米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年11月22日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                 --変わらずの寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 200 - 199 1/2 200 1/4 197 1/4 197 1/2 - 1 3/4 193216 -16422
MAR 05 210 3/4 - 10 1/4 210 3/4 208 208 1/4 - 2 274121 +14570
MAY 05 217 3/4 - 17 1/4 218 215 1/4 215 1/2 - 1 1/2 62437 +1961
JUL 05 225 3/4 - 25 1/2 225 3/4 223 223 1/4 - 2 66716 +498
SEP 05 232 1/4 232 1/2 230 1/4 230 3/4 - 1 1/2 17235 +493
DEC 05 240 1/2 241 239 1/2 240 - 1/4 39508 +1756
            655997 +2866

 

大 豆                            --高値寄り付き、一旦下げるが戻して高値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 557 - 54 557 547 1/2 554 1/2 + 4 107375 +656
MAR 05 560 - 58 1/2 560 1/2 551 1/2 558 1/2 + 4 1/2 51042 +189
MAY 05 564 1/2 - 64 565 1/2 558 564 1/4 + 3 3/4 30496 +140
JUL 05 571 - 70 572 564 571 1/4 + 4 1/2 27046 +29
AUG 05 574 574 569 574 + 4 1717 +0
SEP 05 574 575 1/2 572 575 + 3 333 +9
            226764 +1307

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 15930 +110 DEC 2171 +22 DEC 302 - 7 3/4 103.06 - 103.27
JAN 16060 +40 JAN 2185 +18 MAR 312 - 7 3/4  
MAR 16280 +90 MAR 2196 +18 MAY 318 - 8 1/2  
MAY 16540 +120 MAY 2210 +15 JUL 327 1/2 - 5 3/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

金曜の引けとあまり変わらないレベルでの寄り付きとなった後は、弱気な一日となった。週間輸出検証高の数字も予想の下限に近く、売り材料とされた。また、現在再検査が行われているBSEに感染している疑いがあるとされる検体の結果に対する不安もまたマーケットには重石となっている。後半一時的に反発する場面も見られたが、12月限199セント近辺では多くの売り物が出て直ぐに戻し、結局一日のほぼ最安値圏にて引けを迎えた。12月限は1.75セント安の197.50として引けている。

 


(大豆) 

週明けいきなり寄り付きで557を三度トライ(1月限)しかし抜けきらずその後セッション中盤にかけては本日の安値付近548を何度かつける動きに。しかし狂牛病に関する報道待ちの中、容易に安値を更新するも事も出来ず。新規材料難に方向感に乏しい展開が続いたが後半になって徐々に値を戻し引け際には寄り付きでつけた高値に迫るレベルまで値を上げそのまま前日比やや高値で取引を終了している。基本的に閑散市場となった。セッション中輸出検証高が発表され数値は48.1百万ブッシェル。予想範囲を上回る内容。又先週発表の数値は3.2百万ブッシェル上方修正され43.7百万ブッシェルとなった。これで今年との累積は329.3百万と、前年同期比5%近く上回るペースとなってきている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では7,500枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約59,800枚のショート、大豆では約30,500枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

週末を挟み全体の60%の範囲に1.0インチまでの降雨。イリノイ中央部・オハイオ中央部・ミシガン中央部・ウィスコンシン中央部などがその中心となった。今週はベルト南部・東部などを中心に40%の範囲において1.0インチ辺りまでの降雨がある以外は水曜までドライ傾向。週後半は冷え込みが予想されベルト北西部においては2インチまでの積雪が見込まれている。


NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月28日〜12月2日) 】 

気温 降水量
イリノイ B A
アイオワ B A
ミネソタ B A
ネブラスカ B A
インディアナ N A
オハイオ N A
ミシガン B A

気温は低めの傾向へ。降水量は引き続き多めとなっている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン :  週末を挟み20%の範囲に1.0インチまでの降雨。中心はラパンパ。今週は向こう5日間全体の70%で1.0インチまでの降雨期待。中心はコルドバ南部・東部、ラパンパ、ブエノスアイレス南部・西部、サンタフェ中央部・南東部といった地域。今週前半の降雨、加えて6-10日予報においても降雨の見込みが出ており、目先の状況を考慮してもコーン・大豆産地共に理想的な天候パターンとなりそう。

ブラジル : 週末を挟みベルト全体の30%の範囲で3.5インチまでの降雨を見た。中心はミナスジェライス、バイア、ゴイアス中央部、マトグロッソなど。 今週も水曜までは主に北部産地、週後半は中央部・南部がその中心となりそう。全体の55%の範囲で1.25インチまでが予想。 降雨はこれまでやや少な目と指摘されていた北部産地へも届き、状況は益々改善。理想的な天候パターンといってよい。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  11/18の週 11/11の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  921.3 962.8 1,087.5 9,964.8 10,225.0
ダイズ  1,309.5 1,189.6 948.9 8,962.8 8,558.1
小麦 561.4 544.2 626.2 14,713.5 14,860.6

コーンにはやや弱気、大豆には強気な発表内容となった。

 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(11/21の週)

【単位 : %】 

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  11/21の週 11/14の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 94 87 99 99
イリノイ   99 95 99 99
ネブラスカ   90 82 97 97
ミネソタ 89 83 99 98
インディアナ   96 93 94 97
オハイオ 90 88 91 94
ウィスコンシン 75 64 92 92
サウスダコタ 87 70 99 97
ミズーリ 94 91 99 100
ミシガン  83 75 80 89
主要18州平均   92 86 97 97

ほぼ予想通りにて中立。



《大豆生産主要州の収穫進捗状況》
 

  11/21の週 11/14の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ   100 100 100 100
イリノイ   98 95 100 99
ミネソタ 99 99 99 99
インディアナ 98 97 100 100
ネブラスカ 100 99 100 100
オハイオ 95 92 100 99
ミズーリ 86 80 94 96
主要18週平均 95 93 98 98

ほぼ予想通りにて中立。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

BSEの可能性があるとされる検体の再検査の結果に取りあえずは注目される。結果が陽性で、しかも米国産牛であった場合には一時的な下げが予想される。本日の下げ要因の一つは結果に対する不安感によるものであり、陰性であった場合にはある程度の反発が予想される。 期近のショートを乗り換える動きが加速しており、12月限には暫くの間サポート要因となる。(K)




(大豆)

週明け1月限は再び557をつけるも更新できず上値の壁は再認識された。材料なしに今週の相場は下落基調、530へ向けた調整を予想する。 本日引け後に新たにアーカンソー(ミシシッピー川沿い)にてさび菌が確認されたという報道がなされた。9月に発生したハリケーン"IVAN"がそれを蒔いた種だとされる。これで11月10日の第一号以来、ルイジアナ、ミシシッピー、フロリダ、ジョージア、アラバマそして今回のアーカンソーと、既に6州でさび菌が確認されたことになる。今後引き続き調査が広がるにつれて更なる確認がなされるという可能性は強い。特にデルタ・南東部地域での拡大が懸念されている。農務省による一見解では、この菌は北緯23-30度以北では越冬出来ないともされている。それが事実であれば地域はほんの一部に限られ懸念する事態にはなることはないが、一方では米国中西部への影響は99%の可能性で考えられるという一部非常に悲観的な見方をする説があるのも事実。現段階では何とも言えないものの、今後の確認作業が相場の下値を支える材料とはなり得る。今後の進展を見守りたい。(A)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)