米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年11月24日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                 --変わらずの寄り付き、変わらずの引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 198-198 1/2 198 3/4 197 1/2 197 3/4 - 1/4 148,272 -23725
MAR 05 208 1/4 - 208 1/2 209 208 208 1/4 unch 297,650 +13175
MAY 05 216 - 215 3/4 216 1/2 215 1/2 215 3/4 unch 66714 +2316
JUL 05 223 1/4 - 223 1/2 223 3/4 222 3/4 223 - 1/4 67566 -318
SEP 05 231 - 231 1/4 231 1/2 230 3/4 231 unch 17208 -35
DEC 05 240 - 239 3/4 240 1/2 239 3/4 240 1/4 unch 41810 -373
          total 642125 -8158

 

大 豆                                         --安値寄り付き、安値引け--          

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 557 - 555 561 1/4 553 1/2 554 -7 1/4 104559 -1986
MAR 05 559 1/2 - 559 564 1/2 556 556 1/2 -8 53744 +1853
MAY 05 565 - 564 571 563 563 3/4 -6 1/2 31472 +602
JUL 05 573 - 572 577 1/2 570 570 -7 1/4 27281 -169
AUG 05 580 580 573 573 -7 1846 +81
SEP 05 578 578 578 578 -4 323 -9
          total 228566 +930

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 16110 -150 DEC 2111 -56 DEC 299 1/4 -1 1/4 102.70-102.94
JAN 16260 -130 JAN 2118 -63 MAR 310 -1  
MAR 16500 -80 MAR 2128 -66 MAY 316 3/4 +1/4  
MAY 16740 -120 MAY 2137 -69 JUL 324 1/2 -1 1/4  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

休日前ということもあって積極的にポジションを取ろうとする雰囲気は無かった。日終値とほぼ変わらずにて寄り付いた後も、動きの少ない一日となった。BSEの再検査結果が陰性と出たことがやや好感される形で前半は若干強きな相場となったが、後半には勢いを失い、前半のわずかな上げを取り崩すこととなった。大豊作と輸出需要の低迷という2つの要素が重くのしかかり、上昇力に欠けた。結局は前日比ほぼ変わらずにて引けている。12月限は0.25セントダウンの197.75。

 


(大豆) 

BSEの再検査結果が陰性と出たことは大豆・大豆粕相場には弱気な材料と捉えられ、それはそのまま寄り付きの弱さに表れた。センサスにからの搾油報告の内容もやや弱気に捉えられ、各限月前日比4-5セント下げての寄り付きとなったが、その後前半はファンドのショートカバーに勢いを得て上昇。しかしその勢いは長く続かず、後半には一転して値を崩す展開となった。結局は一日の最安値圏にて引けを迎え、1月限は7.25セントダウンの554.00として引けている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では1,000枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の買い越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約59,300枚のショート、大豆では約26,500枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

昨日はベルト南西部を中心に雨、一部では雪となった。本日もベルト南部・東部を中心に雪混じりの雨となり、金曜から週末にかけてはベルト北部で降雨・降雪が見られることとなる。

フィールドが数多く存在するミズーリ州では金曜と週明けに降雨・降雪が予報されており、フィールドワークに支障をきたすこととなる。ミズーリ州北部と中央部では雪のためにクロップがダメージを受けるケースも考えられる。ミシガン、ウィスコンシン辺りでも10日間、雨・雪が予想されており、収穫作業が遅延が心配される。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (11月30日〜12月4日) 】 

気温 降水量
イリノイ B N
アイオワ B N
ミネソタ B N
ネブラスカ B N
インディアナ N N
オハイオ N N
ミシガン B A

昨日と変わらず。暫く寒い日が続く。降水量は平年並み。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 昨日はベルトの北西部半分の地域に軽い雨が降った。しかし週末にかけては北部・西部の一部を除いて雨の範囲は限られることとなる。ブエノスアイレス州東部では引き続き土壌乾燥が懸念されるが、その範囲はベルトの10-15%に限られ、多くの地域ではコーン・大豆の初期成長にとって良好な状態が保たれていると言えよう。

ブラジル : 昨日は概ねドライな天候であったが、マットグロッソ、ゴイアス、バイア各州のそれぞれ一部に、限られた雨が降った。しかし雨の範囲は合計でベルト10%足らずであった。金曜日ベルト南部で発生する雨雲は、その後週末にかけてベルト中央部・北西部へと移動する。適度な雨により、過度にウェットな地域、過度にドライな地域共に今のところ見当たらず、初期成育期のクロップにとって良好な環境が続く。

 

本日の発表等

【寄り付き前の発表】

1) センサス搾油報告(10月分) 

(単位 : ショートトン、 オイル ⇒ 1千ポンド)

  10月(2004年) 9月 (2004年)  10月 (2003年) 
搾油量 4,678,950 3,627,051 4,384,533
粕生産量  3,428,399 2,661,571 3,232,812
粕在庫  297,429 175,317 284,674
皮生産量  270,763 211,060 229,264
皮在庫  60,463 35,420 33,160
粕・皮在庫  357,892 210,737 317,834
油生産量  1,765,218 1,390,934 1,630,765
油工場・倉庫在庫計  664,915 571,603 766,469
工場在庫(トン) 1,269,653 1,075,574 1,411,826

 

 

【セッション中の発表】

2) 週間輸出成約高 発表前の予想レンジ  

(単位 : 千トン) 

明日の予想  先週の発表数字 
小麦 350-500 502.5
コーン 700-900 724.7
大豆 600-800 960.5
大豆粕 50-150 97.2
大豆油 5-10 13.6


 

 

【引け後の発表】

3) USDA発表 エッグセット・チックプレイスメント    (単位:%)  

 

  今週 前週
肥育用ブロイラー卵導入数      101 100
肥育用ブロイラー雛鶏導入数   104 104

 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

暫くはまた揉み合い相場が続きそうであるが、12月後半か年明け辺りからは農家売りと来年の作付面積拡大予想を背景に安値を更新する展開がやってくると予想している。相場の低迷を背景にある程度は需要の喚起が見込まれるも、輸出需要に大幅な変化が見られない限り、相場の居所を大きく上方シフトさせるには至らないと思われる。逆のシナリオになるとすれば、中国によるまとまった量の輸入が行われるタイミングが突如として早まるような場合であろうが、2005年前半にそれが起こるとは考えにくい。(K)




(大豆)

BSE感染牛確認の可能性を織り込んで買い上げられた相場は結果が陰性であったことによりある程度押し戻された。豊作にも関わらず農家の売り惜しみにより現物相場がタイトであることが暫く下値を支える要因となるであろう。しかし、売り物は確実に存在する訳であり、南米の天気がこのまま順調に推移すれば年明けを待たずに値を崩す可能性もあるのではと考える。シカゴでは今日初雪が降ったが、あまりの豪雪となったため除雪が間に合わず各地で交通が麻痺、一部では停電となった地域もあるという。いよいよ冬到来、といった様相を呈している。(K)



 

弊社作成の本相場情報は、各種コメント内容を保証するものではありません。又、本相場情報により、各種商品売買を推奨する意図も全くありません。

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)