。(K)




(大豆)

本日も9月中旬来の高値を更新し高値引けとなっているが、過去4日間の動きもあり1月限560ラインがひとまずのレジスタンスとして作用しそうな雰囲気となっている。短期的な下げ余地としては530辺りまでが考えられる。  本日もルイジアナで4件目、加えてフロリダでもさび菌が確認された。この幅から見てもガルフ沿岸地域各地での上陸が予想される。ルイジアナ・ミシシッピ・アラバマ・ジョージア・フロリダ・・となるが大豆の生産は限られている事、冬場の寒さから菌は死滅するとの憶測からあるアイオワ州立大農業エコノミストは影響があるにせよ0.5-1.0百万エーカーといったレベルに限られるとのコメントを出している。 本日はもう一つ農務省よりニュースがアナウンスされた。未確認ながら2件目の狂牛病の恐れのある検体が農務省検査所へ運ばれた。結果が出るまでは4-7日を要しそれまでは詳細が公表されないとされているが気になる材料である。この結果により仮にMBMの使用が全面的に禁止されるという結果となった場合には、3百万トン以上のプロテイン原料の不足に繋がり、大豆の搾油量にして約130百万ブッシェル・・となれば大きな材料となり得るが。(A)

 



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)