米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年11月29日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                 --安値寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 195 - 95 1/2 196 1/2 192 1/2 193 1/4 -3 3/4 75175 -45207
MAR 05 205 1/2 - 06 207 1/2 203 3/4 204 3/4 -2 1/4 317295 +8972
MAY 05 213 - 13 1/2 214 1/2 211 1/4 212 1/2 -2 1/4 71942 +2485
JUL 05 220 3/4 - 20 1/2 222 219 1/4 220 1/4 -1 3/4 68529 +1213
SEP 05 230 1/2 - 30 230 1/2 227 1/2 227 3/4 -2 1/4 17653 +342
DEC 05 238 - 38 1/2 239 1/2 237 237 1/2 -1 3/4 42443 +357
            596201 -31662

 

大 豆                         --ギャップを付けて安値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 544 - 43 544 535 539 1/2 -9 102760 -3014
MAR 05 546 - 45 1/2 546 537 1/2 540 3/4 -10 1/2 56613 +1273
MAY 05 552 1/2 - 53 553 544 546 1/2 -11 1/2 32510 -132
JUL 05 560 - 61 561 552 553 1/2 -11 3/4 27246 +146
AUG 05 555 1/2 558 555 1/2 556 1/2 -12 1914 +55
SEP 05 564 564 559 559 -12 324 +1
            230840 -1770

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 15690 -430 DEC 2027 -0'47 DEC 287 -4 1/4 102.87-102.58
JAN 15820 -410 JAN 2047 -0'41 MAR 300 1/2 -2 1/2  
MAR 16100 -400 MAR 2061 -0'37 MAY 306 1/2 -2 3/4  
MAY 16370 -380 MAY 2077 -0'40 JUL 313 1/4 -3 1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

1-2セント下げて寄り付いた後も、ほぼ一方的に下げる展開が最後まで続いた。休み明けということもあり積極的にポジションを取ろうという動きが弱気に出たこと、週間輸出成約高が予想されていたよりも低い数字であったこと、加えて、BPI(Baltic Panamax Index)が年初以来の高値を付けていることが、米国産コーンの競争力、特に中国産と比較した場合の競争力の低下を招いているのではと懸念されていることが重石となっている。明日の12月限1st Notice Dayを控え、大目のデリバリーが行われるのではないかという予想もまたプレッシャーとなった。結局、各限月契約安値を更新しての安値引けとなっている。3月限は2.25セントダウンの204.75として引けた。

 


(大豆) 

夜間取引より弱含んでの値動き。そのままギャップをつけての安値でスタートとなる。寄付きが本日の高値となりその後10時過ぎには本日の安値1月限535をつける。その後は一進一退の展開で537-539といった非常に狭いレンジ内取引が終盤まで続き、そのまま取引を終了している。セッション序盤発表の輸出検証高は34.341百万ブッシェルと市場予想上限をやや上回る数字となったがインパクトは薄かった。ブラジルではサフラス社が大豆作付け進捗76%と発表(昨年同期80%)。 基本的に材料難。ホリデーウィークが終了して戻ってきた投機筋が新規にショートを立てる動きなどに圧され本日の安値相場となっている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では10,000枚の売り越し、大豆市場では3,000枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約80,300枚のショート、大豆では約28,400枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

週末を挟み過去3日、ベルトの85%の範囲で0.75インチまでの降雨。広い範囲で満遍なくといった分布となったが特にミズーリ中央部・北東部、イリノイ中央部、北東部、インディアナ、ミシガンなどでは纏まった降雨・降雪となった。今週は向こう5日間で全体の40%に1.0インチまでの降雨、降雪量としては1-3インチが予想される。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (12月5日〜12月9日) 】 

気温 降水量
イリノイ N N
アイオワ N B
ミネソタ A B
ネブラスカ B B
インディアナ N A
オハイオ N A
ミシガン A N

 

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン :過去3日間で全体の40%前後の範囲に0.50インチまでの降雨。中心はブエノスアイレス中央部、サンタフェ中央部、コルドバ北部など。コルドバ中西部・サンタフェ北西部・ブエノスアイレス東部という地域を除いては、今月非常にタイムリー且つ十分な降水量を得る事が出来ている。今週も各地で降雨が予想されており、予想通りの雨が降ればベルと全体でドライとされる地域幅は10%程度にまで狭められることになりそう。引き続き良好なパターン継続の見込み。

ブラジル : 過去3日間、全体の70%の範囲に1.5インチまで(ところによっては5インチまでの降雨を見た。特にマトグロッソ中央部・南東部、ゴイアス南西部などでは纏まった雨量となった。今週も金曜にかけて北部では毎日雷雨のチャンスあり。、向こう5日で全体の40%に2.5インチまでが期待される。 現時点でドライ傾向にある地域はバイア北部、ミナスジェライス北部、ゴイアス東部となっているが今週の降雨はこれら地域をもカバーする可能性が高いと言われる。今週は南部産地地域がややドライ傾向となるが来週見込まれる降雨によって再び土壌は潤う事となろう。 生育状況共に全く問題ない。

 

本日の発表等

【セッション中の発表】

1) 農務省輸出検証高 (単位 : 千MT ) 

 

  11/25の週 11/18の週 昨年同週  今年度累積  昨年度累積 
コーン  679.2 909.0 972.8 10,631.7 11,197.8
ダイズ  934.6 1,328.1 1,079.0 9,969.1 9,637.1
小麦 329.6 577.5 427.1 15,059.2 15,287.7

コーンには弱材料、大豆には若干の強材料となった。

 

【引け後の発表】

2)USDA週間クロップ・プログレス(11/28の週)

【単位 : %】 

《コーン主要産地の収穫進捗状況》

  11/28の週 11/21の週 昨年同期   5年平均  
アイオワ 97 94 100 100
イリノイ   98 98* 99 99
ネブラスカ   93 90 99 99
ミネソタ 91 89 99 99
インディアナ   98 96 97 99
オハイオ 95 90 98 98
ウィスコンシン 83 75 98 97
サウスダコタ 93 87 100 99
ミズーリ 98 94 100 100
ミシガン  91 83 88 94
主要18州平均   95 92 99 99

 

 

3) コミットメント オブ トレーダーズ (11月23日現在) (単位:枚)  

 

  オプション含まず  ⇔ 市場事前予想  オプション込み 
大豆  ショート   24,457 ショート   29,600 ショート    5,988
大豆粕  ショート   20,317 ショート   16,600 ショート   22,357
大豆油 ショート     4,002 ショート    3,400 ショート    8,286
コーン  ショート   63,317 ショート   58,300 ショート   77,834
小麦  ショート   24,586 ショート   29,800 ショート   23,316

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

現在ファンドのネットショートは80,000枚に達していると予想されるが、これは、コミットメントオブトレーダーズによる過去最高記録63,317枚を遥かに上回る数字となっている。このことは通常であれば収穫終了後の季節的な動きと相まって相場には大きなサポート材料になるのだが、史上最高の大豊作に加えて海上運賃の高騰までもがプレッシャーとなり、値崩れに歯止めが掛からなくなってきている。3月限が2ドルを割るのは年が明けてから、と思っていたのだが、時を待たずに2ドルを割り込みそうな雰囲気が漂い出した。(K)

 




(大豆)

材料難に大きく値を下げる展開。20日・50日の移動平均線は持ち堪えるもいかにも弱い週の滑り出しとなった。先週560を上に抜けるもその後が続かなかった事から、6ドルへの道のりは非常に険しいという点が市場で確認される事となった。年末に向けては1月限で530-550あたりをレンジの中心に比較的狭い値動きをしながら、南米の進捗或いは中国の今後の動きなど、新規材料待ち、といった展開か。(A)



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)