米国トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2004年11月30日

 

 

本日の相場 

とうもろこし                                 --変わらずの寄り付き、安値引け―

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT  
DEC 04 193 1/4 - 93 1/2 194 192 1/4 192 1/2 -3/4 37471 -37704
MAR 05 205 1/2 - 04 3/4 205 1/2 203 1/2 203 3/4 -1 339315 +22020
MAY 05 213 - 13 1/4 213 1/4 211 211 1/4 -1 1/4 74082 +2140
JUL 05 220 1/4 - 20 1/2 220 3/4 219 219 1/4 -1 69029 +500
SEP 05 228 - 27 3/4 228 1/2 227 1/4 227 1/2 -1/4 18455 +802
DEC 05 237 - 37 1/2 238 237 237 1/2 UNCH 43692 +1249
            585310 -10891

 

大 豆                                    --やや高値寄り付き、安値引け--

  OPEN HIGH LOW SETTLE CHG OPEN INT CHG
JAN 05 540 1/2 - 39 540 1/2 532 1/2 534 3/4 -4 3/4 102606 -154
MAR 05 541 - 40 541 534 1/4 536 -4 3/4 59968 +3355
MAY 05 547 1/2 - 47 547 1/2 540 1/2 543 1/2 -2 3/4 33131 +621
JUL 05 554 - 53 1/2 554 1/2 548 550 3/4 -2 3/4 27234 -12
AUG 05 551 553 1/2 551 553 1/2 -3 1928 +14
SEP 05 555 1/2 555 1/2 553 1/2 553 1/2 -5 1/2 324 UNCH
            234978 +4138

 

  MEAL CHG   OIL CHG   WHEAT CHG NY-YEN
DEC 15420 -270 DEC 2062 +0'35 DEC 289 3/4 +2 3/4 102.46 - 103.09
JAN 15560 -260 JAN 2070 +0'23 MAR 301 1/4 +3/4  
MAR 15730 -370 MAR 2090 +0'29 MAY 307 1/4 +3/4  
MAY 15970 -400 MAY 2096 +0'19 JUL 313 3/4 +1/2  

 

 

 

本日の相場の動き

 

(コーン)

本日も各月で契約安値を更新することとなった。そのことがテクニカルな売り物を誘発している他、海上運賃の高騰もまた相場の重石となっている。

First Notice Dayの受渡通知は1,779枚と事前の予想を上回ったことはやや弱気な材料となった。前日引けとほぼ変わらない寄り付きとなった後は、若干弱気な、しかし大きな値動きの無い状態が一日の大部分を占めた。しかし、引け際には各限月もう一段値を下げ、安値引けとなった。中国が韓国に60,000-100,000トンの売り成約を付けたとの噂が流れたことが引け際の下げの一要因となったと考えられる。商業筋の買いもそれなりに出ているものの、相場を押し上げる力とはなっていない。3月限は前日比1.0セント安の203.75として引けている。

 


(大豆) 

本日も寄付きで今日の高値をつける。相場の流れは昨日のフォロースルーとなりテクニカル中心。右肩下がりでずるずると値を削る展開。1月限安値532.50はセッション後半になり3度つけたが本日のところは持ち堪えられた。セッション中には大豆主産地であるミズーリ南部においてかび菌が確認されたというアナウンスがされたものの、現在の相場は無頓着、結局反応する力もなく再び安値で取引を終了している。大豆粕は12月限受け渡し通知日(初日)となったが、240ロットという数字は予想以上となりネガティブな動きを助長する事となった。韓国が本日52500トンの米国産大豆の成約を行っている。



 

本日ファンド筋はコーン市場では6,000枚の売り越し、大豆市場では1,500枚の売り越しであったと見られる。ファンドネットポジションは、 本日現在コーンで 約86,300枚のショート、大豆では約29,900枚のショートとなった模様。(推定)

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部  

昨日はベルトの35%の範囲に0.50インチまでの降雨を見た。ミズーリ南部、イリノイ、インディアナなどがその中心となった。積雪は2インチまで。明日にかけては引き続き同程度の範囲で降雨降雪が予想される。週後半から週末にかけては概ねドライとなるが気温は平年並みからやや低め推移となる。



NWS 米国各産地6-10日間予報 (12月6日〜12月10日) 】 

気温 降水量
イリノイ A A
アイオワ N A
ミネソタ A A
ネブラスカ N B
インディアナ A A
オハイオ A A
ミシガン A A

気温・降水量共に平年以上の傾向になってきている。

 

米国土壌水分地図および14日後予測.

 

アルゼンチン・ブラジル

アルゼンチン : 昨日は全体の10-15%の範囲で0.10-0.50インチまでの降雨。中心はブエノスアイレス南部・東部、ラパンパ中央部などが中心。気温は平年並みからやや高め推移となった。今週後半予想される降雨、そして6-10日予報で見込まれる降雨システムの到来は、引き続き作物の順調な成長を支える要因となってくると期待される。

ブラジル : 昨日は全体の25%で1.0インチまでの降雨、マトグロッソ中央部・北部、ゴイアス、バイアなどが中心となった。気温はほぼ平年並み推移が続いている。引き続きこの雷雨システムはベルト北部を中心に継続見込みにある。今週に限って言えば南部への降雨が限られるが、来週になれば南部へも再び前線が降りてくる見込み。 全体としては理想的な展開が続いている。

 

本日の発表等


 【引け後の発表】
 

1) ブリッシュコンセンサス 

 

11/30/04 11/23/04 11/16/04 11/9/04 11/2/04
大豆  37 40 38 35 36
大豆油  32 37 34 31 33
大豆粕 34 36 35 33 34
コーン  19 20 18 16 15
小麦  25 24 27 25 24

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)
 

季節的な反発は期待し辛く、横ばい、もしくは緩やかに下げる展開が続くと予想する。

空前の大豊作、輸出の不振が心理的材料として重くのしかかり、弱気な展開が続いている。12月の需給報告では供給面の変更が加えられる可能性が極めて少ないため、市場の注目は需要面に集まりつつある。しかし、主に輸出需要の不振が理由となり、総需要の下方修正、期末在庫の更なる上方修正を予想する声が高まってきている。(K)

 




(大豆)

流れは弱い。市場では先週火曜の高値がこの秋の高値であるとみなす方向へ益々傾いてきており、投機筋を中心に新規の売りがより入りやすい環境となってきている。先週からの相場の流れを見る限り確かに目先は引き続き下落基調だといわざるを得ない。本日はセッション中にミズーリ最南端に位置するPemiscot, New Madrid郡でさび菌が確認されたが値動きへの影響はなかった。今年度産への影響はない、と市場でも割り切られてきている様相である。セッション後には更にサウスキャロライナ州においてもさび菌の確認がなされている。 上記さび菌関連・ポストハーベストラリーへの期待を除けば、現在は弱材料ばかりが目立つ。南米では作付け作業も終盤にかかっているが現時点ではほぼ理想的な天候パターンが続いている点。農務省発表では世界の油糧種子期待在庫は約66百万トンと昨年度比較23百万トンちかい上乗せとなっており潤沢そのもの。需要サイドへの期待としては中国となるが、大いに材料視された昨年度とは状況が大きく異なる。プラス現在海上運賃は再び史上最高のレベルを目指し始めておりアジア方面向けの輸出期待など考慮した場合には当然ネガティブな材料となってくるのも事実。背景には米国史上最高の豊作があり、これらファンダメンタルズにより相場の頭が抑えられるのもわかる。そんな中市場のこれまでの期待が季節要因からのテクニカルな展開(ポストハーベストラリー)であったが“それもつけた”と判断されたとすれば益々材料難となってくる。一方的な展開は期待しないものの、年末に向けては560レベルを頭に5ドル前半にかけてのレンジ内取引といった雰囲気となってきた。(A)

 



 

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(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)